倉子のクリスマス

キャンジャニ学園×関ジャニ∞ @canjani8kanjani

1 『裕にーちゃん！メリークリスマス！』 パァン！ 「うわっ！？」 狙撃されたんか思た。 慌てて飛び起きたら、ベッドの隣で満面の笑みの倉子。 クラッカー持ってニコニコ覗き込んどる。 『へへ...来ちゃった』 んあ…俺また寝坊した？ 時計の針は待ち合わせの3時間も前。

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2 「...朝やん」 『早く会いたかったんだもん』 そんな可愛いこと言うてるけど、限度っちゅーもんがな…。 何なん？寝込み襲うん趣味なん？ 俺昨日バイトで遅かってん。 もーちょっと寝たいんやけどな…。 「ぐえっ！？」 肺が押されて蛙が潰れたみたいな声出た。

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3 またウトウトしだしてた俺の上に勢いよく乗っかってきて不満げに見下ろす。 「重い...」 ボソリ呟いた俺の頭を軽く叩いて、ほっぺにチュッて。 『ねぇ…起きてよぉ...』 ユサユサ。 『ゆーにーちゃーん』 「んー…」 『んもー』 なんか大人しなった。 諦めた？

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4 何やゴソゴソ音するけど？ そーっとうっすら目を開けて様子を伺う。 「ッ！？」 そんで思いっきり目見開いた。 ベッドの下には長いコートが落ちとる。 そんで今俺の上に乗っかってんのは…。 『メリークリスマス！裕にーちゃん！サンタデリバリーでーす！』

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5 口ぱくぱくさせて声も出ない俺を見て、ちょっと不安そうな顔の倉子。 『...似合わない？』 や...めっちゃ似合うで？ めっちゃ可愛いし…でもお前そのカッコでここまで来たん！？ 赤い布と白いフワフワで大事なとこだけ隠したきわどい衣装。 てか、着てないとこの方がほとんど。

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6 パンツ見えそうなくらい短いスカートからは生足が伸びて俺の体を跨いどる。 死ぬほどエロいサンタ。 あの...風俗ですか、もう…？ 『…変？』 や...どう考えても変な状況やけど、でも...。 「...可愛い」 ぽろっと本音が出てもーて。

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7 それ聞いた倉子が溶けそうなくらい嬉しそうに笑うから、また可愛い…って。 誘われるまま、そっと足に触ってみた。 すべすべ。 クスクス笑う倉子。 あー...ヤバい。 もう眠いどころじゃないわな。 起きてます、ギンギンに。 勃ち上がったソレが倉子を突っついた。

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8 楽しそうに腰揺らして擦り付けて、唇舐めて俺を見る。 赤い舌がやけに扇情的で目が釘付けになった。 『ゆーにーちゃ…』 熱っぽく呟いて、手がスカートにかかる。 それをゆっくり持ち上げてく。 『み、て、…』 熱く息を吐いて、震える手であらわになった倉子の下半身。

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9 役に立ってんのかわからんくらい小さい布地にレースとリボンの真っ白な下着。 脇を細い紐で結ぶようになってるやつ。 『...ほどいて？』 「…、えっ？」 『これ…』 俺の手を取って緩く結わえてある結び目に誘導する。 その端っこを軽く引っ張ると、簡単にほどけてパサって落ちた。

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10 『あげる』 「ッ、あ…？」 『クリスマスプレゼント』 プレゼントって...下着が？それとも…？ 目の前の黒い茂みを凝視する。 その奥のピンクの柔らかい肉。 何度も触れた、熱くてぬめったメチャクチャ気持ちいい倉子の、…。 ガチガチのチンコが反応する。 ゴクリと喉が鳴った。

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11 「ふあっ！？」 急に握られて変な声出た。 後ろ手に扱きながら見下ろす。 『これ…どうして欲しい？』 どうしてって…あ、っ...でも…。 緩急つけて扱かれて思考がまとまらん。 コイツどんどん上手くなる。 誰か別のやつで練習しとるんちゃうん？ そんなこと思ってまう。

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12 『ゆーにーちゃん…？』 そんな声で煽らんといてや。 アカンねんって、まだ…。 ちゃんと…ちゃんと...何やっけ、もう気持ちよくてわからん。 『どこに...出したい？』 あぁ...もう...。 腰が勝手に動く。 最後の理性を総動員して手を動かした。

