イヤイヤ期の子は「クセの強い芸術家」と思って接するといい?苦労の末に見つけた育児ハックに脱帽
育児をするにあたって「イヤイヤ期」は避けて通れない。
2歳前後の子どもの、自己主張が激しくなっていく時期。子どもにとって自我が芽生える大事な成長過程なのだが、親にとっては大変な時期ともいえる…。
あまりにも娘に振り回されるから、娘をクセの強い芸術家だと思うようにした。走って逃げられても「先生!どちらに行かれるのですか」破壊されても「お気に召しませんでしたか」イヤイヤ暴れても「お怒りになるとお身体に支障が…」って言うと、なんか楽しかったから育児に疲れてる人やってみて。
— ブーメランの狩人ぴぃと3歳 (@pi_chan38) 2022年11月6日
Twitterユーザーのぴぃ(@pi_chan38)さんが、そんなイヤイヤ期を楽しく乗り切る画期的なアイデアをツイートして注目されている。
それは、絶賛イヤイヤ期真っただ中の娘さんを「クセの強い芸術家」だと思って接すること。
お子さんが走って逃げたら「先生!どちらに行かれるのですか」と言い、イヤイヤ暴れていると「お怒りになるとお身体に支障が…」と伝えるといった感じ。映画やドラマで見たことあるシチュエーションだ!
ぴぃさん同様、イヤイヤ期を「設定」で乗り切っている親御さんは多いようで、ツイートには「我が家は将軍」「うちはお嬢」「大女優とマネージャー」等々クスリと笑える体験談が集まっている。
ユーモアたっぷりのイヤイヤ期回避方法について、ぴぃさんに詳しく話を聞いてみた。
「芸術家」の発想は日々の子育てから
娘さんを『クセの強い芸術家』と思うようにしたきっかけは?
いきなり怒って積み木を壊し始めたり、とうてい入れないサイズの小物入れに入ろうとしてできずに泣いたり、身体にシールを貼るなど、大人目線では奇想天外な行動が多く…。
思い通りにならないとすぐに怒ってジタバタと泣く様子を見て、「クセ強い芸術家っぽいな…」と思ったことがきっかけです。
芸術家は「突拍子もないことをする、凡人には難読な世界観」のイメージがあり、娘の行動とピッタリ重なりました。
芸術家のほかに試した設定があれば教えてください。
おままごとのときは頑固な板前や日本語の通じない中華料理屋さん、砂場遊びの時は古墳調査などです。
そのときの娘の行動にあった設定をして、勝手にアテレコして私が遊んでいます。
おままごとが好きなので、発語がもう少ししっかりして会話ができるようになったら「シェフ」も楽しそうだなと思います。食事の際も「シェフ、今夜の味付けは星何個ですか?!」などと遊べるかなーと。
我ながら「良い声かけができたな」と思った例はありますか
娘が私のカバンに砂場の土を入れたくて押し問答している中で「先生、ここは甲子園ではありません!!!」と言ったときは、自分で笑ってしまいました。
育児奮闘中の方からの反響についてどう思いましたか
それぞれのお子さんの性格や年齢にあった置き換えの遊びをしていらっしゃるのだろうなーと、とても微笑ましく思いました。
また、育児って何歳になっても大変なんだなと再確認もできましたし、皆さん創意工夫して少しでも楽しく過ごそうとしているのを知り、励みになりました。
イヤイヤ期のお子さんとの接し方が難しい!という人は、オリジナルのシチュエーションで試してみては。