あるあるを解明!注いだ水が跳ね返るのは器が「カテナリー曲線」になっているからだった
洗い物をする時、おたまやスプーンで水道の水が跳ね返って服が濡れた…なんて経験をした人は多いのではないだろうか。Twitterではそんな経験をよく表した動画が話題になっている。
プロダクトデザイナーの皆さん。コップの底をカテナリ曲線にしてはいけません。 https://t.co/Ievf7rzm6Y
— NOSIGNER (@NOSIGNER) 2018年9月5日
動画を投稿したNOSIGNER(ノザイナー) (@_NOSIGNER)さんによると、水の勢いが強い場合に水が跳ね返るのはコップの底が「カテナリー曲線」になっているからだそう。
ちなみにカテナリ曲線とは、紐を垂らした時にできる曲線のことです。人が最も美しいと感じる曲線でもあります。↑NOSIGNERのgggでの個展より。
https://t.co/siR9mJvE8x https://t.co/QUAMzI5H5J
— NOSIGNER (@NOSIGNER) 2018年9月5日
この動画をみたTwitterユーザーからは「今使ってる湯のみがまさにこんな感じ」「白菜とかスプーンもカテナリー曲線なんですね。覚えました」との声が集まった。
確かに水が跳ね上がってしまうが、逆にこのような形状だと底をきれいに洗えるという利点もある。一長一短かもしれないが、デザインが製品の機能に直結することを実感できる例だろう。