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13 『…？ゆーにーちゃ…？』 チラチラ肉が見え隠れするソコを通り過ぎて、倉子の唇に触れる。 「...ここ、ッ、...」 その瞬間、手の動きが止まって泣きそうな顔になった。 唇をギュッと噛んで睨みつけられる。 『ゆーにーちゃんの…』 「ッ…！？」

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14 『ゆーにーちゃんの意気地無し！』 キッと涙目で叫んで、勢いよく飛び降りる。 そして俺のズボンとパンツ一気に下ろして口に咥えた。 「うわっ！」 いきなりトップスピードのバキュームフェラ。 頭がビリビリ痺れてあっという間に射精感が込み上げてくる。

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15 「うっ、わっ、あぁっ...」 情けない声も止まらん。 閉じた目の瞼の裏にエロいサンタが見える。 今咥えてんのは、その。 堪らず、腰を動かして喉奥に突っ込んだ。 それを更に吸い上げられて…あっという間にイってもーた。 「うぁっ...あっ、あっ…」

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16 精液がドクドク流れるのに合わせるように吸われて、ぐったりと身を投げ出す。 文字通り、搾り取られた感じ。 もう一滴も残ってへん。 口開けてハーハー息してたら、倉子がまた上に乗っかって来てキスしてきた。 そんで。 「ん゛ん゛っ！？」 目、白黒させて飛び起きた。

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17 舌と一緒に流れ込んできたヌルッとした液体。 口中ビリビリして苦くて変な味してとにかく気持ち悪い。 倉子を跳ね飛ばしてベッドから転げ降りる。 「ガッ...ハッ…！」 全速力で洗面所に駆け込んで、吐き出して死ぬほどうがいした。 これ…これキッツいで倉子...！？

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18 振り向くと、そこには誰もいなかった。 「倉子？」 コートも鞄も残したまま、もぬけの殻。 ハッと見ると靴だけ無い。 玄関扉が少しだけ開いてた。 アイツ…アイツ、あのカッコのまま出て行ったん！？ 思いついてめっちゃ焦る。 アホか！ヤバいやん！

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19 慌てて俺と倉子のコートを手に持つ。 そん時目に入った、脱ぎ捨てられた下着。 …あぁっ、もうっ！ホンマにアイツはっ！ 靴を履いて外に飛び出す。 まだ遠くには行ってないはず。 あんな格好で何も持たずにどこにも行かれへん。 てか寒いやろ！ 変なんにつかまったらどうすんねん！

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20 ふと子供の頃のこと思い出した。 かくれんぼでいっつも誰も行かれへんとこに隠れる倉子。 みんなもう諦めてどっか行ってまうこともよくあった。 でも絶対にやめへんアイツ。 だから一番年上の俺が探す羽目になる。 最初は腹立ってんねん。 また面倒なことしやがってって。

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21 でも段々と不安になってくる。 このまま見つからんかったらどうしよう。 倉子泣いてるんちゃうか？ 誰かに連れてかれてもーたんちゃうか？ だから必死で探した。 探して探して、そうしてようやく見つけた倉子は、俺を見てめっちゃ嬉しそうに笑うねん。

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22 多分あの頃からきっと、あの笑顔に弱いねん、俺。 刷り込みに近いかもしれん。 多分アイツもそうなんやろな。 どっちの両親からも、面倒見のええ兄ちゃんやった俺。 いわゆる安全パイ。 せやからちゃんと…ちゃんとしてからって思っててんけど...。

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23 ポケットの中の箱がカサカサ音を立てる。 忘れんようにって、いつものコートに入れっ放しにしとった。 これ渡して、ほんでちゃんと…って思っててんで？ 焦りすぎやねんお前。 走って捜して、アパートの非常階段でうずくまる倉子を見つけた。 「...アホ」 『ッ...くっ…ぅ…』

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24 しゃくり上げながら見上げるサンタ。 そんな泣きじゃくったサンタおるかい。 ため息ついてコートをかけてやる。 寒いやろ？ 鳥肌立っとる。 「帰るで」 手を取って立ち上がらせようとしても動かん。 「倉子」 下向いたまま、ふるふる首振って涙が散った。 「…ったく」

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25 向かいにしゃがみこんで、頬に手あてて顔あげさせた。 そんで、チュッ...て。 『…え？』 ポカンって吃驚した顔。 涙止まった？ もう一回、チュッ。 『ゆ...にーちゃ…？』 「初めてやな、ちゃんとキスすんの」 『え…？』