Eテレ『噂の保護者会 シングルファザー奮闘!』シングルファーザーが抱える心の悩み
Eテレ『ウワサの保護者会 シングルファザー奮闘!』nhk.or.jp/hogosya/bnum_l… PDFファイルで本編の内容を見ることが可能。リンク先で動画も見られるが、動画外のシーンも良かった。男性同士が弱さを語り合う。心の奥底から湧き出る本音の声と、それに共感して応じる声。→
2016-03-22 08:56:24→リンク先で確認できる動画から、僕の感想を言うと、「母親が生きていたら…」という「『もしも』の比較感」に、男たちが苦しめられている点が気になる。「母親だったら違う怒り方をしているだろうに…」と悩む男性に、女性が「そんなこともない、私も同じだ」と述べていたシーンは、象徴的だった。→
2016-03-22 09:01:21→「母親が、もしいたのなら…」という「『もしも』の比較感」を父親が持つ場合、女らしさや、母親らしさに強く囚われて、苦しむことになりそうだ。よりジェンダーレスなかたちで語り合うことで、それぞれに固有の子育てを紡ぎ合うことができるような場が必要だと強く感じた。→
2016-03-22 09:03:08→「母親がいない」という劣等感に苦しみながら父親が子育てをしていると、そこで育つ子どもは、かえって「女らしさ」や「母親幻想」を強めることになるのかもしれない。できるなら、男が子育てを担う機会が、「女らしさ/男らしさ」とは何か、「父親/父親」とは何かを問い直す機会になってほしい。→
2016-03-22 09:07:18→いずれにせよ、男同士が弱さをさらけ出しながら、本音で語り合いながら一緒に考えることのできる場が、もっともっと必要だ。リンク先では、シングルファーザーが集い語り合う場が、いくつか紹介されていた(川崎市、浜松市、京都市、広島市)。もっともっと広がってほしい。→
2016-03-22 09:10:31→最後に。番組では、つい子どもを強く叱りすぎ、虐待ではないかと悩み、相談窓口に電話をして、その後にいつも号泣していた、と語る男性の声があった。「自分はうまく謝れない」と悩む男性の声もあった。号泣できること、謝れない悩みを吐露できることって、なんて豊かなんだろう。勇気をもらった。
2016-03-22 09:14:41