アラブの兵士「お前、ここに来い」拘束されるやつだ…と思ったら優しい世界へのお誘いだった
中東で暮らす歌人の千種創一(@chigusasoichi)さんが、教会のそばで月を撮影しようとしていたところ、アラブの兵士から声をかけられたというツイートが話題だ。
いま教会のそばの月にスマホを向けてたらアラブの兵士から「おいお前。お前だ、ここに来い」と言われてこれ拘束されるやつだ、と思ったら「ここの方が綺麗に撮れるぞ、月」と言われたので一緒に月を撮った。月の美しさは国境も民族もやすやすと越えるからずるい https://t.co/5BLOhwHOhU
— 千種創一 (@chigusasoichi) 2019年5月18日
千種さんは「これ拘束されるやつだ」と思ったが、兵士がかけてくれたのは、まさかの優しい言葉。二人で並んで月を見上げて写真を撮る姿を想像すると、それだけで心があたたかくなる。
中東では、女性を褒めるときには月で形容するという説もあるという。Twitterでは、他にも海外で生活する方から、「今日は月がきれいですよ」と教えてもらうことがよくあるという報告もあった。
千種さんのツイート通り、まさに月の美しさは国境や民族を越える。ふと月を見上げたとき、きっと見知らぬ地でも同じ月を見て美しいと感じる誰かがいるのだろう。