昭和初期の紙面に躍る「猫自殺」とは!? なんだかファンタスティックな世界を想起してしまうけど…

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毛利 眞人 @jazzrou

大阪時事新報・昭和6年5月13日の同じ紙面に「娘の猫自殺」「横領して猫自殺」という文字が躍っている。「猫自殺」というのは猫いらずを用いた自殺のことで戦前はよく起こったのだが、ぱっと見、ファンタスティックな世界を想起してしまう。この略し方は大阪時事だけなのだろうか。

2016-06-26 14:14:53
小針侑起 @peragoro22

@jazzrou 私も先日、都新聞で同じような記事を見かけてギョッとしたばかりですw

2016-06-26 14:46:17
毛利 眞人 @jazzrou

@peragoro22 都と大阪時事は同じ程度に大衆的な紙面なので、そういう業界の言い回しも共通しているのかもしれませんね。

2016-06-26 14:50:38
岡鹿郎 @kmar1320

@jazzrou @peragoro22 昭和2年の新愛知か名古屋新聞にも、「猫を飲んで自殺」という見出しの記事がありましたよ。

2016-06-26 15:54:56
フクヰ @No coming-out @k680515

「ネコと和解せよ」に通じるファンタジーワールドですね(適当) twitter.com/jazzrou/status…

2016-06-26 14:43:55
リンク コトバンク 猫いらず(ねこいらず)とは - コトバンク ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 猫いらずの用語解説 - 殺鼠剤の一種。主成分として黄リン8%を含むほか,グリセリン,ぶどう糖などが混合され,酸化鉄で赤褐色に着色されている。ネズミの好む餌に含ませて使用する。

1905年成毛英之助がアメリカの製品をヒントに製造発売した日本最初の黄リン系殺鼠(さつそ)剤の商品名。普及にともない殺鼠剤の代名詞となった。黄リン含量は8%。外観は赤褐色軟泥状で,味は甘く,独特の臭気がある。1cm大の野菜片やだんごに約0.05gの薬を塗付し,穀粉をまぶしたものをネズミの通路に置いて使う。ネズミ以外のモグラや害虫の駆除にも有効であった。入手しやすい毒物であったため大正のころには,猫いらずによる自殺が増え〈猫自殺〉などと呼ばれた。[世界大百科事典 第2版]

1907@ayanya @1907ayanya

猫いらず…うちの仔犬も食べて死んだな…(´・_・`)

2016-06-26 16:13:59
探偵堂 @Chizu_Yamamoto

猫自殺… 一瞬、主人に殉じる愛猫の悲劇かと。怪猫化した江戸時代と違って、後を追うのかーとか。

2016-06-26 14:53:35
3000 @tome3000

"猫自殺"なんて言葉あったんや。安岡章太郎さんの「猫の庭」あれも、自殺を思い立って、獣医の父の知り合いに猫を駆除する為だと偽り"猫いらず"を頼んだら、思いの外ニコニコして持って来たので、腹が立って「要らない」と断った話やったような。

2016-06-26 14:30:21
猫怖大夫牧野さん @mknhrk

猫自殺って猫しかいない密室に自分から入っていく行為を言うのでは。

2016-06-26 14:25:38
sabasty @sabasty

「猫自殺」なんか幸せそうな絵が思いついてしまってアレ

2016-06-26 19:48:43
sabasty @sabasty

メモ:猫いらず→殺鼠剤。三酸化ニヒ素、化学式はAs2O3。現在は取り締まり対象だけどまだ農薬とかで手に入るやつ。まあ使って自殺したところで猫自殺とは書いてもらえないけど。

2016-06-26 20:00:09