被災した子供たちに希望を与えた「伝説の少年ジャンプ」とは

興味深い内容だったためまとめさせていただきました。
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SOW@新作出すよ @sow_LIBRA11

あの震災の後、物流の止まった被災地に、ボランティアの青年がその翌週発売されたジャンプを持ち込んだところ、街中の子供が集まり列をなし、みんなで貪るように読んだという。ぼろぼろになったそのジャンプは「伝説のジャンプ」と呼ばれ、今も集英社で保管されているそうな。

2016-03-11 17:53:45
SOW@新作出すよ @sow_LIBRA11

その話を聞いた、とある漫画編集者は、すごく後悔したらしい。あの後、電力不足や物流の異常、人での確保、そもそも紙がないという状況から、多くの漫画誌は休刊した。ジャンプも一週休む事態となった。「それでも出すべきでした」と悔しげに語っていた。

2016-03-11 17:55:25
SOW@新作出すよ @sow_LIBRA11

たとえ、ペラッペラで、半分もページがなくても、翌週に、翌月に、読者のもとに何としてでも送り届けなきゃならなかった。そうすることで、初めてホッとする子どもたちもいっぱいいたはずだ。大丈夫だと、世界はこれからも変わりなく続くのだと、少しでもそれを伝えるべきだった。

2016-03-11 17:57:24
SOW@新作出すよ @sow_LIBRA11

マンガもアニメもゲームもラノベも、生きるために必要かって言われりゃあ、なくても死にはしない。でも、楽しみもなく、ただ食べて寝ることは「死なない」であって「生きる」ではない。戦争中もマンガを描きつづけた手塚治虫、戦争が終わって「これでやっとマンガが描ける」と言った藤子不二雄。

2016-03-11 18:00:10
SOW@新作出すよ @sow_LIBRA11

驟雨撰間もない焼け野原、物不足の時代でも、芝居小屋は立ち、映画館は上映を復活させた。阪神大震災の時、道具と材料を掘り出し、お菓子を作って皆に振る舞い、瓦礫の街で変わらず甘い匂いを漂わせた洋菓子屋がいた。

2016-03-11 18:05:00
SOW@新作出すよ @sow_LIBRA11

聖人君子というわけではないが、それでも日々を懸命に真っ当に生きていても、大地が揺れ、命を失い、糧を失う。理不尽この上ない運命。だけど、それでもなんとか笑って暮らそうとすることが、そんな理不尽への唯一の復讐なのだろう。そしてそれこそが、人間の真なる強さなのだと信じたい。

2016-03-11 18:07:29
小暮 宏 @yapoono6

@sow_LIBRA11 長井勝一「『ガロ』編集長」には終戦直後に境内で手に入るものを片端から売っていた長井氏がマンガの刷り出し(16ページ分だけ刷った製本前の状態)を順不同でまとめただけの本?を持っていったら即完売、小麦粉やカレー粉よりはるかに売れた、とあります。

2016-03-13 09:59:19
いわさん @iwa_sang

@sow_LIBRA11 @ktos_tw 阪神大震災の時、田中康夫さんが個人で避難所にいろんな物資を届けて下さっていたのですが、その中に少年サンデーのコミックスがあって子供達が夢中になって読んでいたというのがありました。その写真を見た漫画家の方たちも胸を打たれていました。

2016-03-12 09:34:50
SOW@新作出すよ @sow_LIBRA11

@yapoono6 ああ、やっぱねぇ・・・そうなんでしょうね・・・それは私は素晴らしいことだと思ってしまいます。

2016-03-13 12:37:47