異色の組み合わせ! おかめ納豆の期間限定「ベリーベリー納豆」を食べてみた
現在、とある期間限定の食べ物がTwitter上で大きな話題となっている。
ベリーベリーの後にあってはならない文字が書いてある https://t.co/TNOq4boWFp
— 家長 (@toru2929) 2016年4月12日
それは「おかめ納豆」ブランドでおなじみ、タカノフーズから期間限定で発売されている「ベリーベリー納豆」。なんでも、ストロベリー・ブルーベリー・クランベリーの3種のベリーソースで味わう納豆とのこと…。
異色の組み合わせに、Twitterユーザーの間で衝撃が走った同商品。さっそくトゥギャッチ編集部でも食べてみることにした。
やってきたのは「マックスバリュ エクスプレス池上店」。
こちらの店舗では、3パックセットで税込95円で販売されていた。
納豆売り場の中でもひときわ目を引くピンク色のパッケージ。にもかかわらず、圧倒的に在庫が多いのが印象的。やはり購入するのは、なかなか勇気がいるのかもしれない。
納豆パックのデザインとしては珍しく、いちごのイラストがあしらわれている。よく見ると「パンに合わせる新感覚」と書かれている。
納豆といえば、“ご飯のおとも”というイメージが強いが、「ベリーベリー納豆」はパンと合わせることを想定されているようだ。包装フィルムの側面には、調理例に「ベリー納豆ブルスケッタ」が紹介されている。
では、さっそく開けてみよう。
ノーマル版なら付属しているはずのからしは添付されておらず、パックの中には納豆のタレのみ。
3種のベリーソースが入っているタレの袋が至ってノーマルなデザインなので、一瞬いつもの「おかめ納豆」を買ってきてしまったのかと心配になったが…、
タレの匂いをかぐと、確かにベリー系の甘い香りがする!
ベリーソースは通常のタレよりも色が薄く、赤みがかっているように見える。
少しだけなめてみると、予想外にしっかりとしたダシの風味が利いた甘じょっぱさ! 原材料には、ストロベリー・ブルーベリー・クランベリーの3種類のベリー果汁のほか、しょうゆも使われているのだ。
かき混ぜた納豆にベリーソースを入れる。
混ぜた状態で再度匂いを確認したが、納豆独特の香りに、かすかに甘いベリーの存在を感じる。
意を決して食べてみる。しかし、先ほどソースだけをなめたときのようなインパクトはまったくなく、いつもの納豆と変わらない。
と思いきや、後からベリーの香りがやってきた!
しかしそれも束の間、すぐに納豆の風味が口の中を支配する。やはり納豆は強い。
続いて、熱々のご飯とトーストに乗せて食べてみたところ、なぜか白米のほうが“ベリー感”が強調されている気がした。また、ご飯の甘みに対して「ベリーベリー納豆」のパンチが弱く、「しょうゆが足りないな…」と考えてしまった。
「ベリーベリー納豆」はノーマルな納豆よりもマイルドな味わいなので、公式が推奨しているとおり、パンのほうが相性がいいのかもしれない。
どうにかベリーソースを生かせないかと考え、スティックシュガー1本と卵黄をトッピングしてみた。新潟県などの一部地域では、納豆に砂糖をかける風習があるそうだ。
予想ではお菓子のようになるはずだが、納豆ジャムもどきになってしまった。しかし、先ほどよりもなぜかフルーティー度合いがアップしたような…?
食べてみた結論としては、激マズというほどではないが、やはりいつもの「おかめ納豆」が一番! という印象だった。
タカノフーズに問い合わせたところ、こちらの「ベリーベリー納豆」はイオングループのみの40万パック限定発売で、なくなり次第終了とのこと。ユニークな組み合わせが好きな方は、ぜひその舌で味わってみてほしい。