更新 2022年7月30日作成 2016年7月4日

名古屋市の子宮頸癌ワクチンアンケート調査データの解析に挑む

名古屋市が公費で実施した子宮頸がんワクチンアンケート調査の公表済み速報結果を引っ込め、生データだけをPDFで公表したもののそれ以上の解析はせず結果も出さないと言明。このデータを変換して再解析しようするネット上の動きを追いました。新情報は随時追加予定です。名古屋市ウェブサイトから削除された速報結果のアーカイブ https://web.archive.org/web/20151223190255/http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/cmsfiles/contents/0000073/73419/sokuhou.pdf 名古屋市ウェブサイトのデータ公表コーナー（2017年2月1日現在こちらに移転） http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000088972.html 続きを読む

Nagoya Study 名古屋スタディ hpvワクチン統計解析年齢補正データ変換名古屋市アンケートデータクリーニング子宮頸がん

parasite2006
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巻頭言

野良理科 @assciencesays

STAPの問題を暴いたのも「ネット上の査読」だった。科学情報が暴走し混乱していく現代、こういう「ネットの集合知」が重要性を増すだろうな。名古屋市の子宮頸癌ワクチンアンケート調査データの解析に挑む togetter.com/li/995617 @togetter_jpさんから

2016-07-06 02:49:54

Haruhiko Okumura @h_okumura

本物の名古屋市HPVVデータには鈴木先生しかアクセスできないらしいけれど，14000ページのPDFから復元したデータは oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/stat/… にあり，話題の八重・椿論文もこれを使っているようだ。皆様ぜひ活用してください

2019-12-10 12:32:53

リンク oku.edu.mie-u.ac.jp 名古屋市のHPVVデータの解析 1 user

八重・椿論文について、詳しくはこちらのまとめをご覧ください。

まとめ

HPVワクチンの安全性に懸念を訴えた八重論文と、それに対する研究者らの反応 2019年2月、聖路加の八重准教授らが「HPVワクチンが接種後の幾つかの症状に関連している可能性がある」という疫学論文を日本看護科学学会誌に掲載しました。それに対し、Twitterでは「統計手法が不適切」、「研究デザインが恣意的」、「筆頭著者の八重氏が薬害オンブズパーソンのメンバーであるのに、COI開示がされていない」などの声が上がっています。発表論文に対する反応をまとめています。 25463 pv 185 8 users 566

八重・椿論文の現物はこちら
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/jjns.12252
で無料で読めます。方法の項を見ると、確かに奥村先生がPDFから変換して公表して下さったデータ
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/stat/160629.html
を使用したと明記されています。

Joxar @vasopressin1R

これから奥村先生のデータを使用して、名古屋スタディを解析しようとしている方は、名古屋市が公開している回答集計結果を一読しておくことをおすすめします。鈴木論文では省略されているデータの前処理の手順が記載されています。なお、八重論文は鈴木論文とは異なる基準で前処理を行っています。 twitter.com/vasopressin1R/…

2019-12-12 13:54:59

Joxar @vasopressin1R

この辺は疫学調査やれば、まぁあらかじめ想定されることなので、一定のルールに従って、データを処理していって、解析用のデータセットを作成していく必要がある。ちなみに前述の名古屋市のサイトにある回答集計結果には、この前処理の手順が明記されている。 city.nagoya.jp/kenkofukushi/c…

2019-09-20 16:26:40

名古屋市の回答集計結果はこのPDFファイルでご覧いただけます。
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/cmsfiles/contents/0000088/88972/sikyuukeigantyousahoukokusho.pdf

発端：2016年6月21日