子どもの写真をiPhoneで撮ってる人は気をつけて!初期化に追い込まれたお母さんが悲痛の叫びをイラスト化

紛失時に役立つ仕様だけど、気をつけよう
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 日々成長する我が子の写真は1枚でも多く残しておきたいもの。iPhoneやiPadを使って毎日必ず撮影しているというご家庭は多いだろう。

 図解イラストなどを描いているイラストレーターの久保田ナオ(@nomoko_design)さんもiPadを使ってお子さんの姿を撮っていたが、お子さんが間違ったパスコードを10回以上入力しロックがかかった。そして結果的に、大事な赤ちゃん時代が写った画像や動画を失うことになってしまったのだ。その注意喚起をするイラストをTwitterに投稿した。

小さいお子さんがいるご家庭に起こりがちな悲劇かも(クリックで拡大)

「私の悲しみをみんなに味あわせたくない!!」という思いが伝わってくるイラストにはいきさつが描かれている。

 なぜこんなことになってしまったのか。久保田さんはiOSの設定「Touch IDとパスコード」の画面にある「データを消去」の項目をオフにしていた。こうしておけば、初期化してもデータは消えないと思っていたそう。しかし実際はiPadにロックがかかったら、初期化を行うことになる。

 この時バックアップを取っていればいいのだが、残念ながら久保田さんはバックアップを取っていなかったため、iPad上の画像や動画はあきらめるしかなかったのだ。

ここが「オフ」になっていても、iPhone/iPad上にデータが残るわけではない

 久保田さんは「私のiPadがこうだっただけで、デバイスやOSによって反応が違うかもしれません」と話しているが、この記事を書いている際の最新バージョン(iOS12.2)のiPhoneで確認すると、前述した通り基本的には初期化するしかなくなる。

 赤ちゃん時代の貴重な画像は二度と戻らないし、その時の落胆は想像にあまりある。お子さんの写真を主にスマホで撮っているご家庭は念のため、バックアップ設定を見直しておこう。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。