『絶対!押すな!』も押せる!エレベーターのボタンを作る工場に展示中の「1000のボタン」に惹かれる人続出
島田電機製作所(東京・八王子)のTwitterアカウント(@shimax_hachioji)が投稿した画像が話題になっている。ここにはなんと1000個もの「エレベーターのボタン」が並んでいるのだ。
工場見学後の「1000のボタン」の様子、ちびっ子の「押せるボタンは全て押す」という決意が伝わってきてとてもいいです https://t.co/1g5Xhwbc4d
— 島田電機製作所 (@shimax_hachioji) 2021年10月20日
同社はオーダーメイドでエレベーターのボタンや到着灯を製作しているメーカーで、工場見学が可能となっている。この画像は工場見学に来た3歳の子どもがボタンを押したあとで、確かに下の段にあるボタンが多く点灯していている。上のボタンは、小さな身体でジャンプしながら押しまくったのだろう。
画像を見たTwitterユーザーからは「助走つけてジャンプしたのだろうと考えたらほのぼのする」などと微笑ましく見る感想が集まっており、さらに「エレベーターのボタンが1000個並んでいる」という状況に強い関心を寄せる人も少なくない。
トゥギャッチ編集部では、島田電機製作所のTwitter担当者に「1000のボタン」を押せる工場見学について詳しく聞いてみた。
「モノづくり見学コース」と「ボタン押しまくりコース」
同社の工場見学「のぞき見見学」のメニューを見ると「モノづくり見学コース」と「ボタン押しまくりコース」の2つがあり、後者では「1000のボタン」を長時間押せる、とある。
「ボタン押しまくりコース」では何分ほどボタン押しを楽しめるのでしょうか。
どちらのコースもトータルの見学時間は1時間を想定していますが、『ボタン押しまくりコース』では約40分ほどを「1000のボタン」でお楽しみいただける想定です。
2000回以上押すお子さんも
見学者の方たちはボタンを何個くらい押していくのでしょうか。また、見学時間内に1000個押すことは可能でしょうか。
お子さまの場合は、皆さん、可能な限り「押しては消して」を繰り返しています。見学時間内に1000個のボタン全てを押すことは十分可能で、お子様によってはすべて付けた後にまたすべて消し、2000回以上はボタンを押しています。
弊社に設置されている「1000のボタン」ですが、子どもたちから絶大な人気を誇っているボタンがこちらです。例外なく嬉々として押してくれます! https://t.co/eECPERH0TE
— 島田電機製作所 (@shimax_hachioji) 2021年10月21日
3歳の子は黙々と押していた
「押せるボタンは押す決意」を感じられたという3歳のお子さんの様子はどうでしたか。
こちらの質問などにも反応することなく、黙々とボタンを押されていました。
「1000のボタン」には、御社で作られたボタンが全て揃っているのでしょうか?
全種類というわけではないですが、創業の1933年からエレベーターボタンを作り続けているため、過去のものを入れると1000種類は超えるボタンを作っているかと思います。
工場見学に予約殺到、「ボタンキーホルダー」も人気
工場見学は現時点(2021年10月)で、なんと2022年6月まで予約で埋まっているそう。どうしても行きたい人は詳細をWebサイトで確認するか、Twitterにて工場見学に関する情報をチェックしよう。
工場見学についてですが、おかげさまで来年の6月まで予約が埋まりました、ありがとうございます、、!
実施日は月に数回なのですが、社員の人数の都合上、現在これ以上実施日を増やせない状況なんです…😭
これから見学を希望されているお客様、大変申し訳ございません…
— 島田電機製作所 (@shimax_hachioji) 2021年10月21日
エレベーターのボタンを模したキーホルダーも販売しており、こちらも好評のようだ。押したいボタンがあったらなるべく早く確保してみては。
昨日より、ボタンキーホルダーの注文が殺到しており、総務部が嬉しい悲鳴を上げております、ご購入いただいた皆様、ありがとうございます!🛗 https://t.co/RLWsbhwerN
— 島田電機製作所 (@shimax_hachioji) 2021年10月21日