こなたま（CV:渡辺久美子）さんMyoyoShinnyoの「北朝鮮のロケット打ち上げを「ミサイル」「事実上のミサイル」と「報じなければならない」日本のタテマエやハイコンテクストって、人に説明するの難しいよな。」

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

北朝鮮のロケット打ち上げを「ミサイル」「事実上のミサイル」と「報じなければならない」日本のタテマエやハイコンテクストって、人に説明するの難しいよな。

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

まず大前提に日本人の軍事アレルギーがある。そして、ロケットとはミサイルであり、ミサイルとはロケットであるというぶっちゃけ事実がある。だがしかし、日本は宇宙開発のためにロケットの軍事的側面を否定し続け、国民にもそう説明してきた。

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

人工衛星の打ち上げ技術とは大陸間弾道弾を打ち上げる技術であり、人工衛星の打ち上げ技術を保有する日本は大陸間弾道弾の打ち上げ技術を持っているのである。が、それを日本国民が自覚してしまうと、宇宙開発ができなくなりかねないほどの動揺を国内にもたらす。

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

北朝鮮が人工衛星の打ち上げ技術に磨きをかけようとしているのは、世界中のどこにでも原爆を落とせるようにする大陸間弾道弾の打ち上げ技術の保有のためであるし、その点は誰も否定しないのだが、日本は北朝鮮の目論みを喝破するために「ロケット」すなわち「ミサイル」である、という論理が使えない

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

それを言ってしまったら最後、「じゃあ日本もミサイル持ってるじゃないか」となるから

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

なので、北朝鮮がどんなに平和的な目的をタテマエに掲げても「ミサイル」「事実上のミサイル」と呼称するしかない。国連安保理は平和目的だろうが軍事目的だろうが北朝鮮の「ロケット」打ち上げを禁止しているので、何のうしろめたさもなく日本は北朝鮮を批難できるはずだが、「ロケット」とは呼べない

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

ロケットでもミサイルでもとにかく宇宙空間に物体を到達させる行為を国際社会は禁じているのに、日本はおもに国内の事情によってストレートに批難できない。歯がゆい。この国内と国外の論理の不均衡・不一致というのは、日本の近現代史においては重大な事故を招くよくあるパターンだけに。

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

この「ミサイル」と「ロケット」の実質的な違いの無さというのを指摘すると、「いや弾道弾には再突入の技術が必要だし」「いや即応性がないと意味ないし」と、どこまでも「違い」を見つけ出そうとする人もいる。でもなぁ……説明して「なーんだ、そうかー」って納得すると思うかい？ 日本国民が。

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

しねえよなあ。そこまで頭よくないよなあ

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

「ロケットとは、ミサイルである」というシンプルな事実にいったん気づかれてしまったらもう終わりだからこそ、衛星のっけてても「ミサイル」「事実上のミサイル」なのだろ。

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

ロケットはミサイルだし、ミサイルはロケットなのに、北朝鮮のロケットはミサイルなんだと言い張る日本はマヌケだなゲハハ！ と嘲笑いたいわけじゃない。わかっててもそうできない事情というのを説明したつもり。そして「国内と国外の論理の不均衡・不一致」に生理的嫌悪に近い歯がゆさがあるってコト

こなたま（CV:渡辺久美子） @MyoyoShinnyo

ほんとーに、どうすりゃいいんだろうね。そしてどうなるんだろうね