『絶対!押すな!』も押せる!エレベーターのボタンを作る工場に展示中の「1000のボタン」に惹かれる人続出

人生には無数の押すべきボタンがある
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島田電機製作所(東京・八王子)のTwitterアカウント(@shimax_hachioji)が投稿した画像が話題になっている。ここにはなんと1000個もの「エレベーターのボタン」が並んでいるのだ。

「1000のボタン」は2020年7月に完成。横の長さは9mあり、一番高いボタンは高さ約1.7mの位置にあるという

同社はオーダーメイドでエレベーターのボタンや到着灯を製作しているメーカーで、工場見学が可能となっている。この画像は工場見学に来た3歳の子どもがボタンを押したあとで、確かに下の段にあるボタンが多く点灯していている。上のボタンは、小さな身体でジャンプしながら押しまくったのだろう。

画像を見たTwitterユーザーからは「助走つけてジャンプしたのだろうと考えたらほのぼのする」などと微笑ましく見る感想が集まっており、さらに「エレベーターのボタンが1000個並んでいる」という状況に強い関心を寄せる人も少なくない。

トゥギャッチ編集部では、島田電機製作所のTwitter担当者に「1000のボタン」を押せる工場見学について詳しく聞いてみた。

「モノづくり見学コース」と「ボタン押しまくりコース」

同社の工場見学「のぞき見見学」のメニューを見ると「モノづくり見学コース」と「ボタン押しまくりコース」の2つがあり、後者では「1000のボタン」を長時間押せる、とある。

工場見学のページより。「1000のボタン(長時間)」とは…

「ボタン押しまくりコース」では何分ほどボタン押しを楽しめるのでしょうか。

どちらのコースもトータルの見学時間は1時間を想定していますが、『ボタン押しまくりコース』では約40分ほどを「1000のボタン」でお楽しみいただける想定です。

2000回以上押すお子さんも

見学者の方たちはボタンを何個くらい押していくのでしょうか。また、見学時間内に1000個押すことは可能でしょうか。

お子さまの場合は、皆さん、可能な限り「押しては消して」を繰り返しています。見学時間内に1000個のボタン全てを押すことは十分可能で、お子様によってはすべて付けた後にまたすべて消し、2000回以上はボタンを押しています。

1000のボタンの中でも絶大な人気があるというのがこちら

3歳の子は黙々と押していた

「押せるボタンは押す決意」を感じられたという3歳のお子さんの様子はどうでしたか。

こちらの質問などにも反応することなく、黙々とボタンを押されていました。

「1000のボタン」には、御社で作られたボタンが全て揃っているのでしょうか?

全種類というわけではないですが、創業の1933年からエレベーターボタンを作り続けているため、過去のものを入れると1000種類は超えるボタンを作っているかと思います。

工場見学に予約殺到、「ボタンキーホルダー」も人気

工場見学は現時点(2021年10月)で、なんと2022年6月まで予約で埋まっているそう。どうしても行きたい人は詳細をWebサイトで確認するか、Twitterにて工場見学に関する情報をチェックしよう。

エレベーターのボタンを模したキーホルダーも販売しており、こちらも好評のようだ。押したいボタンがあったらなるべく早く確保してみては。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。