アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、忍者マン一平監督12話：本当の神、本当の贈り物とは何か？と自己犠牲とカルマ

まきもgpfb @makimogpfb

Dlife再放送の、高屋敷・金春氏共著脚本のキャッツアイ3話見てたら発見。 高屋敷氏ジョー1脚本デビュー疑惑36話(無記名) と同様、川縁でバランス取り歩きの場面があった。これを入れたあたり、益々ジョー1の36=高屋敷氏脚本を後押し pic.twitter.com/SAGiFAGMku

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高屋敷・金春氏共著脚本のキャッツアイ3話と高屋敷氏他作品のシンクロ集 カイジ・ジョー2・ワンナウツ・怪物くん脚本、家なき子演出、忍者マン一平監督・脚本、ベルばらコンテ。あと2枚目は梅さん的寿司屋や、ど根性ガエルと同じアクション pic.twitter.com/zvwRMW7WAO

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わかりにくいが上から2段目の右から1、2枚の、枝につかまり回転は、ベルばらコンテだけでなく、高屋敷氏監督作の忍者マン一平でもよく出る。柔道讃歌か空手バカ一代の同氏コンテや演出から？脚本からのアクション指定らしきで、同氏の中では珍しい twitter.com/makimogpfb/sta…

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高屋敷・金春氏共著脚本のキャッツアイ3話と高屋敷氏他作品のシンクロ集2 ジョー2、カイジ、アカギ脚本、エースをねらえ！演出。三女・愛と友達のやりとりがエースをねらえ！高屋敷氏演出回の、ひろみとマキそのもの。今回は百合天然燃料 pic.twitter.com/qT7csvbLt8

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前にGyaoで見た時も思ったが、キャッツアイ3、4話の高屋敷氏脚本(3話は金春氏と共著) は、悪乗りが過ぎるほど、よく見ると同窓会状態。竹内啓雄監督は出崎作品で演出ローテした馴染み、美術の水谷氏も馴染み。Pも元ど根性ガエル制作進行 twitter.com/makimogpfb/sta…

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同窓会状態に加え、まさかデビュー作疑惑脚本のジョー1ネタが出ていたとは。 ついでに同窓会状態といえば、美術に小倉昌宏氏がいた(ジョー2美術陣、オネアミス美術)。総作監は杉野氏だし、高屋敷氏も他スタッフがピンとくる脚本を書いたかも twitter.com/makimogpfb/sta…

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高屋敷・金春氏共著脚本のキャッツアイ3話の内容:これも高屋敷氏特徴の、真実を映す鏡や、本質の裸などが出て、三姉妹の裏の顔(豹変)を表現。監督作忍者マン一平で大分明るみになった、物が意思を持ち見ている特徴も出てる。今回も紙や地図が出た pic.twitter.com/gzMaRmxSGM

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カイジが好きというだけで手を突っ込んでしまった、カイジのシリ構、高屋敷英夫さんの歴史を追うシリーズの続きやります。 今回は同氏唯一の監督作忍者マン一平12話。 前回11話: togetter.com/li/970232 その他色々 togetter.com/id/makimogpfb

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高屋敷氏監督忍者マン一平12a コンテやすみ哲夫氏、演出橋本三郎氏、脚本金春智子氏(高屋敷氏の元夫人)。全て既述。全員最新作が近年まで続いているので注目したい。 今回クリスマス回で、最終回は大晦日。打ち切りとはいえ、区切りはついてる。

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高屋敷氏監督忍者マン一平12b これも高屋敷氏がじゃりん子チエ脚本で見せたような、平行して別行動を取るキャラ達が最後に合流する作り。どうにも高屋敷氏は監督だけでなく、シリーズ構成的な側面もやってたのか？と疑いたくなるくらい、後期は同氏の脚本での特徴やテーマが大きい。

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ただ、文芸に飯岡順一氏で、キャッツアイのシリーズ構成。昔の「文芸」はシリーズ構成を指す場合もある。はたしてどうなっていたのか twitter.com/makimogpfb/sta…

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高屋敷氏監督忍者マン一平12c 話はサンタのふりをして、子供を催眠術で操り、泥棒させる悪人をバトルでやっつける話。興味深いのは、高屋敷氏は赤ルパン脚本でニセ泥棒教団、元祖バカボン演出で拝金主義坊主を描き、カイジシリ構で帝愛を偽の神(兵藤)を冠するヤバイ教団のように描いていること。

