Twitterで話題沸騰!美大生が作った「天然石の寿司」実物を見てきた

アンキモ食べたい
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女子美術大学に通うはま 次は卒展@ha_ma_73)さんが作った、天然石の寿司が注目を集めている。

作品のタイトルは「いただきます」。写真を見ると一見本物の寿司と見間違うほどのクオリティ。素材は天然石以外使っておらず、石の色そのもを生かして作られているというから驚きだ。

こちらの作品は、大学で立体アートを学んだはまさんの卒業制作。2021年2月に国立新美術館で開催された「東京五美術大学連合卒業・修了制作展(以下、五美大展)」にて展示されていた。

ぜひ間近で見てみたい!と思い、開催期間に実物を見に行ってきた。

食べた時の感覚が伝わってくるほどのディティール

圧巻の全景

一個は手のひらにのるサイズで、現実の寿司より一回り大きいくらいだろうか。Twitterでの反響もあってか、会場では作品の前でカメラを構える人が後を絶たなかった。

個人的に、特に目が吸い寄せられたネタをご紹介したい。

牡蠣

まず牡蠣。プリっとした質感がわかるボディ。貝柱に別の種類の石を使ったり、ネギ・もみじおろしまでしっかり再現されている細かさがステキだ。

アンキモ

アンキモは、口の中でとろける滑らかさが伝わってくるような質感。

甘エビ

特に目を奪われた甘エビ。身と尻尾、尻尾の先端の3パーツに分け、それぞれを異なる石で再現しているというこだわりよう。こちらはサードオニキス、大理石、赤砂岩という素材からできているとのこと。

一つ一つ表情が異なり、いつまで見ていても飽きない。素晴らしき天然石寿司はどんな想いで、どのように作られたのだろうか。はまさんに話を聞いてみた。

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