ラトゥーシュに関するツイート

ぼくが『経済成長なき社会発展は可能か』を読みながらツイートしたものや、書評から切り貼りしたものとトゥギャッターで検索したもの
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tu-ta @duruta

Togetter http://togetter.com/li/93617でのラトゥーシュに関するまとめですが、編集は誰でもできるようにしてあります。追加、歓迎します。また、訂正すきところがあれば、削除するのではなく加える形で訂正してください。

2011-01-30 08:59:14
tu-ta @duruta

ラトゥーシュは、現代の社会を「悪魔の輪舞を踊り続ける消費社会」と位置付け、それが存続するための3つの条件を挙げ…「消費欲を刺激する宣伝広告、消費手段である信用貸し付け、そして需要を更新するために生産物を短いサイクルで計画的に使用不可能とすること」(懐かしい未来メルマガから)

2011-01-18 04:36:14
tu-ta @duruta

懐かしい未来からのメルマガ 創刊第2号http://bit.ly/fhNxz2 これとアマゾンの書評でかなり読んだような気になれるセルジュ・ラトゥーシュさんの著書『経済成長なき社会発展は可能か? <脱成長>と<ポスト開発>の経済学』

2011-01-18 04:40:01
tu-ta @duruta

「85%(の社長)が、広告は「頻繁に」人々に不必要なものを購入させる効果を持つと断言し、(中略)さらに51%の社長が、広告宣伝は人々に本当は欲しくないものを買いに走らせると言っている。宣伝広告によって基本的なニーズが忘却されるのだ。」http://bit.ly/fhNxz2 から

2011-01-18 04:41:48
tu-ta @duruta

…コスト・キラーを英雄視し、経済的負担を最大限外部化し、重荷を労働者、下請け企業、南側諸国、顧客、国家、公共サービス、将来世代に巧妙に転嫁できる経営者がよ き経営者…」…日産のゴーン社長…経営立て直しの柱は地獄のリストラ…そして、8億とも9億ともいわれる年収を手に(前と同じ)

2011-01-18 04:46:26
tu-ta @duruta

1998年の国連開発計画の報告書によれば、1950年以来、世界の富は6倍増加…が、…174ヶ国のうちの100ヶ国の住民の平均所得は…減少…世界の最も裕福な3人が所有する資産は、最も貧しい48ヶ国の国内総生産を合計した額よりも大きい!http://bit.ly/fhNxz2 から

2011-01-18 04:52:44
tu-ta @duruta

新自由主義とグローバル化…下記の問題を■南北間、ならびに各国内部において拡大する不平等…■南側諸国で増加し続ける債務。この債務が、自然環境の搾取、子どもを含めた人々の隷属と奴隷化の再開■生態系の破壊、地球規模の汚染■福祉の脆弱化、…社会保障システムの解体…(前の続き)

2011-01-18 04:58:14
tu-ta @duruta

前述したネオリベ・全球化が引き起こした事態に、(多くの)反グローバリズムの論客も、政治家も、南側諸国の「開発」が必要である、という…しかし、その解決策は「経済の離陸」を南側諸国で起こすことが目的であり、北側諸国の後追いをさせようとしているに過ぎず、逆効果(の場合が多い)

2011-01-18 05:05:43
tu-ta @duruta

《南北がともに、持続可能性を手にするには、<脱成長>戦略しかない》 では、<脱成長>とは何か?  詳しくは『経済成長なき社会発展は可能か?――〈脱成長〉と〈ポスト開発〉の経済学』(作品社)を。概略は懐かしい未来からのメルマガ第2号http://bit.ly/fhNxz2 

2011-01-18 05:12:06
tu-ta @duruta

<脱成長>とは、「耐え難い不平等によって悪化する極貧生活に戻ることではなく、生きられた経験として現れる充足した生活を手に入れること」です。つまり、共に生きることの喜び(イリイチのコンヴィヴィアリティ…)を至上の財産とする社会http://bit.ly/fhNxz2 から

2011-01-18 05:14:28
tu-ta @duruta

成長を約束できない成長社会ほど危険な社会はない。われわれが自らの社会がたどってきた道筋を変えないかぎり、社会と文明の…後退は必ず起きる。ゆえに<脱成長>は「<脱成長>社会」においてのみ、つまり…別の論理に基づいた体制においてのみ思考可能…選択肢は「<脱成長>か野蛮か」

2011-01-18 06:00:59
tu-ta @duruta

ラトゥーシュは以下のことではダメだと言っている。1、国家による市場経済の制御/調整や贈与と連帯の論理による経済のハイブリット化といった、多少なりとも強力な治療薬の投与によって「悪い経済」を「良い経済」に置き換えること (続く

