- uchida_kawasaki
- 1459
- 14
- 0
- 0
NTP (National Toxicology Program) Cell Phone Radiofrequency Radiation Studies ntp.niehs.nih.gov/results/areas/… Report biorxiv.org/content/early/…
2016-05-29 05:35:14"The rodents were exposed for 10-min on, 10-min off increments, totaling just over 9 hrs a day from before birth through 2 years of age."
2016-05-29 05:38:20"NTP found low incidences of tumors in the brains and hearts of male rats, but not in female rats. Studies in mice are continuing."
2016-05-29 05:38:50ntp.niehs.nih.gov/results/areas/… より ラットとマウスで、誕生前から2歳になるまで、10分照射、10分オフを1日9時間繰り返した結果、オスのラットで脳の悪性神経膠腫と心臓の神経鞘腫(シュワン細胞腫)が増加した。メスのラットでは増加しなかった。マウス研究は続行中。
2016-05-29 05:45:19報告書PDFは74ページだけど、本文は16ページ。 biorxiv.org/content/biorxi… ちなみに、RFR(高周波照射)による組織内のエネルギー吸収は、SAR(単位組織量の比エネルギー吸収率)で計算され、単位はキログラムあたりのワット数(W/kg)。
2016-05-29 06:16:39本文を斜め読みしてみた。心臓のシュワン細胞腫が悪性なのか良性なのかわからない。シュワン細胞種は基本的には良性腫瘍とされている。 jsnp.jp/cerebral_7.htm シュワン細胞は末梢神経系での神経膠細胞なので、脳と心臓への影響は、実質同じ種類の細胞を通しているのか。
2016-05-29 06:21:10高周波照射されていないコントロール群での生存率が低いといのは、皮肉だけど、なんでなんだろう? 考察では、悪性神経膠腫とシュワン細胞腫が高齢の個体で発生する腫瘍だとしたら、コントロール群で発生しなかったのはその生存期間の短さのせいかもしれないという可能性も言及されている。
2016-05-29 06:29:51(続)その辺、NCRPのジョン・ボイス氏が突っ込んできそうな箇所かもしれない。でも、ラットで見つかった悪性神経膠腫のほとんどは、実験の最後の方で死んだラットや最終的に安楽死したラットで見つかっているけど、比較的多くのシュワン細胞腫は実験開始から90週目で見つかっている。
2016-05-29 06:32:46Media Telebriefing: NTP Cell Phone Radiofrequency Radiation Study: Partial Release of Findings niehs.nih.gov/news/newsroom/… 録音されたものを視聴中
2016-05-30 07:13:54携帯電話研究結果についての電話記者会見で、なぜ今回、部分的な結果を公表したのかという質問に対しての答え。非電離放射線は、組織内で熱を発生しないレベルでは生物的影響を起こさないという認識だったが、この研究では見つかった。また、過去に携帯電話と聴神経腫の関連が研究されているが、(続)
2016-05-30 07:43:09(続)聴神経腫は、今回、心臓で見つかったシュワン細胞腫と同じ種類の腫瘍なので、その面からも部分的でも結果を公表すべきだと思った。 (コントロール群に問題があったのではないかという質問もあり、それも内部で議論されてるけど、それでも公表に至ったのは、携帯電話使用の安全性のため、と)
2016-05-30 07:46:10サイエンス誌記者:コントロール群のラットの生存期間が短かったのはなぜか? 答え:今回のコントロール群の生存期間は、他の研究でのこの特定の種のラットにしては短かった。まだ病理分析が完了してないのので、もしかして何らかの理由が見つかるかもしれないが、今の所はわからない。
2016-05-30 07:52:48サイエンス誌記者:ラットが1日9時間全身に受けた曝露を、どのようにヒトが耳に当てる携帯電話に当てはめることができるか?(この質問、最初に質問したAP記者からも出たけど、政府機関の間で協議中、という以上の具体的な答えが得られなかった。)
2016-05-30 08:03:05答え:それについては、現在、複数の政府機関中で協議中。全身曝露にしたのは、ヒトは携帯をからだの色んな場所に持ち歩くのと、耳周辺以外の組織が高周波電磁波に影響を受け得るかを知りたかったため。
2016-05-30 08:03:23記者:ヒトの全身曝露限度は0.08 W/kgだが、なぜラットへの全身曝露量(1.5〜6 W/kg)は、それよりはるかに多くしたのか? 答え:体内のすべての組織の感受性を調べるためと、組織が熱を発生し始めるぎりぎりのレベルでどのような結果が出るかを見るため。(みたいな答え)
2016-05-30 08:21:01ちなみに、米国での高周波電磁波の曝露限度は、公衆で0.08 W/kg(全身)と1.6 W/kg(部分)となり、携帯電話は1.6 W/kg。 transition.fcc.gov/Bureaus/Engine… pic.twitter.com/yJTn02L9Og
2016-05-30 08:23:22日本での曝露限度は、全身が0.08 W/kgで、携帯電話使用のような局所では2 W/kg。 tele.soumu.go.jp/j/sys/ele/pr/#… env.go.jp/chemi/electric…
2016-05-30 08:38:02記者:ニュースでこの研究の結果を知る一般市民に知ってほしいことは? 答え:これは、携帯電話の電磁波による発がん影響の生物学的説得性を調べる研究であり、ヒトによる携帯電話の使用に直接当てはまるかどうかは、現在まだ議論中。関連性があるかもしれないし、ないかもしれない。
2016-05-30 09:08:43記者:FCCは、現在の規制を緩める方向だが、それについてこの研究結果から何か推奨はあるか? 答え:われわれは研究結果を提供するだけなので、推奨はない。
2016-05-30 09:11:31コントロール群の生存期間が短かった件で、調査群の生存率が知りたいという質問あり。著者らが最終生存率を口頭発表。コントロール群は27% GSM: 48%, 61%, 48% (1.5W/kg, 3W/kg, 6W/kg) CDMA: 50%, 56%, 60%
2016-05-30 09:39:57ちなみに、PDFの後ろの方で、malignant schwanommaという言葉が出てくるので、ラットで見つかった脳の腫瘍も心臓の腫瘍も悪性。本文ではわかりにくかった。 biorxiv.org/content/biorxi…
2016-05-30 09:52:45昨日の携帯電話研究結果の電話記者会見の最後の方で、記者が会見していた研究者に、この研究結果を受けて個人的な携帯電話の使用を変えたのか、と聞いていた。研究者はまず、ほとんど携帯電話を使わないということで、使ったとしたら耳に当てるし、今後もそれを変える予定はない、と言っていた。
2016-05-31 04:57:52