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始まります!「第201回ku-librarians勉強会:障がい学生への学生生活サポートについて~大谷大学図書館の取り組み~」小原紗貴(大谷大学図書館)4/21(木) 18:30- @附属図書館3F共同研究室5 kulibrarians.g.hatena.ne.jp/kulibrarians/2… … #kul201
2016-04-21 18:29:18大谷大学図書館の小原紗貴さんに、障がい学生への学生生活サポートについて、お話しいただきます。2013年FDフォーラムで発表されたものを基にご発表いただきます。 #kul201
2016-04-21 18:31:41本日の主な内容です。大谷大学・大谷大学図書館の概要、学生へのサポート方針、障がい学生担当者会議の取り組み、図書館利用におけるサポートの事例紹介、今後の展望と課題
2016-04-21 18:33:41大谷大学について。「真宗大谷派」の大学。文系の単科大学。仏教教育に力を入れている。全校3500人程、教職員250名程。年代が上の方が学びなおしに通っていることも多く、身体の不自由な方も見られる。 otani.ac.jp #kul201
2016-04-21 18:38:32大谷大学図書館について。蔵書83万冊程。書庫に入っているものが多いので、ハンディキャップのある利用者への対応が求められる。 #kul201
2016-04-21 18:40:32仏教関係資料が充実している。サンスクリット語やチベット語なども!古典籍や寺院からの預かりもの・寄贈なども豊富。 #kul201
2016-04-21 18:42:34サポートは閲覧チームが主に携わっている。収書チームがかかわることも。職員・アルバイト・LAあわせて20人程。小原さんは5年間ずっと閲覧チームだそうです。 #kul201
2016-04-21 18:45:20「入口から出口まで全学で考えよう!」がキーワード。比較的サポートの厚い学校教育期間とはちがい、これから社会にでていくときに、自分で生き抜く力を養って社会に送り出そう、というコンセプト。 #kul201
2016-04-21 18:47:43学生支援課や保健室と協力して、全学で取り組んでいる。大事なことは「自分でできることは自分ですること」「自分から具体的な動きを指示すること」「どうすればできるようになるのか考えること」。サポートを受ける側にも心掛けを呼びかけ、一緒に考えていくことが理想と考えている。 #kul201
2016-04-21 18:50:51障がい学生担当者会議について。 2009年発足。各部署を横断する会議。発足以前は部署それぞれで対応していたようだが、全学での統一したサポートが必要ということで発足。 #kul201
2016-04-21 18:55:26入学センター、教務、総務、キャリアセンターなど、入学から学生生活、就職まで、できる限りサポートしている。 #kul201
2016-04-21 18:56:38「インテークシート」を用意。入学前の段階から、どのようなサポートが必要なのか、状況を把握し、受け入れ体制検討の資料としている。障がいについてや必要なサポートについて受験前に相談することで、入試からの対応が可能になっている。 #kul201
2016-04-21 19:00:02図書館では自主学習のサポートがメイン。 障がい者用設備というと、多目的閲覧室や点字プリンターなど、比較的視覚障害に対応したものが多い印象。点字資料用書架を設け、自由に取り置きできるようにしている。高さが変えられる車いす対応机やAVブースも。 #kul201
2016-04-21 19:05:47教育を受ける・学習する機会の平等を実現するサポートを心掛けている。研修会等があれば、なるべく誰かが行って課内に還元するようにしている。 #kul201
2016-04-21 19:08:35サポート例。図書館内のガイドヘルプ(入館の手引きなど)、専門の閲覧室設置、音声読み上げソフトを導入したPCの貸出、web目録の検索指導と補助など。図書館資料のデータ化、事務連絡等のテキスト化も。館内で配布するちらし等を読めない学生にテキスト化したものをメールで送付 #kul201
2016-04-21 19:12:49個人によってできることが違うので、どこまでできるのか、どこまでサポートが必要なのか、声掛けしながら個々に応じた対応をしている。 #kul201
2016-04-21 19:14:28図書館にはもともと階段しかなく、2階に上がる手段が階段だけだったが、数年前に図書館の外側にエレベータを設置し、2階に入館ゲートを設置。車いすの利用者や年配の利用者に直接2階に行ってもらえるようになり、利便性が高まった。 #kul201
2016-04-21 19:17:39聴覚障害の利用者へのサポートがあまりできていなかった。昨年から、もう一歩進んでサポート活動に取り組んでいる。 #kul201
2016-04-21 19:23:09今後の展望と課題としては、、 ・学生ひとりひとりに合った支援をさらに模索。障がいの種類・程度はひとりひとり違うので、学生本人とのコミュニケーションがこれまで以上に重要になる。 #kul201
2016-04-21 19:25:39・教室や研究室ではない、学習の場としてきてもらえたら。周りのことを気にせず勉強してもらえる支援をしていきたい。 ・サポートを受ける学生の声を大切に! #kul201
2016-04-21 19:29:20課題も、、 ・図書館としてどこまでサポートすべきか? ・「できない」と断るのはありか?タイミングやスタッフの配置によって難しいこともある。本人や保護者との信頼関係構築が必要。 ・スタッフの気持ち 「なんとかしたい」だけではしんどいことも。スタッフ側へのケアも必要 #kul201
2016-04-21 19:36:25大谷大学の規模だからできることもあるし、大きな規模だからできることもある。お互いにサポートしあっていけたら! #kul201
2016-04-21 19:37:44大学図書館の障害学生に対する取り組みは、障害サービスというコンテキストより、障害学生支援というコンテキストで考えたほうがよいのかも、というよりもこの2つのコンテキストは似ていても違うものかも。 #kul201
2016-04-21 19:43:15Q.2016年4月の障がい者差別解消法施行を受けて何か変わったことは? A.それを受けて始めたサービス等は今のところはない。 #kul201
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