目が覚めるようなヤバい色から疲労度で味が変わるものまで!変わり種のエナジードリンク8種を飲み比べてみた
シャークエナジードリンク
SHARK ENERGY DRINKはヨーロッパを中心に販売され、エナジードリンクの分野では世界で2番目に多く消費されております。
「シャークエナジードリンク」は日本ではあまり知られていないが、世界で2番目に消費されているという商品。コンビニやスーパーなどでなかなか見当たらなかったため、今回、最も入手に苦労してしまった。
特徴として、クエン酸が含まれているため飲んだ人が元気な時は甘く、疲れている時は酸っぱく感じるので体調チェックができるという。
ドリンクの色はハッキリした黄色。さっそく飲んでみる。
スタッフA「甘い」
スタッフB「甘い」
スタッフC「焼肉食べたらからか、甘い」
スタッフD「酸っぱい…。でも一番美味しいかも」
スタッフE「ちょっと酸っぱい」
社長「甘酸っぱい、鉄分っぽい味…??シャーク美味しい!」
「酸っぱい」と答えた、つまり疲れている人が3人ほどいた…。
では現在、元気な人が運動をして疲れると「酸っぱい」と感じるようになるのか試してみることにした。実験体になったのは焼肉を食べて元気なスタッフCと、既にちょっと疲れてるスタッフE。
まずは坂を全力疾走。
スタッフCにはうさぎ跳びをしてもらう。
ついでに、外でVRごっこをしてもらって精神的にも疲れてもらった。
オフィスに戻り、あらためて飲んでもらった。
スタッフC「ちょっと酸っぱくなった…?気もするけど甘い」
スタッフE 「酸っぱい!!!」
スタッフCは焼肉の効果が持続しているのか、あまり変化はなかった模様。スタッフEは味の変化がはっきりと感じられたようだ。ちなみに写真撮影に同行したスタッフDも再度飲んでみると、なぜか
「さっきより酸っぱくなりました」
と、味の変化を感じてしまったようだ。精神的ダメージでもくらったのだろうか。それにしても、飲んで感じた味で自分の疲れ具合がわかるのはなかなか面白い。
matsukiyo EXSTRONG CAFOON エナジードリンク
とにかく色がヤバイと話題のマツキヨ発エナジードリンク。スタンダードの味と「カロリーゼロ」「LOVE&PEACE」数量限定の「CAFOON」がある。入手できた2種類を試してみた。
今回は「カフェイン65mg」「アルギニン200mg」を継承しつつ、さらに「甜茶エキス」「発酵黒じゃばらエキス」を配合した「爽快系エナジードリンク」です。
これからのボーッとしてしまいがちな季節、シャキッとしたい!リフレッシュしたい!というときに、飲んで頂きたいと思います。
さっそくカップに注いでみると、パッケージの色とは全く異なる色の液体が…。想像以上に緑の鮮やかさがすごい。というかヤバイ。
スタッフA「どう見てもかき氷シロップ」
スタッフB「悪魔の毒々メロンソーダ」
スタッフC「発光してそうな感じ」
あまりの色鮮やかさに感想が止まらない。公式サイトによるとギャップを狙って、このような色にしたそう。なるほど、視覚的にも目が覚めそうだ。
味は「いわゆるエナジードリンクっぽい味」という感想が出たが、表現するのがなんとも難しい。「レモン風味で、スッキリクールなのどごしです。」と紹介されていたが、予想していたよりも甘く、スッキリとは?と疑問も浮かぶ。入社して早々に飲み比べに駆り出されたスタッフDも言葉を失っている様子だった。
「カロリーゼロ」も試飲してみる。
黄色の缶から紫の液体が出てくる様子は、なんとも不思議な気持ちになる。
スタッフF「飲み物っぽくない」
スタッフG「蛍光って感じ」
甘味料の舌に残る感じが強いが、先ほどよりは飲み口がすっきりしていて飲みやすい。「モンスターエナジーに近い」「レッドブルとオロナミンCを混ぜたような味」という感想もあった。
ここで突然スタッフFが、理科の色水の実験のノリで2種類を混ぜはじめた。こ、これは…。
ファンタジー世界の洞窟の水っぽい色になってしまった…。
意を決して飲んでみると「10円ガム噛んだあとの口に残る味」だったそう。当たり前だが、オススメはしない…。
この後、我々がどうなったか。ビビってちょびちょび飲んでいたにも関わらず「お腹が張る」「お腹が空かない」という声が。さらに帰宅後、いつもならすぐに寝てしまうところ、深夜まで起きていてもあまり眠くならなかったという。
それもそのはず、レッドブルのカフェイン32mg/100mlに対し、CAFOONは65mg/100mlと、約2倍のカフェインが含まれている。今日は頑張るぞ!というときに飲んでみたい。
次はご当地系のエナジードリンクを飲んでみた。
スカイハイ エナジードリンク
「スカイハイ」は福井・石川・愛知・岐阜エリアにある食品&ドラックストアの「ゲンキー」で販売されている。そのエリアに行かないと購入は難しい。
スタッフA「すっきりしてて飲みやすい」
スタッフB「甘くない、体に悪そうじゃない」
スタッフC「子ども用うがいシロップみたいな味…?美味しいいける」
カフェイン量は48mg/100mlとそれなりに含まれているが、飲みやすいのどごしだったようだ。
アワライズ
「アワライズ」は徳島県の「徳島珈琲」が販売するエナジードリンク。「阿波踊り専用エナジードリンク」と銘打っていて、男踊りと女踊りイラストが印象的だ。
アワライズは興奮と熱気の渦に包まれる阿波踊りで最高のパフォーマンスを発揮したい時のために開発しました。
味は「ゆず味」と「すだち味」の2種類があり、それぞれの果汁も1%入っている。
スタッフA「すだちの香りがしっかりと感じられ、すだちの果汁感もある」
スタッフB「ゆずの香りがふわっとする、はちみつゆずドリンクみたい」
完全に好みの問題だが、飲んだスタッフはゆず味が気に入ったという。すだちやゆずの味がハードな阿波踊りを乗り切るコツなのかもしれない。
エイリアンエナジー
地方系エナジードリンクの中でも、パッケージからしてインパクトが強く、色も深い草色。しかも「ワラスボ」のエキスが入っているという。ワラスボってなんだ…。
世界初の有明海のエイリアン「ワラスボ」のエキスが入ったエナジードリンクを有明海にこだわる夜明茶屋が商品化。
調べてみると「ワラスボ」とはスズキ目ハゼ科に分類される魚の一種で、有明海のエイリアンと呼ばれている。パッケージのように、ちょっとグロテスクな魚だ。
色だけを見ると飲むのが少しためらわれるが、恐る恐る飲んでみると、意外な感想が返ってきた。
スタッフB、C「なんか飲んだことある味する!!!でもなんだっけ??」
最初は混乱したが、とにかく駄菓子感の強い味がする。甘い匂いもして、見た目のわりに美味しかった。興味がある人はぜひ飲んで欲しいエナジードリンクだ。
エナジードリンクは奥深い
「エナジードリンクならどれも同じようなものなんだろう」と思っていたが、飲み比べしてみて、飲みやすさや香りなど各社工夫されていることが分かった。
味や見た目のインパクトから目が覚めるようなものもあるし、ジュースのような感じで気軽に楽しめるものもある。
パッケージのインパクトから避けてる人もいるだろうが、この中で気になったエナジードリンクがあったらぜひ試してみて欲しい。