新年度がスタートして、身近に世代の異なるメンバーが入ってきたという方も多いはず。早くも世代間ギャップに悩んでいる…なんてことはないだろうか?
現在Twitter上では、新大学1年生の世代が体験した流行や主要なできごとをまとめた年表が話題になっている。
年表を作って新大学1年生の世代体験を確認。マンガやアニメについて講じている関係で、こういう作業をしないと話の前提が組めなくなる。それにしても、一番多感な時期に震災と原発事故を体験している。 https://t.co/csXUAk4mwc
— 森川嘉一郎 (@kai_morikawa) 2016年4月1日
まとめたのは、明治大学でオタク文化史やマンガ、アニメ、ゲームなどについて研究する森川嘉一郎准教授。
こちらの年表によると、新大学1年生の世代は、小学3年生でニコニコ動画がサービスの開始、小学4年生で「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」上映、中学校1年生のときに東日本大震災などを体験している。
森川准教授が指摘するように、多感な時期に経験した震災と原発事故は、彼らにどのような影響を与えたのだろうか。
9.11の記憶がないのか〜。確かに知っておかないとコミュニケーションとれない。 https://t.co/CBB2S5AXKr
— Graces by yuu ナカヤマユミ (@yuminailyumi) 2016年4月1日
アニメはあんまりわかんないけど,DSやiPhoneが小学生のころに出ている世代であるのに驚き.このくらいだとさすがに「デジタルネイティブ」感あるなあ. https://t.co/6ZGLzV0Dek
— Hiroaki KURAMAE (@qrrakakh) 2016年4月3日
おそらく最強のアニヲタ世代じゃね? https://t.co/6XH9m1HtMJ
— 氷月ひかり(きさら)@模型熱再燃 (@813_CT) 2016年4月1日
いやほんと、こういう時代背景って濃密に彼らの人格形成に影響してるからなぁ。新人を見るときにも彼らの育った時代背景を見ないとな… https://t.co/L2lnT4NWpb
— 曲豆 円山 (@drivensprocket) 2016年4月2日
こういうターゲットに合わせたヒストリカルレビューをきちんとしておかないと、度々昭和生まれのおっさんの経験則と感性で判断してしまう事があるから、非常に大事なのよね。 https://t.co/KZrdq1wph9
— オリテクさしだ (@oritech) 2016年4月1日
これに対し、自らの世代とのギャップを感じたユーザーたちからは、驚きの声が上がっている。また、離れた世代の人とコミュニケーションするうえで、このようにジェネレーションギャップを再確認しておくことを重要視する意見も。
このように年表で整理してみると、異なる世代との仲を深めるきっかけに役立ちそうだ。