ロボット税、人工知能税の導入を・・・自動化社会への処方箋
- ShinShinohara
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この記事を書いた時、「ロボットから税金を取れないかな」という提案があった。大変興味深い。 自動化社会の行き着く果ては?「労働の義務」から「消費の義務」へのパラダイム転換 - Togetterまとめ togetter.com/li/939613 @togetter_jpさんから
2016-02-24 18:32:59自動化社会が雇用を奪うなら、ロボットや人工知能に税をかけてはどうだろう。100人の雇用を奪うほど優秀なロボットや人工知能なら、それに相当する税金を企業に支払ってもらうのだ。それで得られた税収を、ベーシックインカムの原資にするのである。
2016-02-24 18:35:30現存のロボットや人工知能に課税をしたら、大混乱になってしまう。だからたとえば2025年から新規導入されるロボットや人工知能には税金を払ってもらうのだ。そうすることで奪われる雇用と増える失業者、その生活を支える失業保険を充実させる。
2016-02-24 18:37:25ロボット税・人工知能税は世界各国に呼び掛け、国際的に導入したほうがよい。ロボットや人工知能は本来、人間を幸福にするために導入されるべきなのに、不幸にするために導入される現状を変えなくてはならない。ロボットや人工知能に課税することで、主導権を人間の手元に取り戻すのだ。
2016-02-24 18:39:12ロボット税、人工知能税が適用されるようになれば、企業もムリに人間を首切りしようとせずに、別の方法を模索するようになるかもしれない。なにせ、ロボットや人工知能を導入することが必ずしも経営面で「効率的」ではなくなるのだから。
2016-02-24 18:41:08ロボット税や人工知能税が導入されれば、急速に自動化社会になることによる雇用喪失をむやみに不安視しなくてもよくなるだろう。仮に自動化社会へと進むにしても、得られる税収で人々の生活を支えられるのだから、不安はかなり軽減できる。
2016-02-24 18:43:07昔の機械では「馬力」という表現があった。自動車でも馬の力に置き換えて何馬力という表現がされていたこともあった。ロボットや人工知能に課税する場合は、それらが何人の雇用に相当するのかを評価して、「百人力」ならば100人分の雇用があった場合に見込まれる税を支払ってもらえばよい。
2016-02-24 18:44:46税制の「デザイン」は、社会をどのように進展させたいかということと直結する。ロボット税や人工知能税は、自動化社会へと変貌するにあたって、人の生活をどう保障しながら社会を無理なく変化させていくかの、重要なカギになるに違いない。税制デザイン、しっかりやっていただきたい。
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