@jajajajajijiman さんの「吹替俳優」と「新劇」との関係について

まとめました。
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卍島自本気@略してじまじ @jajajajajijiman

日本演劇史という授業で、鈴木瑞穂とか、小池朝雄って名前が出てくると、何というか興味深い。 吹き替えの潮流は新劇団のみでいうと、文学座系統(劇団雲、昴などを含む)の人が多い印象だけども、民藝系統の人も一定数いるからそれぞれの方法論を考えて聞くとさらに興味深い。

2016-05-12 00:00:11
卍島自本気@略してじまじ @jajajajajijiman

@jajajajajijiman 文学座系統の方は、生活的なリアリズムというのが強いからか、やや淡白な印象を受ける。逆に民藝系統だと、所謂社会主義的リアリズムからなのか、やや格調高い物言いから

2016-05-12 00:05:39
卍島自本気@略してじまじ @jajajajajijiman

@jajajajajijiman 声が出されている印象。両者の違いからか、アメリカ映画だと文学座系統の人の方が私にはより軽く楽しげに聞こえる。

2016-05-12 00:10:01
卍島自本気@略してじまじ @jajajajajijiman

新劇の歴史を振り返ることは、同時に吹き替えの歴史を、垣間見ることになるのかもという印象を持った。

2016-05-12 00:12:20
卍島自本気@略してじまじ @jajajajajijiman

@jajajajajijiman ただ、吹き替え史を考える場合、所謂三大劇団の動向だけを探るのでは足りないのも事実。テアトルエコー、東芸や俳優小劇場も見る必要があるし、舞台芸術学院も馬鹿にならない。特にテアトルエコー。井上ひさしさんの放送作家時代からの関わりとかも視野に入れると

2016-05-12 00:27:47
卍島自本気@略してじまじ @jajajajajijiman

@jajajajajijiman 実際のところ新劇の視点でアニメを含めた「声優」の歴史を考え始めるならむしろテアトルエコーから始めた方が良いのかもしれない。どころか文学座結成にはテアトルエコーのご先祖さんのテアトルコメディも一枚噛んでるのだからなんというか、歴史の感動がある。

2016-05-12 00:48:18
卍島自本気@略してじまじ @jajajajajijiman

@jajajajajijiman いや勿論、新劇を噛ませた声優の歴史かんがえるなら活動弁士あたりから始めて徳川夢声までを言及することもできるでしょうが……そこまで行くともうわかんねえな状態なわけで。

2016-05-12 00:51:21
卍島自本気@略してじまじ @jajajajajijiman

@jajajajajijiman テアトルコメディとエコーの関係について少し説明しときますと、戦前の左翼演劇ブームのなか、珍しくフランス喜劇をやってたという変わった劇団でテアトルエコーはこのテアトルコメディで役者をやってた北沢彪が朗読をするための会「やまびこ会」が前進。

2016-05-12 00:59:59
卍島自本気@略してじまじ @jajajajajijiman

@jajajajajijiman ちなみに、活動弁士とはまだ映画が無声だった頃に映画の横で台本を読みながら情景やセリフを、語っていた人のこと。徳川夢声はそのトップスターといった感じ。その後のトーキーよ、時代になるとトップの活動弁士は俳優に転向することが多かったみたい。

2016-05-12 01:09:47