備忘録[2016/03/02] : "Kingdom Death: Monster" プレイレポート

ふぇる／塚越冬弥 @feltk

本日は部室に出向いて、暇人をつかまえてのKingdom Death: Monsterのお試しプレイ。ストーリー指向が非常に強いボードゲームで、TRPG的にキャンペーン形式で遊ぶ代物です。ゲーム内容はモンスターとの戦闘（戦術）と居住地と人々を育てる、という2面からなってます。

ふぇる／塚越冬弥 @feltk

ダークファンタジーの色濃い世界観も魅力的です。地表が石でできた無数の顔に覆われた常闇の国にて、ランタンを手にし眠り続ける人々。やがて彼らはなんの記憶もないまま目を覚ますが、そこに恐るべき白獅子が現れるます。虐殺され、逃げ場を失った人々は、地表の破片を武器に反撃に転じるのですが……

ふぇる／塚越冬弥 @feltk

その白獅子戦がチュートリアルになってまして。その勝利後、彼らは居住地を築き、風習を決め、文化を得ながら、この恐るべき世界を探索していくことになります。一応、タイムラインが決まってまして、25戦闘ぐらいで物語はエンディングに行き着くみたいです。

ふぇる／塚越冬弥 @feltk

こういったストーリー重視のボードゲームではままあることですが、ランダム性の強いイベントとそれへの応対から、プレイグループごとキャラクターごとの物語が、体験を伴う形で作られることになります。そちらの方が、メインの大枠が決められたタイムラインにそった物語よりも大切、といった内容です。

ふぇる／塚越冬弥 @feltk

で、本日はチュートリアルな白獅子戦……だったわけですが、4人中3人死亡。唯一の生き残りも片腕を失うという、カツカツの勝利でした。全然甘くないよ、このチュートリアル！

ふぇる／塚越冬弥 @feltk

居住地作成までやったのですが、Principleの選択肢は「仲間の死体→ばらして食って資源にする」「新たな子供→厳しく育てる」というバーバリアンまっしぐらな方向性でした。そして、白獅子との戦いで生き残った女性は、出産で死亡。夫はPTSDを患い、子供は頑強ながらも精神障害持ちに。

ふぇる／塚越冬弥 @feltk

いやぁ、これはひどい。そういう要素もプレイの一環として許容できる人向けですが、この類のダークファンタジーが好きな方にはお勧めできます。なんとかルールを読み込んで、3月中にキャンペーンプレイができるといいな……。

ふぇる／塚越冬弥 @feltk

（「仲間の死体→葬る」「新たな子供→愛情を注ぐ」という選択肢もあり、先の選択とは別の恩恵が得られます。今回はお試しプレイということもあり、プレイヤーが攻撃的な決定を行ったに過ぎません。一応。）

ふぇる／塚越冬弥 @feltk

恥ずかしい誤字が；　ちなみに、Board Game Geekでの評価もかなり高いです。制作側の奨励年齢が17才以上となってます。内容ばかりでなく、割とグロ＆肌色多めのイラストも詰まってますし、当然かと。　boardgamegeek.com/boardgame/5569…

ふぇる／塚越冬弥 @feltk

投票数が少ないのは、たぶん、Kickstarter出荷分以外はほとんど出回っていないからではないかと思われます。精巧なフィギュア（自前で組み立てる形式）がそれなりの数ついているので、生産がままならないのでしょう。　shop.kingdomdeath.com/products/kingd…