白堕虚ワールド流人物紹介

一海のﾀｺ @heisei_sadako

#RTした人とのありもしない思い出を語る ふぁぼで！！ 語るよ！めっちゃ語るよ！白堕虚ワールドで語るよ！！

一海のﾀｺ @heisei_sadako

カニ人間さん（@kanininngen）との出会い。満月の夜に一人海辺を歩く。誰もいない。共に歩く人も止める人も。月明かりの下で静かに繰り返し打ち寄せられる波。しかし海底では大潮のうねりが荒れ狂う。それはまるで平静さを装う私の心のようだ。その時何かを踏んだ。赤い何かを。ﾋﾟｷﾞｨ

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のいさん（@noinoimn ）との出会い。彼女の大きな瞳、桜色の頬、柔らかなそうな茶色の巻き髪、ぷっくりとした唇はこの世のものとは思えぬほどの美しさだった。彼女の瞳に映る細い三日月は空に浮かぶそれよりも美しく、また沈美であった。はあ、早く家に帰って全裸になりたい。そう呟くまで。

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しろうさん（@shiro46y ）との出会い。今夜やるよ。彼女はそう言って私の口に唐揚げを突っ込みビールを飲み干し、銃を片手にテントを出て行った。新月の夜の隠密作戦。成功率は低い。何人も失敗し帰らなかった。しかし彼女なら。私はまだ彼女の名前さえも知らないがそれだけはわかっていた。

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みどるさん（@d_ooooooo ）との出会い。のそり。闇に包まれた森の中で何か動いた。頼りの半月は厚い雲に覆われたままで僅かな明かりも期待出来ない。熊か？鋭い牙を持つ獣の類いか？それとも……嫌な予感ばかりが胸を過る。ひゅう。風が一筋吹き、雲が動いた。そこにはパックを剥がす乙女が

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あおかさん（@aocat ）との出会い。夜店でとった金魚。満月に自慢するように高く掲げて見せつける。赤い金魚。遠くなる祭り囃子。ひらひら、ひらひら。カランコロン、カランコロン。金魚がぷくんと一つ泡を吐く。私もげぷっと一発。ぷぷぷ。うふふ。笑い声ふたつ。これから楽しく暮らせそう。

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にいさん（@AstroHo_Nisan ）との出会い。冷たいどしゃ降りの雨の中で彼は誰かを待っていた。ガス灯の僅かな灯りの下で傘もささず、真っ黒なコートの裾と黒い帽子のつばから雨が滴り落ちるのも気にもせずに。葉巻に火を灯す。完璧な世界。ｴｸﾞｼｯ。くしゃみだけは間抜けだった。

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ナシクマさん（@Bokuha_KMdenai ）との出会い。鯱の身体は朧の月夜にその模様を変えるのよ。自分の身体をキャンバスにして描くの。一番美しい瞬間を自分の身体に刻み付けるのよ。そう言って彼女は笑った。私は彼女のネイルの白黒模様が少しずつ変化してるのから目が離せなかった。

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せばさん（@steward_fox ）との出会い。満月を背負い彼は地面に舞い降りた。そして大きな翼を畳み、うなだれた瞬間、人間の姿になった。私はカーテンの裾からその一部始終を見ていた。銀色のスーツに深紅のハンカチーフ。長い髪を靡かせ此方に歩いてくる。私は動けずに彼を待っていた。

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まるさん（@malru7 ）との出会い。これは媚薬で毒薬。あなたにはどう作用するか楽しみだわ。魔女はそう言って緑色の小瓶を私に渡した。新月の企みという名の薬。気を付けるのよ。手に入れたいのは真実の愛か、虚栄の愛か、よく考えてお使いよ。魔女はそう言い残し闇に消えていった。

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かむいさん（@gamadaruma ）との出会い。その名に恥じぬ生き方をしろ。そう言い遺したコタンのエシカの言い付け通り彼女は美しく、気高い女性に成長した。月に祈り、太陽を崇め、森に感謝し、川を愛し、村を守っている。彼女は今日も狩りへと出向く。自分より大きな狼の軍団と共に。

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すうちぇさん（@shuquan_yang ）との出会い。古い映画のセットのような石の橋の真ん中で彼女と出会った。李香蘭のような佇まいと微かな桃の香りがとても印象深く私の胸に残った。満月の夜の度に私はその橋へ足を運んだ。もう一度あの夜を繰り返したい。ただすれ違うだけでいいあの夜を。

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あめさん（@amanaka_kazuto ）との出会い。彼は薬草を詰めた鳥のようなマスクを被り、長いコートを羽織り一言、行ってくる。とだけ言い残しこの部屋から出て行った。ペストという巨大な敵に立ち向かう為、自らその懐に飛び込んで行く彼の背中は医者の尊厳とプライドに満ちていた。

