元産経新聞記者・福島香織さんの「新聞記者はなぜ『私たちは正義』と考えるのか?なぜ正義にこだわるのか?」
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元産経新聞記者で、現在はフリージャーナリストの福島香織さん
取材対象中国。執筆・講演依頼はkaori@kaorifukushima.comへ。メルマガ・中国趣聞https://t.co/Q9gJRmcu6b。 『習近平独裁新時代』『なぜか中国は台湾を併合できないのか』発売中
以前、AP通信記者のこんなツイートがありましたが……
Reporter @AP Poet Filmmaker NEWS FROM FUKUSHIMA https://t.co/y12f2kk4bA THE VERY SPECIAL DAY https://t.co/71eFyuP6i7 Mom of @isakukageyama Yuricane band
これに関して(かどうかはわかりませんが…)、福島香織さんによる新聞記者はなぜ正義にこだわるのか?
新聞記者は、もともと疑うのが仕事。一見単純に見える自称に複雑な裏があるんじゃないか、とか、立派そうな人にスキャンダルがあるんじゃないか、とか。でも、一番疑うべきは自分の正義感だと、記者歴20年目くらいからわかってくる。
2016-04-03 11:02:06記者が正義にこだわるのは、事実を報じることが必ずしもも社会にポジティブな影響を与えるわけではないからだ。というより、ネガティヴな影響の方が多い。あと誰かしら傷つけるものでもある。その罪悪感を薄めるために、いろいろ自分が正義であるかのような言い訳をしてしまう。若いころは特に、
2016-04-03 11:10:04中国のメディアや学者から、福島さんはもっと中日関係にプラスになることを報道すべきです。中日関係をよくすることは中日報道の使命です、みたなことを言われたことがあるが、記者の使命は事実を報じることで、それを中日関係にプラスに生かすかどうかは、受けての読者や政府にあると答えた。
2016-04-03 11:52:27私だってポジティブな報道したいんだか、中々ネタがない。だから、雑誌知日が好調だという話題は、丁寧に報じた。全体のバランスから言えば、丁寧すぎるぐらいだと思う。
2016-04-03 11:54:48福島香織さんが書いた中国の雑誌『知日』の紹介記事は↓
中国の雑誌『知日』に関しては以下をご参考に
そして、日本紹介マガジン『知日』!!! これが凄い。レイアウトカッコイイ! 記事が面白い! 制服特集でCAから鎧まで! 誰作ってるんだ…凄すぎる。こんな雑誌が本屋の一番手前の本棚、一段埋めてたよ。中国の本屋侮れない。 pic.twitter.com/YbGy9tVoST
2015-12-27 23:30:30福島さんのお話続き(?)
少数マスメディアが社会の木鐸を名乗って世論誘導する時代から、ネットの個人メディアを含め多様なメディアが多様な事実、見方を提示して、それを社会の薬とするか、毒とするかは情報の受け手に委ねられる時代となったのだと思う
2016-04-03 12:00:27大手メディアが政権に対するチェック機能を名乗る時代から、情報の受け手がsnsなどで発信するこえが世論を形成して、政権や、メディアの正しさを疑う時代になったのだと思う。
2016-04-03 14:01:49報じられた事実を社会の毒とするか薬とするかは、受けて側にある、と言うと、メディアの無責任と言われるのが日本だが。香港とかのメディア研究者の考え方は、メディアの責任は事実を報じるという一点に止まり、その社会的反応まで責任を負わされると、事実を隠蔽、自粛する面が出てくる
2016-04-03 14:15:53自分の中に絶対正義を作ってしまうと、どうしても恣意的報道に陥る。恣意的報道はメディアの多様性の中である程度の補正がかかるのでまあいいとして、情報の隠蔽の言い訳にしてしまうことがある。
2016-04-03 14:16:47社会が未成熟な時代、メディアは知識人の集合体で、無知もうまいな大衆を教え導く存在を自負していた。暴走する世論を正しく教え導く立場。社会の木鐸を名乗るのはそう言う意識が元になっている。だかネットといもののおかげで、受け手もそれなりの集合知となっている。
2016-04-03 14:18:24