思い出のないとこなんてナインだよ何時も何処でもふたりだったし**ビスケットおせんべクッキーチョコレート君の好物買いだめたまま**ハト麦茶ばかり飲むから君は鳩ハブ茶のボクに食べられたのさ**行かなけりゃいいのに今日もあの店に行って戻れるわけでもなしに**#短詩の風
2016-02-20 22:25:35時々、突如飛来する過去からの想いが私を驚かせる。追憶の淵から戻ってこられないような気さえする。貴方を想うことは、痛みを感じることのないはずの、なくなってしまった身体の一部を思うことに似ている。あの時、確かに世界は色褪せた。それなのに、この悲しみは褪せることがない。#短詩の風
2016-02-20 22:25:38女であること 娘であること 母であること 人であること 出会うこと 愛し合うこと 別れること 死にゆくこと また 会えること #短詩の風
2016-02-20 22:28:57タイムライン短詩の風が吹きぬける春一番の先ぶれとし て 月下 桜 #短詩の風 #tanka #jtanka #短歌 #コスモス
2016-02-20 22:29:22連作『春の風』① Spring has come!春風のわるつ 👒とがし ゆみこ #俳句 憩う夜に薫る胸 皆、白南風晴らし波 眠る丘に酔う恋 (いこうよにかおるむね みなしらはえはらしなみ ねむるおかにようこい) 🌊東風めかり #回文詩 #短詩の風 #楽詩
2016-02-20 22:29:53#短詩の風 笹の葉にアロハオエと書いてみる 浜で待つ犬に向かって泳ぐひと /雀來豆(連作「夏の犬」)
2016-02-20 22:29:56春一番が吹いたら君に告げねばならぬ『さようなら』 だって貴方は旅立ち行くの 枷にはなりたくないのです いつかまた 春一番が吹いたらそっと思い出してもいいですよ #短詩の風
2016-02-20 22:29:58#短詩の風 宣言 風 空気が動くこと ここに空気がある 吸って、吐く てのひらに当てて 何かを感じれば それが風だ 言葉に満ちた場所で 詩という短い息を吐けば それは小さな風になる 君と僕が同じ方角を向いて息を吹けば 少し大きな風になるかもしれない てのひらをかざして
2016-02-20 22:29:59名古屋駅過ぎた辺りの中空に極薄切りの半月浮かぶ 冬の田に水ひかれ初む空色のボーダーとして車窓をよぎる 早緑と土色の市松のなか少年ふたり闊歩する道 煙突の先 一拍の空をおき水蒸気の白あらわれて散る 天空のラピュタのごとくあの雲の峰の向こうに富士はあるらし #短詩の風
2016-02-20 22:29:59兄妹がおしり並べる朝八時たまにはおとうさんもいっしょに 笑顔しか見せないうたのおにいさんおねえさんラララララまぶしい 小さな手ふたりに向けて伸ばされてだいすきだいすけさよならたくみ #短詩の風 #いくらたん
2016-02-20 22:30:00もう二年一か月だね戦争があす始まるとうたつた日から 最初から引き受ける気もないだらう言葉を安く売つた咎めは #短詩の風 #短歌 #tanka
2016-02-20 22:30:00話そうよシロノワールのクリームが溶けて小さな池となるまで #短詩の風 pic.twitter.com/MY7TUTL73v
2016-02-20 22:30:00甘いのは少し苦手と聞いたからだいぶビターに仕上げてあります 探しても見当たらなくて手作りのチョコの分だけカバンが重い 校門の横に見つけた長い影逸る動悸に背中おされて 一日のソワソワを今手放して夕陽の中を並んで歩く #短詩の風 #いくらたん
2016-02-20 22:30:00ストライクゾーンからややずれますがあなたは丸出しの無回転(久哲) ヒマラヤに大きな熊がいたとしても僕が眉毛を描きにゆくよ(久哲) スマホから目を離さずに君が言う「週末、見に行こうよダム穴」(久哲) そこはかとなく花の名に変換し じーくじおん は美しく散れ(久哲) #短詩の風
2016-02-20 22:30:00