2011-01-20 17:29:06
tu-ta @duruta

続き)―つまり、経済成長や開発・発展を環境に優しいものにしたり、社会的なものにしたり、あるいは公平なものに塗り替えることで、悪い成長・悪い開発・悪い発展を、良い成長・良い開発・良い発展に置き換えること―  そうではなく*、経済から抜け出すことが重要だという。やっぱりラディカルだ

2011-01-20 17:30:10
tu-ta @duruta

《「開発」「発展」という言葉は、それにどのような形容詞を纏わせようとも有害なものである》(142p)と『経済成長なき社会発展は可能か?』(ラトゥーシュ)に書いてある。やっぱり、この本のタイトルに『社会発展』という言葉を持ってきたのは間違いだと思う。

2011-01-22 04:03:26
tu-ta @duruta

《「開発」「発展」という言葉は、それにどのような形容詞を纏わせようとも有害なものである》『経済成長なき社会発展は可能か?』から。ちょっと違うか(笑  RT @yu_ichikawa: 経験は多少関係あると思う。でも全ての子が開発されるはず!っていうのも何か違う気もする。

2011-01-22 05:00:14
tu-ta @duruta

『経済成長なき社会発展は可能か?』から:われわれが希求するもう一つの世界が現に暮らしている世界とは異なるものであるためには、今こそわれわれの想念を脱植民地化する時期ではないだろうか。もう一つの世界を実現するのに、あと30年も待つことはないだろう

2011-01-22 09:27:20
tu-ta @duruta

『経済成長なき…可能か』から:自由な市民社会と専制政治の双方に…、自発的な服従の中での享楽が存在…これら二つの服従形態の間の微妙な境界線は依然として問題含み…微妙であり…問題含み…というのは、「消費」活動において、人間を尊重する道具の使用法と…尊重しない使用法との間にある境界線

2011-01-23 02:54:02
tu-ta @duruta

続き)以上に述べた二つの形態に明確な違いが生まれるのは、互酬性の存在とその上手な活用において…。民主主義社会が永続的に取り組まなければならぬ多くの挑戦の一つはまさにここにある。ゆえに「共愉の倫理(コンヴィヴィアリティ)」が重要となる。(ラトゥーシュ183-4p)

2011-01-23 02:58:23
tu-ta @duruta

『経済成長なき…可能か』に「地域に根差した〈脱成長〉(デクロワサンス)は、政治的革新と経済的な自律性の二つの相互依存的な側面を擁する」とある。問題はこれを可能にするのはどのような営みかということだろう。

2011-01-23 11:32:53
tu-ta @duruta

『経済成長なき…可能か』から:…このようなローカルなプロジェクトは地域に深く根差しながらも閉鎖的でも自己中心的でもなく、「むしろ逆に、開放性、さらには(域外の他者に)贈与することや受け入れることといった寛容さを前提とする」

2011-01-23 13:49:20
tu-ta @duruta

『経済成長なき…可能か』から:…シングルトンによれば、…地域と共同体について語るものは「ファイズム、ナショナリズム、男性優位主義、家父長主義、…などなど、大文字の近代が排斥したあらゆる名前によって扱われるリスクを負う」190p

2011-01-23 17:48:26
tu-ta @duruta

『経済成長なき…可能か』から:筆者が考察するに、南側の社会は、未だ時間が残されているならば「包囲網の解体・変容」―つまり自らを別の形で構築するために、目の前に立ちはだかる障害から自らを解放していくこと―ができるだろう。204p

2011-01-23 21:45:57
tu-ta @duruta

さっきの続きにラトゥーシュは「何よりも明らかなことは、北側社会における〈脱成長〉(デクロワサンス)は、南側諸国においてあらゆる形態のオルタナティブを実現するための条件であるということだ」と書いているのだが、南が今でも置かれている植民地的な情況を南の諸国はいつまで許容し続けるのか?

2011-01-23 21:51:20
みなみ👀認識ブロガー @kei_minami

経済成長なき社会発展は可能か?――〈脱成長〉と〈ポスト開発〉の経済学 セルジュ・ラトゥーシュ http://t.co/Ml3ctXp ちょと難しかったけどかなり読み入っちゃった

2011-01-23 21:57:52
tu-ta @duruta

ラトゥーシュ本から孫引き:ボードリヤール「西洋文化は、世界の他の地域が追いつきたいと望むことによって・の・み・維持される」(強調部分はぼく)

2011-01-24 00:14:49