@haruno530 インセインはTRPGの一種で、サイコロ・フィクションというシステムだ。 そもそもTRPGとはアナログゲームの一種で、ボードゲームの子供、RPGの親に当たる。TRPGの起源であるD&Dってゲームはウォーシミュレーションゲームから発展したらしい。
2016-03-12 17:52:53@haruno530 そこから分かるとおりTRPGもシミュレーションするゲームだ。ウォーシミュレーションが「戦場」や「指揮官」、それに「兵士」などをシミュレーションし動かすゲームで、TRPGはその場面や登場人物を別の物にかえたものだと言える。
2016-03-12 17:55:01@haruno530 プレーヤーは、登場人物のうちの誰かとして行動し、そのキャラクターの行動や発言を決めて遊ぶことが出来る。システムにもよるが、かなり自由に行動を指定できることが多い。
2016-03-12 17:58:34@haruno530 基本的には普通のRPGと変わらない。違うのはアドリブが効くこと。 選択肢は「はい」「いいえ」じゃないし、民家に入れば怒られる。攻撃魔法は戦闘外でも役立つかもしれないし、移動や照明の魔法が攻撃になるかもしれない。
2016-03-12 18:01:56@haruno530 次にサイコロ・フィクション。サイコロ・フィクションはシーン制といって、それぞれのプレイヤーが主役として行動するシーンが順番に回るようになっている。 「デュラララ!!」みたいに、章ごとに視点となるキャラが変わる小説がイメージに近いかも
2016-03-12 18:05:18@haruno530 これによって、プレイヤーのキャラクターが、最初の頃のドラクエの仲間たちみたいな「一緒に行動して戦闘とかには参加するけどあとはほぼモブ」みたいな状態になりにくくなる。TRPG初心者の人は委縮して受動的になりがちなので、初心者にやさしいシステムだと思う。
2016-03-12 18:08:14@haruno530 また、サイコロ・フィクションのもう一つの特徴は「特技表」だ。各プレイヤーは「得意分野」があって、何か行動する時には、「その行動の内容がそれだけ得意分野に近いか」がその行動の成功率になる。 TRPGでは、攻撃の命中などの乱数はダイスを使うんだけど、
2016-03-12 18:10:12@haruno530 サイコロ・フィクションでは、目標より出目がデカいと成功になる。目標はさっき言った法則で変動する。 例えば、「医学にだけ詳しい」キャラと「機械にだけ詳しい」キャラだったら、「機械にだけ詳しい」キャラの方が運転がうまい気がするんじゃないかと思う。そういう事だ。
2016-03-12 18:15:58@haruno530 サイコロ・フィクションでは百均で買えるような6面のダイス(ようはただのサイコロ)しか使わない(他のゲームでは20面、12面、10面、4面などを使うことがある)ので、準備がしやすいというのも特徴。
2016-03-12 18:16:10@haruno530 インセインでは、情報が重要になる。情報を集めなければ問題は解決しないが、ショッキングな事実や知ってはならない事があって、それを知ると精神が少しづつおかしくなっていったりするので、その駆け引きが特徴的だ。 また、各プレイヤーキャラは【秘密】という情報を持つ。
2016-03-12 18:20:31@haruno530 【秘密】は各プレイヤーの知ってる事、隠している事だったりする。内容はストーリーによって異なるが、「実は最近変な声が聞こえるが変な人だと思われたくないので隠している」だったり、「あなたは医者を名乗っているがそれは嘘だ」だったり、「あなたは幽霊だ」だったりする。
2016-03-12 18:23:57@haruno530 そのキャラの持つ【秘密】しだいで、協力する話や対立する話など様々なストーリーを作れるのがインセインの特徴だと思う。 仲間同士で探り合うのもそれはそれで面白いし、情報を共有して事実が見えてきた!という演出にも使える。
2016-03-12 18:27:10@haruno530 SCPでやるなら、「あなたは実はカオスインサージェンシーのスパイだ」とか「あなたは情報災害に感染している、これを知ったキャラクターも感染する」とか「あなたは異常性オブジェクトだ」とかがいいかもしれない。
2016-03-12 18:29:16@haruno530 あ、シナリオの話してねえや。 TRPGにはGM、つまり進行役がいる。RPGのシステム文や小説の三人称視点の中の人だと思えばいい。 TRPGであそぶときは、GMがあらかじめ「シナリオ」っていう大まかな台本のようなものを用意して、それに従い進める。
2016-03-12 18:34:52@haruno530 シナリオに無い行動を取ろうとしたばあい、GMはそれに応えてもいいし、無理と切り捨ててもいい。 ドラゴンと戦うときに水をかぶって燃えないようにするのは名案かもしれないが、ラダトームから魔王城まで泳いで渡ろうとするのはただの無茶だ。
2016-03-12 18:38:31@haruno530 あまり無理言ってGMを困らせるのはよくないけど、面白げなアイデアをGMに採用してもらえた時はとてもうれしいし、GMとしても面白いのでいろいろ言ってみるといいかもしれない。
2016-03-12 18:41:01@haruno530 こうやって言うとハードルが高そうだけど、インセインでは大体の場合「情報を集めとけばとりあえず話は進む」という風になってるので、何していいかよくわからなくなったらとりあえず調査しておけばいい。そのあたり初心者に優しいと思う。
2016-03-12 18:43:17最後に