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高屋敷氏監督忍者マン一平12d 今回の悪徳偽サンタといい、皆が信じているもののフリをして人々を騙す奴をこらしめる、または、そういう連中に激しい怒りをぶつける話は、高屋敷氏の仕事の中で多い。カイジ1期9話脚本の、カイジ怒りの長台詞で帝愛の偽女神像が延々映るのもそうだ。

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高屋敷氏監督忍者マン一平12e それとは逆に、太陽や月といった、「お天道様」に対するリスペクトがあり、高屋敷氏の演出・監督・脚本の仕事すべて、悪事、善行ともに「見ている」という殺気をこめて太陽、月、ランプ等を描写する。これは唯一の監督作である本作で大分浮き彫りになった。

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高屋敷氏監督忍者マン一平12f 高屋敷氏の太陽や月に対するリスペクトは、長年、共に仕事した出崎統氏や丸山正雄氏が巨大太陽・月演出が好きなのにも起因しているだろうし、そこにストーリー性を持たせ、キャラ化する応用をしたのだろうか？この話には偽太陽ぽいデザインの気球に偽サンタが乗ってる

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これが偽サンタが乗ってきた、偽太陽的気球。他にも太陽めいた光の球が子供達をそそのかす twitter.com/makimogpfb/sta… pic.twitter.com/xQoi0yf8zs

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高屋敷氏監督忍者マン一平12g 子供達が偽サンタに操られ泥棒する場面でモサと書かれた犬小屋が出る。モサとは高屋敷氏のあだな。(元マッドハウスの名アニメーター・大橋学さんから教えて頂きました)顔も似せてる？あと小ネタ「本日の墜落予定」 pic.twitter.com/oPKmNqTHxy

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高屋敷氏監督忍者マン一平12h アゲハちゃんが集合場所に遅れた・一平の目玉達がアゲハちゃんを迎えに行ったおかげで、一平とアゲハちゃんだけ催眠術にかからず、偽サンタの悪事を知り、バトルとなる。そこに至るまでに、相当な紆余曲折と理由付けがあり、Bパートの圧縮具合が凄い(高屋敷氏特徴)

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高屋敷氏監督忍者マン一平12i 皆を騙す者に対する怒りは、カイジでもエスポワール完結回だけでなく、2期の地下でもそう。特に班長の、地下労働者を借金漬けにするシステムに真正面から怒りをぶつけた場面(3話・脚本)。→8、9話で天誅を下す pic.twitter.com/okSRDvbepN

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高屋敷氏監督忍者マン一平12j あとクリスマスといえば、プレゼント。高屋敷氏の担当作品では贈り物がよく出る。送り手や受け取り手を象徴するものが多い。元祖バカボン演出では、本官さんが、生まれて初めて人にプレゼントをした、と物を贈る喜びに目覚めてはしゃぐ話や、父の日の贈り物の話がある

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高屋敷氏監督忍者マン一平12k この「贈り物に魂、贈り物=キャラ」という高屋敷氏のポリシーは様々な作品で絶大な効果を発揮する。まずは善意の贈り物。カイジにおける、石田さんと、やさしいおじさんは究極。兵藤会長は善悪ミックス pic.twitter.com/4djOHRpa4N

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本作では、偽サンタを倒すため、髪が全部抜けるリスクを負う忍法髪の毛ミサイルを使った一平に、本物のサンタが帽子をくれる。他はめぞん一刻・カイジ脚本・シリ構、元祖バカボン演出。どれも心がこもっている twitter.com/makimogpfb/sta…

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高屋敷氏監督忍者マン一平12l 対してこちらはエゴを押し付けたり、悪意があったりする贈り物。自分を象徴する物を相手に無理矢理押し付ける。今回は伝宅の顔刺繍と歌つき枕。あと、らんま・カイジ脚本。会長は前述の通り善悪が混じる pic.twitter.com/ZZBPb6AfRk

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高屋敷氏監督忍者マン一平12m この話ではカイジにつながる自己犠牲と因果についても簡潔に描かれる。一平は偽サンタを倒して皆の洗脳を解くため、必殺忍法で髪の毛を全て失う。一方カイジは、仲間を殺し、イカサマする利根川を倒すため耳を失う pic.twitter.com/0tn0L23Evw

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高屋敷氏監督忍者マン一平12n そして髪を全て失った一平には本物のサンタが帽子をプレゼントし、カイジだと、仲間のためにほぼ全てをなげうったカイジには、やさしいおじさんが3万円をくれる。本当の贈り物とは何かを考えさせられる作り pic.twitter.com/KkuLH0Ypj7

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