【母の日】帰省ができないご時世なので「おふくろの味」を食品サンプルにしてみた

実家に帰れなかった連休中に行いました
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母の手料理を「食品サンプル化」しよう

ここからが本番です
「目玉焼き」に3時間かかったことを踏まえると「今年のGWはコレで潰れるな…」と確信を得ました。お母さんのためです。望むところだ。

 

➀オムライス

▼母が作った料理▼

美味そうだし、めっちゃ綺麗に焼いてんじゃん。すげぇ~。

 

▼母からの一言コメント▼

たしかにねぇ~。実家のチキンライス、美味かったんだよなぁ。
一人暮らしをしてから、チキンライスもオムライスもマジで作らなくなった。ケチャップ大匙1以上出したくないし、卵も一回に2個以上使いたくないし。
親の料理のありがたみ、実家を離れてから気づきますよね(泣)

作ってきます
黄色の樹脂粘土をオムライスっぽく成型したあと、爪楊枝や針金で表面をブツブツに加工。

表面に焼き色をつけ、ケチャップを乗せます
実家では流石にニコちゃんまでは描かれませんでした。たぶん母、インターネットに載るからって見栄張ったな。親子参観日か?

写真と見比べながら、色見や形を都度チェックしていきます。いい感じ!

あら可愛い!
ミニチュアフードを作って再認識しましたが、小っちゃい食べ物って…良いね……。

そんなこんなで…

 

▼息子が粘土で再現した料理▼

完成!

そこそこ似てませんかケチャップの「ポヒュッ」まで再現できたのは我ながらアッパレ。ただ、お皿も粘土で作ったんですが下手ですね。くそ…。

あと、↑の画像だけなら「5歳の息子が頑張って再現してくれた」みたいな嘘の構文で拡散できそう。拡散してください。

この調子で作っていきます。

 

➁肉じゃが

▼母が作った料理▼

そうそうそう! 実家の肉じゃが、さやえんどう入ってたわ~。写真を見るだけで懐かしさがこみ上げます

 

▼母からの一言コメント▼

なるほどね! ときどき実家から送られてくるじゃがいも、東京で売ってるのとはどこか違うもんな。肌にしみた水から作った食べ物を超えるものはないってシャンクスも言ってたし。

▼息子が粘土で再現した料理▼

ヘイお待ち!

なんだろう…。本物と比べると、肉じゃが特有のみずみずしさが足りない。じゃがいもの色も薄いし…。どっちかと言うと筑前煮に近い。悔しいな……。

お母さん、ごめんね。自由研究、花丸貰えなかったよ……そんな気分になります。

さやえんどうは豆も忍ばせてます
でも、こういう見えない部分にこだわるのって作ってる側は一番楽しいんですよね。

 

➂天ぷら詰め合わせ

▼実際に母が作った料理▼

「ダルすぎ料理No.1」の天ぷらもこんなに作ってくれて…(泣)

▼母からの一言コメント▼

そうそう! 地元・長野の名物料理「天ぷら饅頭」。お饅頭を揚げただけのシンプルな料理ですが、マジで大好きだった。

ふきのとうも美味そすぎ。あ~~~、山菜の天ぷら食べてぇ~。

「我が家あるある」ですが、このお皿は僕が子どもの頃から使ってるヤツです。我が家では柄やマークで自分の使う食器が決まってたんですよね。
母ちゃん、ニクい演出してくれるぜ。

▼息子が粘土で再現した料理▼

あらよっと!

一致度としては……40%ぐらい。天ぷら、食品サンプルでも作るの難しいな。

でも、サツマイモの衣はそこそこ上手くいった気がします。実家ではサツマイモ天が良く出てたので再現できて嬉しい。

衣をつける前
この状態に薄く伸ばした粘土を覆い、爪楊枝で引っ掻いただけで作れます。意外に簡単だし楽しい。

ただ、ふきのとうは粘土で再現するには難しすぎて諦めました。亀のウンチ?

 

➃ぼた餅

▼実際に母が作った料理▼

左から胡麻・きなこ・あんこのお餅です。この「THE・郷土料理」感。たまんねぇ~。

 

▼母からの一言コメント▼

そんな想い出もあったねぇ。
帰省して、ばあちゃん家に行って、墓参りしたあと、みんなでぼた餅を作ったっけ。。。

………ズズッ。

おっといけねぇ。おっといけねぇ(泣)

▼息子が粘土で再現した料理▼

喰いねぇ(泣)

粉の量が多すぎた。もうちょっと丸みを帯びさせたほうがよかったかも。

あんこで隠れてますが、表面には米粒も付着させています。やっぱり細部にこだわってる時が一番楽しい。

 

➄餃子

▼実際に母が作った料理▼

ラストは餃子!

▼母からの一言コメント▼

具を包む前にタネを調味料で漬けておくのが母のこだわりだとか。この企画のおかげで、初めて「親のレシピ」を知れました。良い企画じゃん。

▼息子が粘土で再現した料理▼

お粗末!

まぁ…完全一致は無理だよね!!!
料理の温かみとか、柔らかさとか…。素人が写真通りに粘土で再現するのはほぼ無理です。プロのミニチュアフード家さん本当に凄いな。

でも「餃子のミニチュアフード」として見るなら良い感じです。綿棒でひたすら着色した焼き色とか、美味しそうに見えません? 
自画自賛ですが、これはこれでアリ。

全ての再現、完了
5つの料理を作るのに五日間かかった…。今年のGW、これで潰れました(まぁ家から出られんかったし丁度よかったです)。

 

「おふくろの味」の食品サンプル完成

そんなわけで「おふくろの味」の食品サンプル化は完了です。トータルで見たら、まぁまぁ良い感じに出来ました(素人なので大目に見て下さい)。

せっかくなのでコレクションケースで飾ってみました
うわ!

良い!

かなり良い! グッと「食品サンプル」らしくなりました。店頭にあるヤツっぽい!

 

店名はもちろんこうだよね
完璧だ。こういったコンセプトの飲食店はあります。でも、これはマジの「おふくろの味」の店!

不思議なもので、自宅に食品サンプルがあるだけで「おっ、この料理が出てくるんじゃ?」と脳が錯覚します。
そして目の前にあるのは「おふくろの味」。なんだか、実家にいる気分だ。へへ……

おっ母(か)さ~~~~~ん

大好物はね、芋の天ぷら。更に言えばうちのオカンが作る芋の天ぷら。
いいんですか、いいんですか。
自宅で「おふくろの味」を味わっていいんですか。

 

……母ちゃんの料理食べてぇな(泣)

 

まとめ

そんなわけで、自宅で「おふくろの味」を満喫できました。初めてミニチュアフードを作ったにしてはまぁまぁ上手く行きました。勿論、改善点はあるので悔しい…。そして、ちっちゃい料理って可愛くて良いですね。

 

母にも完成写真を見せました
まさか「びっクリ(栗)」のあとに「そっくり」で韻を踏むとは。なんてデキる母だ…。

料理を作ってくれた母、ありがとう(まぁ、今回は確実に僕のほうが大変だったけど)。

実家の老猫にも会いたいねぇ…

相変わらず、いつ帰省できるか分かりません。それでも、いつかマジの「おふくろの味」を食べれる日が来ることを信じながら、最後はこの言葉で締めます。

 

せーのっ

母の日、万歳!

今回作った食品サンプル、次の帰省でプレゼントします(代わりにお小遣いください)。

<おわり>