Google翻訳に任せっきりで海外レシピにチャレンジ! 第2回「インドの激甘スイーツ・セモリナ粉のラスグラ」
こんにちは、千鳥あゆむです。
第1回に引き続き、今回もGoogle翻訳に頼りっぱなしで料理を作ってみようと思います。
初回でGoogle翻訳の精度の高さがわかったので、今回はさらに踏み込んで、言葉はもちろん、見た目も作り方も全く予想がつかない料理を作ってみたい!
というわけで、インドの激甘スイーツに挑戦してみました。
▼第1回はこちらから
Google翻訳に任せっきりで海外レシピにチャレンジ! 第1回「台湾の七色餃子」
甘いのか辛いのか酸っぱいのかも分からない
千鳥「今回はまったく予想つかない料理に挑戦してみたいんですが」
編集部に相談してみると、さっそく返信が。
トゥギャッチ編集部「インド料理なのですが、こちらはどうでしょう!」
と指定された料理がこちら。

何これ?????巨大なラッキョウ?
料理名も謎、なんなら甘いのか辛いのか酸っぱいのかすらよくわかりません。インド名物カレーではなさそうだけど…。
取り急ぎ、この料理について私が一切の情報を持っていないことがわかりました。
さっそくGoogle翻訳に頼っていきましょう。
いったんレシピサイトのタイトルだけ翻訳してみたところ、「ラショゴッラのようなスポンジ状の柔らかい。ぬいぐるみセモリナスイートピサ」と出ました。
「ぬいぐるみ」ってワードが出てくる料理って、何???
頼むよGoogle翻訳
前回同様、まずは何も考えずにレシピのテキストをGoogle翻訳にコピー&ペーストしていきます。(ここから先、引用文はレシピの翻訳結果をそのまま載せてます)
前回の台湾語は漢字だったのである程度想像で補える部分もあったのですが、ヒンディー語は単語や文の区切りなど、構造レベルでさっぱり分かりません…。まあ私には、Google翻訳という強い味方がいますので。

どうやら、セモリナ粉を使った「ラスグラ」という名前の料理のよう。材料部分に牛乳や砂糖の文字が見えるので、甘いのかな?
ざっくりテキストを読んだところ、セモリナ粉の生地の中に具材を詰めて、甘いシロップに漬けて食べる料理のようです。やはりスイーツ枠みたいですね。
タイトルで謎だった「ぬいぐるみ」は、調理過程で具材を詰める動作が、綿を詰める作業に似ているからこの日本語訳になったのではないかと予想。
大枠はつかめましたが、細部を読むと不明点もたくさん。
マワ -1/4 カップ (60 グラム)
「マワ」とは・・・?
ラスグラのようなスポンジ状の柔らかさ。
ラスグラがスポンジのような柔らかさだと初めて知りました…。(ていうか、ラスグラって何なんだ)
チェナ ラスグラについてしか聞いたことはありませんが、この柔らかいセモリナ ラスグラを食べると、グラブ ジャムンとチェナ ラスグラを忘れてしまいます。
まず「チェナ ラスグラ」を聞いたことない!
グラブ ジャムンとチェナ ラスグラを忘れるどころか、記憶すら生成されていないよ!
などなど、私のインド料理への前提知識のなさが浮彫りになりました。しかし、この企画ではGoogle翻訳の情報が全てなので、このまま材料を集めに行きます。
インド食材ショップへGO
翻訳したテキストによると、今回必要な材料は以下の通り。
必要な成分
牛乳 -½ リットル
セモリナ粉 - ¼カップ (50 グラム)
砂糖 - 1.25 カップ (300 グラム)
マワ - カップ (60 グラム)
粉砂糖 - 大さじ2 (25 g)
アーモンド片 - 大さじ1
カルダモン - 4
ギー - 大さじ2
ピスタチオ - 大さじ1
サフランの糸 - 10- 12
「マワ」が不明ですが、セモリナ粉やカルダモンは聞いたことがあります。
蔵前の「アンビカショップ」
せっかくなので、なるべくインド産の食材で揃えて味を近づけたい。そこで、東京都台東区蔵前の「アンビカショップ」を訪れました。
インド食材の専門店で、品ぞろえがとにかくすごいんです!
見たことがない食材やスパイスがズラリと並びます。
ずらーーーーーっ!

インドの食材がひしめく店内。幸運なことに、探していた食材の大部分がこのお店にありました。
ただ、謎の食材「マワ」は手に入らず。(ネットショッピングでも見つけられませんでした)しかし、翻訳後のテキストを見返すと
マワの代わりに、ムングダルやドライフルーツの詰め物を使用することもできます。
とのこと。代用可能だった!良かったー!
というわけで、ムングダルとドライフルーツの詰め合わせを購入しました。ドライフルーツには、果物以外にもナッツやアーモンドが入っています。せっかくなので、こちらも使っていきましょう。
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