#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

升目 @merongree

「カラマーゾフの兄弟」言わずと知れた最大大手。おそまつさんみたいなもの。とりあえずこれさえ読んでおけば、長男とか次男とか関係性で遊びたい、二次創作をガンガンやりたい女子には向いているのではないか。　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「カラマーゾフの兄弟」とにかく最低な親父の下に、学園でいうと番長、生徒会長、学園のアイドルが兄弟として出て来る。とにかく似ても似つかないキャラが兄弟扱いで似てないことは公認済。しかも謎のいじめらっれっ子が、実は兄弟であるという噂が流れ…#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「カラマーゾフの兄弟」ラノベの遠い先祖ではないか？と言われるぐらい、ラノベパタンが多い。ヒロインが車いすの少女でツンデレでヤンデレ、しばしば子供が虐待されるのをお菓子を食べながら見守りたいとか、家に放火したいとかデート中に口走る。#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「カラマーゾフの兄弟」そんなツンデレでヤンデレなヒロインと添い遂げようとするのが、僧侶見習いの主人公の少年アリョーシャ。とにかく老若男女にもてる。たぶん作者がやりつくした果てに辿り着いた最後の青年。聖少女ぶりから「ナウシカっぽい」とも。　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「カラマーゾフの兄弟」ここで重要なのは、そんな聖少女っぷりがすごいアリョーシャと、兄のイワンとのキスシーンが公式であるということ。繰り返して言うが公式である。ロシアでは挨拶として接吻するというのがあるけれど、これはしたあとで兄が赤面し　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「カラマーゾフの兄弟」難点があるとすれば上中下巻とあり、めちゃくちゃ長い。上巻はほぼ登場人物紹介。何なら中巻から読むことをお勧めしたい。どれぐらい長いかというと、作者はこれの後半の話を実は書きたかったらしいのだが、寿命切れで書けなかった　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「カラマーゾフの兄弟」人々が挫折しまくるのは、兄のイワンが自分の考えた詩を弟に聞かせるというくだり。兄は二行も詩なんて書いたことないけど、、お前には話してもいいかな、、、みたいな突然のデレで話し出すのがこれが素人にはえらい苦痛を覚え　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「カラマーゾフの兄弟」このイワンの突然のデレ語り「大審問官」のくだりで挫折者がめちゃくちゃ多いが、これさえ抜ければそれほど挫折しない。むしろ抜けたところではアリョーシャのキスというごほうびが、、、、、　　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「カラマーゾフの兄弟」主人公のアリョーシャがとにかく可愛くていい子で何か恐ろしいので、主人公が好きという方にはお勧めしたい。また非常に謎めいた終わり方なので、作者が死んでいるので続編ない以上、二次創作で補完したい女子にも向け。　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「カラマーゾフの兄弟」作者がいかにアリョーシャを愛していたか？は、何ならこの後半で描きたかった続編が「肯定を暗殺するテロリストになって死刑台に上がる」という話だったらしいことからも伺えるであろう、、絶対エースの最強の嫁、アリョーシャ。　　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「カラマーゾフの兄弟」アリョーシャは万能なので、兄や女の他に少年にも愛される。少年に「どうせ僕のこと馬鹿にしているんでしょう？！」と言われて「きみを軽蔑する？何のために？」という惚れさせテクを披露、そのくせからかわれると自分が赤面する　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「罪と罰」世界で一番挫折されている名作といっても過言ではない作品。簡単にいうとデスノートみたいな話。自分が天才だと思っているメンタルがギリギリの美形（元）大学生が、正義のために老婆を殺そうとし、関係ない一般人まで巻き込んで悩む話　　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「罪と罰」一番有名だが、あまり面白くはない。ファンの間でも「有名だけど一番好きというわけではない」という位置。ブルーハーツ信者におけるトレイントレインみたいな扱いかもしれない。一般には有名なのだが、知名度と人気二本揃ったカラ兄とは違う。　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「罪と罰」書いてた当時の作者のメンタルがギリギリだったらしく、話の雰囲気は暗い。サスペンスっぽい。主人公がすぐ失神するので時系列が追いにくい。主人公の性格のように作品自体も暗い。しかし主人公が非常な美形であることを忘れてはならない　　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「罪と罰」この作品を挫折しないために忘れてはならないポイント①主人公のラスコーリニコフは非常な美形、母親がみて妹よりこの子の方が綺麗だとか思ってしまうぐらいの美形②その美形に何でもしてあげるラズミーヒンというおどけた親友がいること　　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「罪と罰」昭和の少女漫画を思い出して欲しい。というかそういう枠だと思ってほしい。主人公のラスコーリニコフはツンとした高慢な美形、それを補佐する、美形ではないが誰とでもうまくやれる要領のよい親友ラズミーヒン。つまりこれはラズラスの話だ。　　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「罪と罰」殺人を犯しても、家族のこととか最終的にはラズミーヒンが何とかしてくれると勝手に思うラスコ、ラスコの服を着替えさせてあげるラズミ、ぴったりのサイズの服を持って来るラズミ、スープをふいて冷ましてから飲ませてやるラズミ、あとは本誌で　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「白痴」まずタイトルが「バカ」。おばかさんが主人公である。しかしこのおばかさんは他人のことが非常によく見えていて、大人が普通言えないようなこともずけりと言ってしまう。「洞察力が強くてコミュ力の乏しいちょっとおばかな子」が嫁なら迷わずこれ　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「白痴」作者がなんで「おばかさん」を主人公にしようとしたか、というと、「完全に美しい人」を書きたかったから。それを美女でなく青年で持って来る作者。とにかく愛されている受けちゃんが好きという諸兄にはおすすめ。　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「白痴」ただ純粋な主人公ムイシュキン、可愛いと思うにはこちらに骨の要る青年。凡庸だがかっこつけている人に「あなたは自認してるほど取り返しのつかないほどの悪人でもないですね、ただよくいる人に見えます」などと言い放つ。付き合うには辛い相手。　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「白痴」そのムイシュキンを「おい工藤！」みたいな、西の名探偵みたいな雰囲気の商人のロゴージンが愛したりかばったり殺そうとしたりし、ロゴージンとムイシュキンで一人のメンヘラ美女を奪い合うという衝撃のラブコメ。結末はバドエン。もちろんだ。　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「白痴」ドストエフスキー名物「ツンデレとヤンデレ」も出て来る。ヒロインがロゴージンに「私がほしけりゃ10万持ってこい」と言いながら、貰った瞬間に暖炉に投げ込んで高笑いなど朝飯前。ただこれＮＬなので、ＢＬにしたい方はどうぞ脳内で　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「白痴」ムイシュキン、女に惚れられるし割と惚れる。ヒロインに「あんた私が恐くないの？」と言われ「あんたが私を怖くなくても私があんたを駄目にしてそのことを後であんたに責められるのが私は怖いの！」と言われて振られる。ＢＬにしたい方は脳内で　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「白痴」基本的にドストエフスキーはバドエンが好きな方にはお薦めしたい。この白痴のバドエンもひどいのだが、作者はあのシーンが書きたかったために書いたとも。ネタバレ出来ないので音楽でいうとこれ　youtube.com/watch?v=hvWtPG…　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介

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「悪霊」ｆ女子が抜けないであろうドストエフスキーＢＬの最大手。ｆ女子が面倒見切れない内容が盛りだくさん。パロディでもなかなかここまでアクの強い設定はない気がする。とにかく悪霊は一時期のデスノばりに二次でやることがないレベル。　#ｆ女子的に薦めるドストエフスキー作品紹介