2015年に日本に上陸したアメリカで大人気の「タコベル」。タコスやブリトーといったアメリカ風のメキシコ料理を出すファーストフード店だ。現在、日本には渋谷と汐留に店舗があり、行列ができているらしい。
タコベル2号店の行列
くじけそうです https://t.co/S8gvtIgc9P
— Sota (@rain622) 2015年12月16日
確かに行列ができている。オープンしてしばらく経つが、未だに行列ができていると聞く。本当にそうなのだろうか。ぜひ行ってみたいと思う。
日本一号店の渋谷にやってきた。行列である。お店の外まで行列ができている。この寒い時期に行列に並ぶのはツラいものがある。ただ並んでまでも食べたい味なのかもしれない。私もタコベルを食べたことがないのだ。
すごい行列に並び、
商品を選び、
買う。
これがブリトーです!
これがタコスです!
長い行列に並び、初めての「タコベル」を食べた。確かにおいしかった。アメリカの風を感じた。
ただ並びたくないのだ。カップ麺の3分も我慢できずに、2分で食べるし、お風呂にお湯をためるのも待てずに、半分以下で入るタイプだ。待てないのだ。待たずにタコベルを食べたい。
ということで、
飛行機に乗って、
ハワイにやってきて、
さらにバスに一時間ほど揺られ、
タコベル!
ガラガラです!
行列が嫌で飛行機に乗って、ハワイにやってきた。さらのホノルルの店舗だと人が多いかと思いバスに乗り、日本人が一人もいないような土地に。適当に乗ったので、自分でもここがどこなのか分からない。ハワイのどこかだ。ただ、タコベルに行列がないのは確かだ。
メニューをゆっくり見つつ、「これください」って言ったら、肩を少し上げて両手を胸のあたりで広げられた。日本語は通じないらしいが、指を差して、「あれ」って言ったら通じた。
日本で食べたタコベルと変わらないものが出てきた。とてもおいしい。違いは行列がないこと、東京の私の家から15時間かかったこと、交通費が15万円かかったことである。
多少落ち込む。15万円はすごい。タコベル何個買えるんだ、って話だし、15時間あれば、日本のタコベル何回並べるんだ、という話だ。私の悲しみのベルがなっている気がした。ただタコベルはやっぱりおいしかった。
やはり日本のタコベルに、並ぶのがいいね。これは汐留店。
おいしいし、15万円かかんないし!
(おわり)