臨床心理学の英文予想問題翻訳における類似用語の違いの解き方(学習)
- nao_komeiji
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"Capacity is innate potential." "Ability is developed capacity." "capacity"と"ability"の違いは文脈から読み解く事です。
2016-04-20 06:51:10"capacity"と"ability" どちらも「才能・能力」を指す単語です。 "capacity"=収容能力・容量・能力・才能・可能性 "ability"=才能・技能・力量・学力・能力 と、私の持っている英和辞典とテキストには書いてありました。
2016-04-20 06:58:55"innate"=生まれながらの・固有の・[哲学的には]本有的な・生得的な "potential"=潜在能力・可能性・発展性 "developed"=発達した・発展した・先進の
2016-04-20 07:19:21それではまず、 "Capacity is innate potential." を訳しながら、"capacity"の意味を紐解きます。
2016-04-20 07:21:57"Capacity is innate potential." を簡単に訳すと、 「(才能・能力)は、生まれながらの(生得的な)潜在能力である」 になります。
2016-04-20 07:28:38この事から、"capacity"=「生まれつきの潜在能力=まだ目に見えていない能力」と捉える事ができるので、「才能」として訳すのが無難です。
2016-04-20 07:29:22次に、 "Ability is developed capacity." を訳します。 「(才能・能力)は、発達した(才能・能力)である」 "ability"=「発達した"capacity"(才能)」 =「能力」 と、「文法的には」なります。
2016-04-20 07:35:27しかし、心理学的観点からすると、 「発達した才能」は「活動を遂行する際の安定的な傾向性と言う、一般的な定義としての能力」と捉えておけば良いとされています。
2016-04-20 07:40:04因みに、三省堂「大辞林 第三版」によると、 「才能」は、 「物事をうまくなしとげるすぐれた能力。技術・学問・芸能などについての素質や能力」 と定義づけられています。
2016-04-20 07:48:17ややこしいですが、 "capacity"は「先天的なもの」であり「才能」、"ability"は「発展させた後天的なもの」であり「一般的な能力」として訳せば間違いはないのかな…と私は考えました。
2016-04-20 07:53:42