発達障害児支援の話 ~ある講演資料からの抜粋~

このまとめは @youtumugi さんが数年前に聴いたある講演の資料からの抜粋まとめです。 前半は療育講演会、後半は虐待の研究集会からの抜粋になっています。
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ゆうつむぎ @youtumugi

ちょっと探し物をしていたら、何年か前に聴いた講演の資料が出てきた。なつかしいので (と言っても殆ど覚えてない) 印象に残るところを書き出してみる。

2016-06-07 13:13:19
ゆうつむぎ @youtumugi

「発達とは、外部に自分を発信して、反応をフィードバックする事により『自我』を形成する。 発達障害とは、様々な理由で発信またはフィードバックが妨げられ、自我が形成されにくくなっている事ではないか」

2016-06-07 13:15:54
ゆうつむぎ @youtumugi

「支援に共通する事」→ 「世界を動かしている感覚」 「手ごたえ」などを保障すること

2016-06-07 13:17:01
ゆうつむぎ @youtumugi

「『家族内の条件』 安定したシステムでは、持ちこたえられなくなっており、とても不安になっている時は、おのずと変化を求め出す。→手助けをするタイミング『今、困っていることはない?』を聞いてみる」 持ちこたえられないの意味がよくわからない…

2016-06-07 13:26:02
ゆうつむぎ @youtumugi

「サイコロジカルマインドという言葉の危うさ」 ・相談は特殊な状況で生じる関係性 ・その特殊な状況を話し手と聞き手が互いに了解していることが前提 ・日常場面でその状況を作り出すと、その時点で相手とのズレが生じている →心理支援よりもまずは生活支援

2016-06-07 13:31:35
ゆうつむぎ @youtumugi

「基本は子育てを支えること」 ・母親の視点から、自分自身や子どもや周囲の環境がどのように見えているのか、という視点を常にはずさない ・診断名、親子関係の歪み、母親の生育歴を前面に出さないで(背景には持ちながら)、具体的な生活方法の提案に徹する ・母親を元気にすること

2016-06-07 13:35:41
ゆうつむぎ @youtumugi

@youtumugi 安易なトラウマ説はとらない、作らない、巻き込まれない

2016-06-07 13:36:31
ゆうつむぎ @youtumugi

「高学年の相談〜 ・高学年になり授業についていけなくなる ・授業が速すぎる ・「自分で考えなさい」は難しい→ 「自分はどうしたらいいんだ」自信喪失、自己評価の急激な落下、不登校にいつなってもおかしくない状態 まんまやんけ…

2016-06-07 13:39:41
ゆうつむぎ @youtumugi

「低学年から高学年にかけてのプロセス」 ・授業またはクラスメイトとのズレを意識しだす時期 →自己認識の未熟さとあいまって、他罰的になることもある →外部世界とのズレを修正することが支援の第一義ではない

2016-06-07 13:42:18
ゆうつむぎ @youtumugi

@youtumugi ・高学年になると、自己の状態がより明確に意識される。必死に確立した内的世界を疑い、崩壊が始まる。 →外部世界との関係を絶つきっかけとなる →内部世界の崩壊を食い止める。適応可能なリソースを探す

2016-06-07 13:44:53
ゆうつむぎ @youtumugi

「ASとうつ」 ・早期から発症例は増加 ・外部との違和感を、低年齢で感じてしまうこの環境とは ・内部世界を受け止めてくれる、大人の少なさ

2016-06-07 13:46:41
ゆうつむぎ @youtumugi

「内面世界の成立と危機」 外面世界の不可解さをとらえた自閉症者は、自らを守るための『内面世界』をつくりあげる。ところが、まもなく『内面世界』の自足性に対して疑いが生じる →外部世界とのズレは不可避、内面世界の妥当性の補償が重要となる。

2016-06-07 13:50:46
ゆうつむぎ @youtumugi

何となく気になるところをざっくり。本当は虐待絡みの資料を探してたんだけど、こんなのも聴きに行ってたんだなあと。時間がないので虐待絡みのほうはあとで呟くかも…夜だな…。

2016-06-07 13:53:02

ゆうつむぎ @youtumugi

「『虐待3ヶ月前について』 虐待には6ヶ月前、3ヶ月前の親子の状況がある。 3ヶ月前の発見が大切…これは地域でしか発見できない。 親へのアドバイスは、6ヶ月前ならいいが、3ヶ月前では虐待を進行させる。 母を責めるのは自己満足」

2016-06-07 22:02:22
ゆうつむぎ @youtumugi

「『3ヶ月前の母親の状況』 子どもの状況にはある程度共通の傾向がある。 ・まずは『ちょっと違うのでは?』 ・アドバイスしたくなるような親の言動(アドバイスは逆効果) ・乳幼児・小学低年齢児では→ 身長・体重の増加がない、病気しがち、情緒不安定、健全で活発な遊びができない

2016-06-07 22:08:08
ゆうつむぎ @youtumugi

母親は→ 表情が暗い、子供を叩いてしまう自分を責めて苦しそう、このままでは虐待してしまうのではないかという不安、わかっているけどそうしてしまう自分を責めないでほしい、責められそうだと避けてしまう…

2016-06-07 22:10:19
ゆうつむぎ @youtumugi

発達の話も虐待の話も、保護者向けではなく、どちらかというと支援者向けなのだが、やはりこちら側のほうが専門的な話が聴ける印象。あとは支援者側からみた自分(親) を客観的に考えられる気がする。支援者側を客観的にみるためではない。でも親が同席してたらやりづらいかもしれない…。

2016-06-07 22:18:50