公開シンポジウム「うな丼の未来Ⅳ 丑の日のあり方を考える」現場実況まとめ
easec.info 明日は東大弥生講堂で開催される「うな丼の未来IV 丑の日のあり方を考える」というシンポジウムの聴講に行くつもりです。去年に比べて規模が小さく、講演する人も減って不安は大きいのですが行きます。もちろんウナギは今年も食べません。
2016-07-09 01:32:05今回でシンポジウムは4回目ですが、今まで取り上げてきたウナギについての諸問題をまとめた(と言ってよい)内容の本として、下記の二つを挙げておきます。ウナギについて興味を持たれたかたはご一読を。
↑ウナギを含む保全生態学の研究者で、国際自然保護連合(IUCN)種の保存委員会のウナギ属魚類専門家グループメンバーでもある、中央大学の海部健三先生の著書です。これを読めば、ウナギの諸問題はだいたい分かります。
↑第一回のシンポジウムをまとめた本です。本としての読みやすさはTogetterといいレベルかもしれませんが(おい)、ウナギ問題についてようやく動き出した当時の雰囲気を手軽に体感できます。Kindle版もあります。
ちなみに去年のまとめはこちらです。↓
こちらは2013年のまとめです。
開会前のあれこれ他
なぜか東京大学で、うな丼の未来の話を聴いてる。あらかじめランチを食べとくべきだった…つらい…。 pic.twitter.com/QB3C03NYPf
2016-07-09 13:57:12うな丼の未来シンポジウムに到着。雨のせいか、土曜昼のせいか、去年より客も少ない気がする。 #うな丼の未来 pic.twitter.com/vIuPQzcTKo
2016-07-09 12:24:21開会の挨拶 東京大学:大竹二雄、帝京大学:吉永龍起
#うな丼の未来 吉永先生によるシンポジウムの説明。今年は白鳳丸の航海に合わせてこの日になったと。 pic.twitter.com/kCWdkgvsqO
2016-07-09 13:07:21最初の告知では講演者も去年より少なく、丑の日よりもずいぶん早くてなんなんだろうと思ったのですが、シンポジウム後に吉永先生に聞いたところ「(秋まで帰ってこない)白鳳丸の出航前には開催しなくてはならない」「翌日には出航するので、シンポジウムでの体力消耗はなるべく控えたい」とのことでした。あと水産庁関係者が来なかったのは「毎年同じような話になるから、今年は少し毛色を変えたかった」というのもあったそうです。
#うな丼の未来 ウナギの消費量をお菓子と比較する #いらすとや pic.twitter.com/oMdy74U8Wn
2016-07-09 13:09:14シンポジウムの構成についての説明では動画が使われていました。去年よりハイテクになった気がしました(笑)。個人的には煉り餌をむさぼる養殖ウナギの動画がちょっとエグかったかなあと。養鰻家にとっては日常なんでしょうが。