「くずし字で書かれた古い日本語の手紙」を解読したい!フランスからの依頼がTwitterの集合知であっという間に解決へ
フランス在住のTakayuki KAMIYA(@Taka09KMY)さんがTwitterに投稿した、日本語の古い手紙が話題だ。手紙の持ち主はフランス人の保育園の先生で「いつ頃のものでどんな内容なのか知りたい」と頼まれたという。
しかし、筆で書かれたくずし字の判読は難しい。そこで助けを求めるべく投稿したのだ。
集合知ツイッタランドの皆さま。
こちらフランス在住でフランス人の保育園の先生が持ってたんですが、
いつ頃のものでどんな内容なのか知りたいとのこと。
私日本人なのにサッパリ答えてあげられなかったw
わかる方、知恵をお貸しください! https://t.co/xMKj2xh6L9
— Takayuki KAMIYA (@Taka09KMY) 2019年5月30日
すると、ハガキの用紙や消印などから、明治時代のものであることが判明。その後大学教授も加わり、専門家に向けて拡散されると、一気にくずし字の解読が進んでいった。わずか2時間ほどで差出元や手紙の内容が次々と明らかになる様子が、Togetter上にまとめられている。
現時点で手紙の内容はほぼ解読されており、関わった大学教授によると「お茶の貿易に関する良い資料」ということだ。
わかったこと
神戸海岸通り四丁目 汐川宗治郎さん宛の手紙で
差出人は加賀 小松 八幡長、
明治18年8/27
石川県小松のお茶屋さんが加賀棒茶を輸出していて内容は株の売買の話。 https://t.co/PHbT8ZMEZJ
— Takayuki KAMIYA (@Taka09KMY) 2019年5月30日
Twitterの集合知によって、遠く離れたフランスからの謎が無事にひとつ解き明かされることになりそうだ。