2022年9月5日

家を買う前にチェックしたい!1都3県の住み心地データと新築マンション価格の相関を示す散布図がすごく参考になる

戸田公園の良さを伝えたくて作ったそうです
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家を買って暮らすなら、できるだけ不動産価格のコスパがよく住みやすい街を選びたいもの。ちょうどいい街を探している人にうってつけの図がTwitterで話題になっている。

こちらの図は、首都圏1都3県の住み心地のいい市区と、70平方メートル新築マンションの平均価格との相関を散布図にしたもの。作ったのは不動産業者…ではなく、一般のTwitterユーザーが心血を注ぎ作ったもの。非常に興味深く納得のデータだ、との声が集まっている。

散布図は縦軸が住み心地ランキングの各データ偏差、横軸がマンション価格となっている。

不動産ポータルサイトSUUMOが発行するフリーマガジン『首都圏146市区住み心地ランキング』のデータを偏差値化したものだそう

東京都の散布図を見ると、グラフの右上に位置し、圧倒的に「住みやすい街」と示されているのは東京都千代田区・渋谷区・港区。さらに神奈川県では横浜市西区や川崎市中原区、埼玉県ではさいたま市大宮区や浦和区といった街の名前が挙がっている。

やはり都心は強いと思わせる内容だが、注目したいのは散布図の中心に位置している街。これらの散布図は、マンション価格の割に利便性の高い「住みやすい街」がどこなのかが可視化されているのだ。

神奈川県は川崎市麻生区が中央に
埼玉県はさいたま市西区やふじみ野市が
千葉県は中央区や流山市のコスパが良いという結果に
1都3県の新築マンション価格中央値である5,227万円・住み心地偏差の中央値50を基準とすると、神奈川県川崎市麻生区(5,183万円/偏差値50.14)が目安に。麻生区を通る直線を引くことで割高・割安のラインがわかりやすくなっている

この散布図やデータを作成した、Twitterユーザーのまきしま(@knm393)さんに、散布図を作ったきっかけや狙いを聞いてみた。

我が街「戸田市」の良さを数字で表現したくて

「住みやすさ散布図」を作った理由は?

私は埼玉県戸田市戸田公園に住んでいます。

緑の多さやアクセスの良さに対して住宅価格が割安など、良いところがたくさんある街だと思っているのですが、「戸田は良い街ですよ!」という言葉だけだと「それってあなたの感想ですよね」と言われてしまうと思い、「戸田の良さ」を数字で表現してみたくて作りました。

「戸田っていいじゃん」と思ってもらい、住まい選びの検討先の1つにしてもらえたらうれしいですね。

散布図を作るのにどれくらいの時間がかかりましたか?

だいたい7日間です。データ作成3日・発表用の資料作りで4日かけています。

基本的に子供が寝た後に作業していたのですが、最後の方は子どもが夏休みの宿題をやっている横でノートパソコンを開いて作っていましたね。

「住みやすい」と判断された市区が好成績となった要因はどこにあるのでしょうか?

今回の調査は子どもの割合・交通事故数・公園の広さなどファミリー向けの項目が多いので「家族で暮らしやすい」という理由が強いと思います。

そのため郊外の中核的な駅を含む市区の点数が伸びやすく、逆に交通利便性の観点が省かれたために、通勤や遊びに行くといった部分で強みのある市区(特に23区)は伸び悩んだと思います。

「住みにくい」と判断されてしまった市区でも狙い目となる条件はありますか?

今回のデータは「ファミリーが暮らす」「市区という超マクロ視点」の調査であることがポイントです。

ですので、例えば世田谷区でも等々力駅と下北沢駅で比べると、ファミリーだと等々力、独身者なら下北沢の方が暮らしやすいかもしれません。

今回の調査の結果だけではなく「街ごとのデータや具体的なお店などミクロの視点」も見ることが大切だと思っています。

例えば分譲マンションであれば駅10分以内・築15年以内・大規模(100戸以上)・メジャー7デベロッパー(三井・住友・三菱・野村・大京・東京建物・東急)のマンションは、品質や人気の面で安心感があり価格が落ちにくくおすすめですね。

個人的には、スタバ・無印良品・マクドナルド・ユニクロ・大きな本屋がある街だとテンションが上がります(笑)。そういう、好きなものがある街を探してみてください。

お住まいの戸田市は高成績ですが、住む前からお気づきでしたか?

(戸田市の)戸田公園に引っ越してきた時は「駅名に公園ってついているし、何か緑が多くてのんびりしてそう!」っというイメージだけで選びました。実際イメージ通りだったので運がよかったです。

今回の散布図制作も「戸田が良いところであることを可視化しよう!」という想いがスタートなので、狙い通りになって嬉しかったです!

埼玉は全体的に好成績ですが、理由を端的に言うと「コスパの高さ」です。

今回の散布図だと熊谷や東松山が代表的ですが、持っているポテンシャルの割に良さが知られていないんですよね。「都内へのアクセスを確保したうえで都内より広くて安価な家に住める」という埼玉の良さを知って欲しいですね。

住みやすくコストパフォーマンスのいい物件を探すには、まず自分にとって必要な譲れない項目をリストアップすることが大事なのかもしれない。

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