マンガやゲームに登場する魔道書と聞けば、不穏な雰囲気が漂う中、煙がモクモク立ち込めた書物を思い浮かべるだろう。
現在Twitter上では、ファンタジーの世界から飛び出してきたような魔導書が話題となっている。
液体窒素に単語帳入れたら魔道書になった https://t.co/Phli8ljiZy
— 🍠 (@shanana_xanana) 2016年12月15日
ページをめくるとブワッと煙が吹き出す本。その正体は、液体窒素に浸けた単語帳とのこと。ページをめくる男子生徒が、魔導士さながらに真剣な表情をしているのもシュールだ。
氷魔法めっちゃ書いてありそう https://t.co/BM6OKxvXO3
— えるめろ (@elmelody72) 2016年12月15日
中二病心をくすぐるな https://t.co/fz4OCqya3S
— ㊧イニ㊨ (@jinjyan124) 2016年12月16日
コスプレ撮影に使えそう https://t.co/RFAy3FoNrM
— ぱお (@pao5656) 2016年12月16日
これを見たTwitterユーザからは、「氷魔法が書いてありそう 」「中二病心がくすぐられる」「コスプレ撮影に使えそう」など、この発想をおもしろがる声が寄せられている。
@excitigger なお、この実験は厳重な安全管理のもと行われました。
ご心配して下さる方々ご安心ください。
— 🍠 (@shanana_xanana) 2016年12月16日
@excitigger 液体窒素に対し手及び本の温度は極めて高温であるため、液体窒素は触れた瞬間に気化。本に付着している液体窒素も少量のため安全性に問題なし。手が濡れている、衣服に付着するなどの事態だけを回避すれば安全性に問題はない。そればかりか極めて有意義な実験である。
— 🍠 (@shanana_xanana) 2016年12月16日
なお、液体窒素を素手で触る様子に心配の声が寄せられているが、投稿者によれば、この実験は厳重な安全管理のもとで行われたとのこと。
また、本に付着している液体窒素は少量であり、沸点よりはるかに高温な手との温度差から一瞬で気化するため、危険性はないそうだ。ちなみに、この現象は「ライデンフロスト効果」と呼ばれるもので、皮膚との間に蒸発した空気の層が発生し、液体には直接触れられない。ただし、手が濡れていたり衣服に付着したりすると、水分が凍結して低温やけどする恐れがあるので、決してマネしないように!
授業の実験を利用したユニークな発想のジョークは、厨二病の黒歴史ではなく、青春の1ページに刻まれたのだろうか?