【みのさんシリーズ】プレイセラピー「地震ごっこ」「津波ごっこ」の解説

プロの心理屋みのさんによる、地震ごっこや津波ごっこがなぜ必要なの?という説明
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椿🍀 @tsubakiya_dress

今朝のニュースで、「手だけ地震」と言って手をぶらぶらさせて遊んでいる男の子が映り、このシーンを思い出しました。どうか「不謹慎だ」なんて言わないであげてくださいね。 『ちいさいひと 青葉児童相談所物語』震災特別編より。 pic.twitter.com/b3heKINuzy

2016-04-21 08:26:31
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みの☺️ばくしんO @mino_on

これはPTSDの自治作用として非常に理にかなってる。プレイセラピーの一種になります。 子どもは「怖くない、もう安心だ」ということを、頭で中々理解することができません。 子どもは体験をし、学んでいく存在です。なので、「もう大丈夫」を体験しなくてはならない。遊びの中で乗り越えるのです

2016-04-23 11:31:14
みの☺️ばくしんO @mino_on

で、実際に私もこれ体験したんだけど 小学生50人くらいと津波ごっこ(流されて引き上げられるまで)をしてたらさすがに怒られました てへぺろ☆

2016-04-23 11:32:29
みの☺️ばくしんO @mino_on

いや、わかっとるんや・・・大人には逆に体験学習が毒になるってことはわかっとるんや・・・! でも子ども優先じゃから・・・! わかっとってやったんや・・・! すまぬ・・・すまぬ・・・!

2016-04-23 11:33:50
みの☺️ばくしんO @mino_on

さらりと言ったけども、大人は理性の生き物なのよさ。 だから、体験に弱いの。 不謹慎だやめなさい!ってなるのは当たり前の反応かもしれない。 防衛反応ってことだからね。 でもそれが強く出る人は、つまりはストレスに弱い人だってこと 自分の内に留めておけないんだってつらさもあるんだよね

2016-04-23 11:36:30
みの☺️ばくしんO @mino_on

だから本当は学校とか、遊戯療法のプレイルームとか、外部から見られない=お互い守られる空間でないといけない でも大規模災害なったときは、おおよそ学校や市民会館等が避難所に指定される場合が多い 子どもたちが集まれば、自浄作用で遊びを始める それを見た大人がPTSDを悪化させ・・・と

2016-04-23 11:39:21
みの☺️ばくしんO @mino_on

治療者や支援者はここで天秤にかけなきゃいけなくなる 大人と子ども、どちらの心的安全を保護するべきか

2016-04-23 11:40:19
みの☺️ばくしんO @mino_on

この漫画の保育士さんのように、十分周囲の大人の方へと説明する、という次善の策を講じる必要がある。 これを心理教育といいます。 ただ、説明を受けてもらった側の耐性に任せることになるのは変わりないです。我慢をしてねと言っているのも同じだから さて、どうすればいいのか・・・

2016-04-23 11:43:43
みの☺️ばくしんO @mino_on

という思考のスパイラルに陥っていくのがセラピストの憂鬱っていいます。 つらいめにあってる人、全員を助けてあげたいけど、全員を救うことはできない

2016-04-23 11:45:00
みの☺️ばくしんO @mino_on

トリアージ 心の傷にもそれは存在する

2016-04-23 11:46:28
みの☺️ばくしんO @mino_on

ごめんよ・・・ごめんよ・・・ なんもしてやれんでごめんよ・・・

2016-04-23 11:47:18

治療者のみなさん、ありがとうございます。