バイク乗りが必要性を感じて自作した「オーロラに輝くジャケット」作った理由を聞いた

夜間の視認性ばっちり
1

肩から腕にかけて、光るものが…?

utk(@rio_utk)さんがTwitterに投稿した、一風変わったジャケットが話題になっている。動画を再生してみると、なんと肩まわりが光りだしている。

こちらのジャケット、肩から腕にかけてリフレクター(反射板)がついており、光に当たるとこのように反射する。動画の撮影時はわかりやすいように光を当てて撮影したものだそう。

投稿を見た、バイク乗りと思われるユーザーの皆さんは「これはすごいですね!一瞬でも光ると見ちゃいますね」「めっちゃカッコいいですね」と大絶賛している。

今回、オーロラに光るジャケットを作ったutkさん自身もバイク乗り。ジャケットを作った理由について、お話を伺ってみた。

目立つことが安全確保に

utkさんが「夜ツー」としているのは夜間のツーリングのこと。夜間を走行している時の経験から、ジャケットを作ることを考えたそうだ。

「夜ツー怖いなと思った」とありますが、そう感じたきっかけは。

田舎の高速道路はライトが少なく、距離の遠近感がつかみにくいことがあります。

車線変更の時に、周囲の車から認識されていないのではないかと感じることがあったので、後続車にわかりやすくなるジャケットを作ってみました。

ジャケットはご自身で作られたとのことですが、よく作っているのですか?

本業がフリーのアパレルメーカーなので、たまに自作します。縫製は取引先の工場にお願いしています。


差し支えなければ、かかった費用や時間を教えて下さい。

作成にかかった費用は約3万円です。

縫製は取引先にお願いしており、パターンや資材調達などで2〜3日、縫製には1週間ほどかかっています。 


今後、新作を作る予定はありますか?

新作のジャケットは今のところ予定はありません。バイク用のボトムやインナーなどを作りたいと思っています。

このジャケットを着て試してみるのはこれからだそうだが、夜間にどこまで目立つのか楽しみだ。

事情を知らない人から見れば派手に光るジャケットと思うだろうが、バイク乗りにとっては自分を守ってくれるジャケットなのだった。

utkさんがTwitterに投稿しているツーリング中の写真からは、バイクで旅をする楽しさが伝わってくる。今後も安全に楽しいバイクの旅ができるよう願うばかりだ。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。