《大災害発生の際のための、支援アドバイスメモ 東日本大震災を踏まえて》

被災者の皆様に、重ねてお見舞い申し上げます。 個人的には、2011年4月11日の最大余震で、心が再度折れそうになった事を思いだします。繰り返す地震に、気を付けて下さるよう、お願いします。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

九州の地震で被災なさった皆様に、お見舞い申し上げます。 東日本大震災の時の教訓が、全く生かされていない部分があるようなので、改めて書きます。 被災者個人、避難場所個別と、自治体の災害対策本部をつなぐ情報収集・整理の為に組織を作り上げ、人を配置してください。

2016-05-02 09:07:27
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

被災者個人・避難場所個別の情報を集めてくれる人が不足している場合には、地域外からのボランティアに依頼してもかまいませんが、自治体災害本部から依頼した人であることを示す証明カードなどを携帯させてください。その日、誰がどこの情報担当か記録してください。 @karitoshi2011

2016-05-02 09:10:16
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

情報収集担当の人は、自転車または原動機付自転車で移動させてください。とにかく、フットワークを軽くしておくことが大事です。要望は、できるだけ詳細に記録させてください。「紙おむつ30個」ではなく、「赤ちゃん用紙おむつSサイズ30個」のような形で。 @karitoshi2011

2016-05-02 09:13:57
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

もし交通に支障がないのならば、要望された物資を届けるのは、情報収集担当者と別の人の車で十分です。ただし、情報収集担当者は目標地点が詳細に分かるように伝達し、IDカードで担当者氏名を要望者に伝え、配送者も担当者のIDを確認し、配達先にも伝えて下さい。 @karitoshi2011

2016-05-02 09:18:14
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

交通に支障があって、迂回しなければならない時などは、情報収集担当者が輸送の車を先導して下さい。要望が物資の輸送ではなく、片付け補助の依頼の場合でも同じです。誰が集めた情報か、作業する人は誰なのか、必ず被災者にわかるようにして下さい。 @karitoshi2011

2016-05-02 09:22:13
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

町内会や自治区が全ての状況を掌握しているときは、町内会・自治区の代表者または担当者との連絡を、意識的に丁寧にとって、意思確認をして下さい。その際、支援者の数や運送能力に余力がある場合には、遠慮しないように念を入れて下さい。 @karitoshi2011

2016-05-02 09:37:46
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

町内会が全てを掌握していない場合、特にその地域内にアパート等がある場合には、できるだけ情報収集者は、各世帯ごとに、要望を聞いてください。集合住宅居住者の住民は町内会に属していない事が多いことに配慮して下さい。 @karitoshi2011

2016-05-02 09:48:50
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

自治体職員(災害対策本部)の自治体職員の仕事は、全体の流れを見て、偏りがないように配慮することです。特定の地域に被害が集中していることがあるので、ボランティアへのIDカードの登録・発行を「見ている」こと。「モンスターボランティア」対策になります。 @karitoshi2011

2016-05-02 09:52:12
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

自治体職員は、「支援物資がどこにどれだけあるか、実働している支援者(ボランティア含む)がどこで何をしているか」という記録が整理されていることを「指導監督」して下さい。記録担当者や現場をまとめている人からSOSが出たら、その人たちに指示して下さい。 @karitoshi2011

2016-05-02 09:55:33
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

九州の大地震は、異常事態です。自治体職員だけでは、どうにも処理できない量の仕事が発生しています。外部からの支援を上手く受け入れて、必要なところに配分して下さい。また、特に負担がかかるのが消防団です。消防団は職業ではないので、過剰負担を避けて下さい。 @karitoshi2011

2016-05-02 10:00:16
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

自治体職員と、警察署、消防署、消防団、町内会。 これらの間で、調整を取るのが、災害本部のメインの仕事です。 支援物資の中に、中古の衣服がある場合、それは物資希望がなければ、処分(廃棄)して下さい。東日本大震災でも、そうせざるを得ませんでした。 @karitoshi2011

2016-05-02 10:04:54
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

支援物資が段ボール等で宅配便で運ばれてきて、そこに複数の種類の支援物資、例えば食品と衣類、とかが混在しているとわかったら、その箱の処理は後回しにして、単一物資だけの箱から活用して下さい。混在の箱は、時間と人手に余裕がある時にしましょう。 @karitoshi2011

2016-05-02 10:07:42
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

支援したいとやってくる人たちの中には、「飲食品の調理・配布を自ら行いたい」と、食材・調理器具持参(多くの場合は、移動式調理車)で訪問する人が多数います。そういう人達には、交通が便利な広場や、被災者が集まりやすいグラウンドを案内してください。 @karitoshi2011

2016-05-02 10:11:04
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

飲食品支援の人を受け入れる際には、最大の注意事項は、食中毒を起こさせない事です。飲食容器、調理用水、箸などを持参しているか、必要な資格を持っているか、必ず確認して下さい。できれば、そういう人が来た事を地域で広報して下さい。事後に不満を残さない為に。 @karitoshi2011

2016-05-02 10:15:02
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

以上、「物資やボランティアの配置が滞っている」との報道を受けて、言わずもがなの助言を書きました。 加えて。 県の災害対策本部に、特にお願いします。マスコミの報道が特定の自治体に偏っているので、自治体間でボランティアに差が出ないように、お願いします @karitoshi2011

2016-05-02 10:26:35