県知事と火山学者のツイッター直接会話の記録
- HayakawaYukio
- 24839
- 0
- 13
- 4
霧島を取り巻く7市町で構成する「環霧島会議」が、「霧島火山防災マップ」を作成しています。そこに<大規模噴火があった場合の災害区域予測図>が載っていますので、県庁HPに掲載しました。新燃岳の場合、熱風や火砕流等が向かうのは、地形上、高原町方面とのこと。万が一に備え、要警戒です。
2011-01-28 15:44:15@shunji_kouno 宮崎県知事さま、はじめまして。火山学者の早川と申します。お尋ねします。「万が一に備え、要警戒です。」とのことですが、火砕流の警戒体制と方法をご説明ください。気象庁とは独自に県で監視警戒するのですか?気象庁は火砕流警戒を言ってません。
2011-01-28 17:03:49言葉足らずで申し訳ありません。万が一、噴火警戒レベルが4以上に引き上げられる事態となれば避難が必要ですので、気象庁や自治体の提供する情報に注意して備えてくださいという趣旨です。@HayakawaYukio 。「万が一に備え、要警戒です。」とのことですが・・・ご説明ください。
2011-01-28 17:15:48@shunji_kouno お返事ありがとうございます。お忙しいなか恐縮します。気象庁とは独自に県で監視警戒するのでないことがわかりました。気象庁がレベル4になったらすみやかに避難を実施できるよう、県が市町を全力でバックアップすることを期待します。
2011-01-28 17:22:27ブログ(http://ameblo.jp/kouno-shunji/)で、新燃岳と鳥フルについて整理しました。火山活動がどの程度の規模でいつまで続くのか不透明。鳥フルも極めて不本意ながら続発。知事就任1週間で開催した対策本部会議は5回にのぼります。まさに「常在危機」です。
2011-01-29 00:04:58いまRTした@shunji_kouno 知事のブログ。「都城は、灰に沈んでいました」 から始まる。豊かな感性をお持ちの方だ。ツイッターも読んで情報収集に励んでいらっしゃる。きのうの夕方とてもお忙しいなか、私のぶしつけなツイッター質問に丁寧に答えていただいた。期待してます。
2011-01-29 03:02:13ブログ(http://ameblo.jp/kouno-shunji/)で、新燃岳の火山活動についての記事を、警鐘のため転載させていただきました。<長期化は避けられず、雨が降れば泥流が起こるのは間違いない、爆発的噴火の懸念もある>とのこと。地元市町と連携して、警戒体制を強化します。
2011-01-30 23:13:56ブログ(http://ameblo.jp/kouno-shunji/)で、火山噴火予知連の見解について取り上げました。明日の午後から予想される雨が心配です。泥流や土石流を引き起こしかねません。最大限の警戒をしてまいります。
2011-02-03 23:36:14@shunji_kouno 土石流も心配ですが、火山灰がたくさん降った、都城市夏尾や西岳地区などで、屋根の上の火山灰や軽石が水を吸って重くなり、住宅が押し潰されないか心配です。
2011-02-03 23:46:29御指摘ありがとうございます。高原町で避難されている皆さんの住宅も心配ですね。地元市町に連絡して警戒するようにします。 @tigers_1964 屋根の上の火山灰や軽石が水を吸って重くなり、住宅が押し潰されないか心配です。
2011-02-03 23:50:15@shunji_kouno 「たとえ少量の雨であっても、雨水は山腹に積もった火山灰には染み込まないため、泥流」とお書きになっていますが、今回は粘土質火山灰ではなく軽石とその細粉です。雨はしみこみます。とくに厚くたまった火山近傍は粗い軽石です。よくしみこみます。
2011-02-04 00:01:58御指摘ありがとうございます。にわか勉強で中途半端に発信してはいけませんね。失礼しました。ただ、予知連の見解のとおり、泥流や土石流の恐れはあるという認識でよろしいのですね? @HayakawaYukio 今回は粘土質火山灰ではなく軽石とその細粉です。雨はしみこみます。
2011-02-04 00:07:55@shunji_kouno もちろん泥流や土石流の恐れはあります。でも少雨なら深刻な被害を心配しなくてもいいんじゃないかと思いました。大雨が降れば当然心配しなければなりません。
2011-02-04 00:11:10@shunji_kouno @HayakawaYukio 江戸時代の噴火でも堆積物や記録から、土石流が頻発したことがわかっています。
2011-02-04 00:12:37いやいや、どんどん発信されているからこそ得られているものがあるのだと思いますよ。台風や地震と違って火山はいつ終わるかわからない根競べの災害ですから辛抱強くがんばって!RT @shunji_kouno: 御指摘ありがとうございます。にわか勉強で中途半端に発信してはいけませんね。
2011-02-04 00:13:49@HayakawaYukio @tigers_1964 @furukawayasushi 御指摘ありがとうございます。古川先輩まで恐縮です。根気強く頑張ってまいります。
2011-02-04 00:15:56@tigers_1964 @shunji_kouno 井村さんは卒論以来、霧島山を調べています。ぜんぶ知っています。彼の右にでるものはいませんから、彼の言を重視するのがよいと思います。
2011-02-04 00:16:12@tigers_1964 「ラハール」、インドネシア語なんですね。畜産県の人間としては、「ハラール」(イスラム教徒が食べてよいもの)と空目してしまいます。勉強になりましたが・・・その言葉を使う事態が生じないよう、万が一生じたとしても減災の取組みが功を奏するよう願っています。
2011-02-13 15:04:231時間4ミリの雨での注意喚起は行き過ぎではないか。有珠山1977年のころはたしか1時間15ミリが目安だったと思う。安全をみるのが過ぎると、情報の信頼性が失われる。今回はとくに、粘土質火山灰ではなく(透水性のよい)軽石だ。軽微な雨で神経質になるのは考えものだ。
2011-02-13 17:06:52読み始めました。リアルですが、あくまでも<最悪の想定>に止まって欲しい。@antidisaster 霧島火山の破局的噴火を描いた小説「死都日本」でこの言葉を初めて知りました。 RT @shunji_kouno: @tigers_1964 「ラハール」、インドネシア語なんですね。
2011-02-13 21:16:34私は土石流の専門家ではありません。4ミリは心配しすぎと言ったあと検索したら、有珠山2000年噴火のときに私自身が書いたページをみつけました。そのとき専門家に「時間雨量が15mmを超えると土石流の発生危険が格段に増す」と教わりました。 http://ht.ly/3VteS
2011-02-13 22:05:09RT @shunji_kouno: 霧島を取り巻く7市町で構成する「環霧島会議」が、「霧島火山防災マップ」を作成しています。そこに<大規模噴火があった場合の災害区域予測図>が載っていますので、県庁HPに掲載しました。新.. http://togetter.com/li/96601
2011-02-23 10:22:43