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くろねこさん（@lugner_fuchs ）との出会い。ぱしゃり。どこかでシャッター音が聞こえた。私にとってここは何も無い場所。何の意味も無い場所なのに。彼女は撮り続けている。夢中に、無心に。ねえここはそんなに魅力的なの？私の声が聞こえたのか彼女が振り向く。ぱしゃり。魅力的よ。

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くろすけさん（@crossK_nw ）との出会い。明後日おいで！！という言葉が終らないうちに派手な音と共に男が吹っ飛びガラス片が飛び散った。何しやがる！ともう一人が彼女に襲いかかるが、悲しいかな彼女の脚の方が長かった。呆気なく蹴り飛ばされる。あーお腹すいた！肉だ肉！彼女は私の手を

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せるまさん（@kelly1214264m ）との出会い。道に迷った。最悪だ。こんな夜中に。こんな森の中で。目印の星座も覆い被さる木の枝で見えやしない。もう一度言う。最悪だ。最高よ。どこかで声がした。真っ白なドレスを着た麦わら帽子の少女が笑って俺を見ている。だって私と会えたでしょ？

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なささん（@nasasama ）との出会い。琵琶の音は月夜が似合う。物悲しいその音色は移り行く月の面影をなぞるように寄り添い、慰める。人の世の虚しさと細やかな喜びを書生さんはその音色に託し今夜も奏でる。月に奉納するように。無学なあたしはただただその音の美しさに目を閉じ思いを馳せる

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ぴーさん（@peeeee03 ）との出会い。闇に真っ白なスーツが舞いその軌道から手裏剣が放たれ地面に突き刺さる。私の行く手を遮るように嘲笑うように。久しぶりだな忍び。随分派手な登場だな？不老不死の力を得た伊賀と甲賀は千年の闘いを続けている。時代は変わったんだぜ？忍ばずワッショイ！

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ちゃたさん（@chata19975 ）との出会い。彼女は目の覚めるような緑のケープを纏いワンドを振りかざした。満身創痍の我々は彼女に頼るしか無かった。巨大な敵は突然絶叫と共に敵は倒れた。何が起きた？無呪文魔術か？誰もがそう思った。振り返った彼女は微笑み言い放った。うふ。物理よ。

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秘書（@Miyabi_memento ）との出会い。私の仕事？社長のスケジュールを時間通りに確実にこなしてもらって一日を終わらせる。ただね、手段は選ばない。それだけよ。にっこり笑って彼女は長いスカートの裾から銃を取り出し安全装置をカチリと外したった一人で男達の前に立ちはだかった。

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ひょこさん（@hane_hiyo ）との出会い。拍手喝采。今宵も彼の手品ショーは大成功。暗幕が落ち彼はステージを降りた。派手な衣装の踊り子達がすれ違い様に彼にウインクや投げキッスを送る。軽い会釈で受け流し彼は控え室へ入った。衣装を脱いだ瞬間に彼は消え、青いカモノハシが現れた。

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美少女さん（@Bishoujo ）との出会い。憂いを秘めた横顔の青年は、はだけた胸元のままで窓辺に座り夜空を眺めていた。始まる。否、始まっている。彼は独り言をもらす。私は吸い込まれる様にその厚く熱い胸に耳を寄せ、その鼓動の中に言葉の意味を探す。何処かで短い銃声が一発、闇に放たれた

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おぱい（@s_lost_xoxo ）との出会い。緊縛師が彼女の身体を締め上げる。赤いドレスの内側では柔らかな肌が悲鳴をあげている筈なのに彼女の表情はまるで素麺を食べている時のように涼しげである。痛くないの？私は愚かと知りながら聞かずにはいられなかった。痛み？ふふっ。もう忘れたわ。

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ちn子（@24mr_sc ）との出会い。完全に道に迷った。スマホは電池切れ。地図は無くした。項垂れた私の前を彼女は現れた。どうしたの？優しい声に迷子になっちゃった。と正直に答える。あら奇遇ね、私もよ。ねえ、駅はどっちだと思う？同時に指差してみようよ。せーのー！二人の人差し指は

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頭領（@3000world ）との出会い。親方と呼ばせて下さい。私は赤い鬼面の男の前に膝まつき言った。あれから三時間。男は足を広げ椅子に座ったままで横のお供の鬼面さえ咳払い一つしない。このまま根負けするのを待っているのか？ごはんやで。後ろで声がした。頭領のメシだ！男達の声がわいた