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@WRXTK
「・・・えっ！？」 矢矧は、気が付けば普段の何倍もの大きさになって座り込んでいた。目の前には小さな街。幸いな事に被害は無いようだが、矢矧は困惑していた。 pic.twitter.com/soT3B7GBVZ
2016-05-29 12:46:02
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@WRXTK
「ご、ごめんなさいね。怖がらせるつもりはないのだけれど」 そう言いながら、眼下の街に向かって手を振ってみる。街を潰さないようにそっと移動して、座り直した。 pic.twitter.com/0aA75XLABV
2016-05-29 12:55:05
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@WRXTK
「よいしょ・・・っと、大丈夫？崩れてないわよね？」 座り込んだ股の間に街がある事に気づき、矢矧は顔を赤らめつつも足はなるべく動かさないようにしていた。 pic.twitter.com/CWoZbooC6N
2016-05-29 13:08:51
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@WRXTK
不安なまましばらく動けずにいると、矢矧の中にある感情が生まれた。 （どうしよう・・・でも・・・） 矢矧はきゅっと目をつぶった。それが引き金だった。 pic.twitter.com/gJc4rBdbH3
2016-05-29 13:15:45
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@WRXTK
矢矧が突然立ち上がった、それまで街を気にしていたのに全く気にする事なく。風圧で人や車が飛んでいく。そして立ち上がった矢矧の大きさは、ビルが消しゴム以下の大きさに見える程だった。 pic.twitter.com/SlK0hgWkmP
2016-05-29 13:20:46
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@WRXTK
立ち上がった矢矧の瞳はいつの間にか赤色に染まっている。不敵な笑みを浮かべ仁王立ちをしていた。 pic.twitter.com/mbYvfKNaVy
2016-05-29 13:28:35
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@WRXTK
しばらく街を見下ろしていた矢矧だったが、ふいに左足を上げた。街の住民達は先ほどまでの優しい彼女の行動に戸惑い、逃げ回る。艤装ブーツが街の上にかざされ、影を作る。 pic.twitter.com/dKzOAaCVvv
2016-05-29 14:04:28
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@WRXTK
ｽﾞｳｳｳｳｩｩｩﾝ... 街の半分以上を一息に踏み潰せる足が下ろされ、ビルがいくつも消える。 「・・・あはっ」 矢矧の小さな笑い声が、生き残った住民にはとても大きく聞こえた。 pic.twitter.com/1u31pCv27R
2016-05-29 14:09:23
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@WRXTK
足を退けると、くっきりと残る足跡。それに巻き込まれた物は跡形もなく破壊されている。矢矧はそれを見下ろし笑みを浮かべた。それは間違いなく、破壊を楽しむ顔だった・・・（続・・・く？） pic.twitter.com/398MTLnC0h
2016-05-29 14:25:02
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@WRXTK
突然覚醒状態から素に戻り、慌てて胸から電車を引っ張り出す矢矧さん。落ち込んで街の中で座り込む所まで。 pic.twitter.com/odNTNx58vr
2016-05-29 15:55:25
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