- king1234stone
- 1794
- 5
- 0
- 1
こうした「発達障害」とか「関西人」という言葉は、侮蔑的に使う人もいれば、単なるカテゴリーの言葉として使う人もいる。 また、「関西人」だからといって、みながみなたこ焼きが大好きとも限らないし、家にたこ焼き機を持っているとも限らないし、たこ焼きをおかずにご飯を食べられるとも限らない。
2016-04-19 21:32:19「たこ焼きに関しては一家言あるけど、吉本新喜劇には特に関心がない、関西出身の人」もいれば、 「たこ焼きよりもタコスの方が好きだけど、吉本の大ファンの、関西出身の人」もいる。 あまり知らない人、偏見的な見方をする人からすれば一緒くたかもしれないけども、あたりまえだけど、みんな違う。
2016-04-19 21:34:01たとえば、「なんとなく会話の間合いが取りにくいな、やりとりがギクシャクするな…」と感じていた相手に対して、ある時相手が関西の出身ということを思い出して、「そうか、あれはツッコミを求められてたのかな?」と気づくと、それからコミュニケーションが取りやすくなるかもしれない。
2016-04-19 21:36:03これをひっくり返して、「ねぇねぇ、関西人ってみんなボケツッコミで会話するんでしょ?」と決めつけるような見方・関わり方をするのは、お行儀がよろしくないことでしょう。 個人のありようと、カテゴリーとでは、個人のありようの方が当然大切なはず、ということを忘れないだけでいいのに。
2016-04-19 21:38:34どういう時にこうした安易な決めつけ・くくりの押し付けが起こるかというと、「直に接した経験が少なく、偏った伝聞情報を身につけたばかりで、それを使いたくてたまらない場合」でしょうか。 なので、発達障害について知り始めた人が「特性へのあてはめブーム」に陥るのはある程度は仕方ない。
2016-04-19 21:42:02要は、「違う文化の人なのかもしれない」と考えることに「愛」があるかどうか、なのかもしれません。 「この人は私とは違う文化を生きる人なのだ」と捉えることが、断絶への道ではなく、よりよい繋がりに役に立つかどうか。 もちろん、身勝手な押し付けではダメです。
2016-04-19 21:48:14つまり「関西人」というのがカテゴリーというか「一般的特性」であり、しかしその中でもひとりひとりは「個別の特性」をもち、両方がわかって対応すれば、より良い対応ができる、ってことやわな。
2016-04-19 21:54:51こちらの研修資料(PDF )。図1「『診断名』をどう使うのか」 homepage3.nifty.com/kingstone/kens…
2016-04-19 21:58:16そして私がいつも強調するのは「診断名は相手を排除するためのものではありません。共にうまくつきあっていくためのものです」
2016-04-19 22:01:33