朝日新聞記事「セシウムを飲んだ男たち」をめぐって:37万ベクレルの行方を動くグラフで見てみよう
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その1
Cs134/137半々だとしたら、生涯で6mSvの被爆くらい。点線源だとして10cm距離で10μSv/h程度。そこまででもなかった>(竹内敬二の窓)セシウムを飲んだ男たち 悲劇か英雄か:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASJ71…
2016-07-05 13:56:45この朝日の記事asahi.com/articles/ASJ71… チェルノブイリ事故後の1986年秋に志願してCs137とCs134を合計37万Bq飲んだ旧ソ連の研究者、飲んだのがもし1回こっきりなら成人における放射性Csの生物学的半減期は約90日なので1年後には1/10i以下に
2016-07-05 18:48:131回だけ飲んだ(食べた)放射性Csがその後排泄によりどのように体内から減っていくかは@habari2911dunia さんの動くグラフbl.ocks.org/habari2011duni… で「1日ごとに」の横に「0 Bq」、「初期摂取」の横にお好みの数字を入力するとグラフ化できます(続
2016-07-05 19:28:06(↑簡単ですのでぜひ下のリンクを開いて一度お試しを↓)
ただ@habari2911dunia さんの動くグラフbl.ocks.org/habari2011duni… は縦軸の左側の余白の幅が狭く、10,000 Bq以上の数字は左端が切れてしまいます。初期摂取量として37万Bqの代わりに「3700 Bq」と入力し、脳内で縦軸目盛にゼロを2個追加
2016-07-05 19:37:55この動くグラフには他にもいろいろ便利な使い方があります。こちらにまとめてありますので一度ご覧ください。
@parasite2006 会員登録してないので記事全文は読めないですけど、摂取して3~4ヶ月後に日本でのWBC測定値は記載してないんですかね? 事故1年目の内部被ばく年50mSvだったから、住民から「安全だというのなら飲んでみなさいよ」とか言われたのかな?日本でもあった^^;
2016-07-05 19:37:35@kazooooya この人はチェルノブイリ事故当時放射線衛生学研究所の所長で、ホールボディカウンター校正用の人間ファントムになるため同僚5人と一緒に放射性セシウムを飲んだとのこと。記事には測定値は出ていませんが、広島大のベッド型装置使用でしょうから広島大で探せば記録があるかも
2016-07-05 19:51:38日本にホールボディカウンターが導入されたのは、1963年千葉県の放射線医学総合研究所に米国製のベッド型ホールボディカウンターが入ったのが最初で、当時はベッド型の測定装置全体が鉄製の遮蔽箱の中に入っていて、人がその中に入って扉を閉め20-30分横になって測定するというものでした。その後同じ形式の装置が広島大学、長崎大学、大阪府熊取町にある京都大学原子炉実験所に導入されていくことになります。この遮蔽箱を作るにはコバルト60の入らない鉄材が必要で、広島大学の装置の遮蔽箱には戦艦陸奥の鉄が使われました。長崎大学の装置も線艦陸奥の鉄が使われているという話がありましたが裏付けはなく、大学の公式資料
http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/nuric/docs/wbc_pamphlet.pdf
http://www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/abdi/publicity/radioactivity_qa.html#a08
にもそのような記述はないことから、広島大学の話とどこかで混同されてしまったものと考えられます。
@glasscatfish なるほど、広島大学のホールボディカウンターの遮蔽材には確かに戦艦陸奥の鉄が使われているという中国新聞の記事bit.ly/19fWqot がありました。きっと.. togetter.com/li/488638#c125…
2013-10-09 18:36:19@kazooooya この人は1987年1月に広島を訪問した時57歳で、その15年後の2002年に心臓発作で亡くなったのだそうです。今はお父さんと同じ放射線衛生学研究所で研究員をしている息子さんの弁によれば「内部被爆とは無関係だろう」。
2016-07-05 20:05:52@kazooooya 人間ファントムになった旧ソ連の放射線衛生学研究所長さんの体重がどれくらいあったか(1987年1月の広島訪問当時の朝日新聞の記事に写真ぐらい出ていれば太っていたかどうかぐらいはわかるかも)わかりませんが、バンダジェフスキー論文を体を張って否定してますね。
2016-07-05 20:14:55(ちょっとあとでたまたま写真が見つかりました。一番左端の人です)
(チェルノブイリ30年をたどって:10)自らセシウムで人体実験:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1… 37万Bqの放射性セシウムを飲んだ放射線衛生学研究所長パーベル・ラムザエフ氏の体格がわかる写真付き。やっぱり結構大きな人だなあ。
2016-07-07 02:44:14写真左端のパーベル・ラムザエフ氏の体重を80 kg(ちょっと盛りすぎかしら?)と想定すると飲んだ直後は
370,000 Bq/80 kg =4,625 Bq/kg
生物学的半減期を考えると3ヶ月後にはこの半分に減ることになり、1987年1月の広島訪問当時の測定値は2,000 Bq/kg台だっただろうと推測できます。バンダジェフスキーの言う「心筋に10 Bq/kg」どころの騒ぎではありません。
ここasahi.com/articles/ASJ71… に登場する37万Bqの放射性セシウムを飲んだ放射線衛生学研究所長の息子が住んだことのある「ロシアで最も汚染された町」はこの地図asahi.com/special/10005/… ではベラルーシ南東部の町ゴメリの東約40 kmにあたる
2016-07-10 17:32:34