大気光象の各現象の簡単な説明

内暈、彩雲、環天頂アーク、虹などの大気光象の説明ツイートをまとめておきます。ちょっとずつ増やしていく予定。 【天空博物館】 http://www.asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/index.html
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綾塚 祐二 @ayatsuka_yuji

今年はずいぶんと #花粉光環 が話題になっているので…。光環などを見るために太陽を隠すときは、なるべく遠いところのもので隠したほうが安全です。近いと、ちょっとのズレで太陽の広い範囲が見えてしまいます。 pic.twitter.com/pRCicE3ZYI

2018-03-13 00:25:03
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綾塚 祐二 @ayatsuka_yuji

また、まずは影の側を見て「頭の影が建物などの影に隠れている」ことを確認してから太陽側を見ると安全です。 #花粉光環 pic.twitter.com/81WzKXcZCr

2018-03-13 00:26:47
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綾塚 祐二 @ayatsuka_yuji

補足しておくと、氷晶による大気光象全般を (広義の) ハロ (halo) と呼びますが、その中で特に太陽(光源) を中心に円形のものを (狭義の) ハロと呼び、それ以外をアーク (arc) と呼び分けることもあります。 twitter.com/arakencloud/st…

2017-03-23 23:53:08
荒木健太郎 @arakencloud

まんまるの虹色のハロでとる!! 「ハロ(halo)」は氷の雲によって発生する大気光学現象全般のことで,この写真の内暈のほかに,幻日や環天頂アーク,環水平アークも含まれます.虹とか光環とかブロッケン現象とかみたいに水滴による大気光学現象はハロには分類されません.ハロ豆知識でした. pic.twitter.com/hel142aLBf

2017-03-23 12:55:33
天空博物館 @ao_museum

【環水平アーク】太陽の約46度下に虹色の帯が現れる現象です。方向の揃った板状の氷晶の側面から入った光が屈折して見られます。「彩雲」と呼ばれることもありますが、彩雲は別の現象を指します。「外暈」と勘違いされることもよくあります。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/o0IpkNaPXu

2020-05-24 16:14:53
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天空博物館 @ao_museum

【花粉光環】大きさの整った細かい粒が空に多く飛んでいると、太陽や月の光が回折し色づいた輪がその周りに見られます。春先のスギ花粉もその原因となる粒の一つで、澄んだ青空の中に鮮やかな輪を見せ「花粉光環」と呼ばれます。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/GYAKBVvIPe

2017-03-04 18:32:10
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天空博物館 @ao_museum

【太陽柱】沈む夕日、もしくは昇る朝日の上に、光の柱が現れることがあります。 太陽柱(sun pillar) と呼ばれる現象です。氷の結晶による太陽光の反射が原因です。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/kllZrJhExZ

2016-05-14 23:31:57
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天空博物館 @ao_museum

【環水平アーク】太陽の約46度下に虹色の帯が現れる現象です。方向の揃った板状の氷晶の側面から入った光が屈折して見られます。「彩雲」と呼ばれることもありますが、彩雲は別の現象を指します。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/c6BSvM8Df5

2016-05-15 22:08:13
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天空博物館 @ao_museum

【内暈】最もありふれた暈(かさ)で「日がさ」「月がさ」といえばふつうこれを指します。半径22度の円形で、内側が赤もしくは全体が白っぽい色になります。雲の中の六角柱型の氷晶で見られます。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/DEdXz8A7RK

2016-05-22 21:17:49
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天空博物館 @ao_museum

【環天頂アーク】太陽の約46度上に、天頂を囲むような向きの虹色の弧が現れる現象です。「逆さ虹」と呼ばれることもあります。方向の揃った板状の氷晶の上面から入った光が屈折して見られます。 asahi-net.or.jp/~cg1y-aytk/ao/… pic.twitter.com/Fw8gufi88k

2016-05-25 23:45:58
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天空博物館 @ao_museum

【彩雲】雲が光の回折によって色づいて見えるのが彩雲です。太陽からの角度と雲粒の大きさで色が決まり、雲粒の大きさは縁からの距離で揃いやすいので、雲の形に沿った色がつくのがよく見られます。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/pIUxy6MXdu

2016-06-05 15:30:34
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天空博物館 @ao_museum

【主虹】雨上がりに見られる、ごく普通の虹が主虹です。水滴に入った光は入る位置によって様々な方向に出て行きますが、集中する特定の方向があり、それが太陽に対して虹の見える角度になります。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/lsodsM60GV

2016-06-14 21:28:03
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天空博物館 @ao_museum

【光環】彩雲と同じく、光の回折によって様々な色が見られる現象で、回折させる粒の大きさが揃っていて円形に色がつくものを光環と呼びます。雲粒以外に、花粉などでも見られることがあります。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/U455W2bKFQ

2016-06-19 23:53:24
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天空博物館 @ao_museum

【副虹】明るい主虹の外側に現れる、薄い、色の順序が逆の虹が副虹です。主虹は太陽 (や月) の光が水滴の中で一回反射した光で見られるのに対し、副虹は二回反射した光で見られます。 asahi-net.or.jp/~cg1y-aytk/ao/… pic.twitter.com/4bEpRXuYR2

2016-06-26 08:55:28
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天空博物館 @ao_museum

【上端接弧】内暈の上に接する弧です。太陽高度が低いとV字型、高くなると内暈を覆うような形に変化し、下端接弧と繋がり「外接ハロ」となります。細長い氷晶の長軸が水平に揃っていると現れます。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/fNAB5mMxml

2016-07-11 00:39:50
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天空博物館 @ao_museum

【外接ハロ】太陽高度が高いとき、内暈の左右がぼやけていたり二本に分かれれていたりするときの、外側の横長の暈です。上端・下端接弧と同じく、長軸が水平に揃った細長い氷晶により現れます。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/VmrghzgzUP

2016-07-16 00:56:26
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天空博物館 @ao_museum

【上部ラテラルアーク】環天頂アークと接する、太陽を囲む向きの弧です。外暈と区別しづらいですが、外暈よりも虹色が明瞭な傾向があります。上端接弧と同じ姿勢の氷晶で見られます。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/lGsdlQ1CLf

2016-07-24 18:49:58
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天空博物館 @ao_museum

【パリーアーク】上端接弧に蓋をするような形の暈が (太陽に凹 (suncave) の) パリーアークです。上端接弧と同じ向きの「太陽に凸 (sunvex) のパリーアーク」もあります。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/Ki7YAqiRaQ

2016-08-02 00:26:24
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天空博物館 @ao_museum

【幻日】平べったい、プレート状の氷晶の方向が水平に揃っているとき、ある側面から入り、二つ隣の側面から出ていく光で見られるのが幻日です。太陽の両側、内暈と同じくらいの位置 (高くなるほど外に離れる) の光のスポットとして見えます。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/Nd6n2VQoTi

2016-10-04 07:42:06
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天空博物館 @ao_museum

【霧虹】虹を見せる水滴が小さいと、光の、波としての性質が効いてきて、各色の明るさのピークが広がってしまいます。そのために色が混じり合い、白っぽくなります。それを、霧で見えるときは霧虹、雲なら雲虹、もしくは単に白虹と呼びます。 asahi-net.or.jp/~CG1Y-AYTK/ao/… pic.twitter.com/WvBK7wUjzr

2016-11-23 15:55:04
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