重さ約2キロ!卵10個を使った巨大すぎる 「軍艦シュークリーム」を食べに『蜂の家 銀座本店』に行ってみた
こんにちは、ライターのたかやです。
以前、『蜂の家』というお店で販売されている超巨大シュークリームがTwitterで話題になっているのを見かけました。
その名も「軍艦シュークリーム」。大きさは直径・約26cm、重さ・約2キロ。一個のお値段6000円!な、なんだそれ!? 全てがシュークリーム1個の数字じゃない。そんな代物、人生で一度はお目にかかりたい。もちろん食べてみたい! 食べなきゃ! よし、食べに行こう!
ということで、お店のある銀座にやって来ました
ビジネスマン達が忙しそうに往来している中、僕はこれから巨大シュークリームを食べます。背徳感が気持ちいいですね。
今回取材するお店は、東銀座駅から徒歩30秒ほどの場所にある「蜂の家(はちのや) 銀座本店」。ハチの巣模様の外観がチャーミングです。
メニューを注文する前に、まずは「蜂の家 銀座本店」を運営する株式会社ストリームの社長・櫻澤さんに話を伺います。まさか社長直々に…ありがとうございます!
創業年数72年、佐世保で愛される「蜂の家」
『蜂の家』はどういったお店なんですか?
長崎県佐世保市に本店を構える洋食店で、今年で創業72年を迎えます。
半世紀以上も?!佐世保では由緒あるお店なんですね。
佐世保名物の「レモンステーキ」や、「海軍さんのビーフシチュー」「長崎カリー」など、港町である佐世保ならではのメニューが特徴的です。
「軍艦シュークリーム」という名前も港町にちなんでるんですね。
この銀座本店では、『蜂の家』でも長年愛されるメニュー・カレーに特化しています。
佐世保の人にとっては「カレーといえば『蜂の家』」となるほど人気なんだとか
なるほど。ではカレーを注文してもいいですか?
もちろんです! …でも、このあと巨大シュークリームが待ってますよ? 大丈夫ですか?
「カレー」って単語を聞くと、自動的に「カレーの口(くち)」になるのが人の性(さが)なので…。
なるほど…。
ということで、ビーフカリーが到着
定番メニューのビーフカリー(750円)をいただきます
『蜂の家』さんのカレーは普通のカレーと何が違うんでしょうか。
一個の玉ねぎを1/4の量になるまで飴色に炒めてます。玉ねぎのコクや甘さがギュッと詰まって豊かな風味が生まれます。
超美味そうじゃないですか。
あと、一口目は甘いんですが、次第にピリッとスパイスの風味が効いてきます。つまり「甘さ」と「辛さ」二段階の変化を楽しめるんです!
超美味そうじゃないですか!
うっま! たしかに、一口目は「甘~」ってなるけど、あとからジワジワと辛さがやってくる。
ベースは甘口なので、子どもや辛いのが苦手な人でも食べやすいと思います。
トマトの酸味のおかげで、カレーだけどあっさり食べられますね。何杯でもおかわりしたい。
一番人気は長崎牛を使用した「佐世保ハンバーグカリー」。食べた過ぎる
『蜂の家』のカレーは県内問わず多くのお客さんに愛されています。かく言う私も幼少期のころから大ファンなんです。
長崎出身の櫻澤さんにとっては故郷の味でもあるんですね。
長崎を離れてからも、隙を見つけては『蜂の家』に通っていました。
愛を感じる良い話だ…。
次第に「『蜂の家』のカレーをみんなにも知ってほしい!」と考えたんです。そこで本店の人に頼み込んでみたところ、東京にも暖簾を分けさせて貰いました。
オタクの布教活動みたい。規模は壮大だけど。
おかげ様で長崎県以外の人にも『蜂の家』の魅力を知って貰えました。なにより、私がいつでも『蜂の家』のカレーを食べれるので満足です。
素晴らしい公私混同…。