まるでマシンガンのようなスピード!エサをもらうインコの食べ方と勢いにびっくり

こんなふうにエサをもらうんですね…!
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Twitterに投稿された「赤ちゃんインコのエサの食べ方」がとても激しいと話題となっている。


視線は餌に釘付け

※嚥下時のスピードが早すぎて画像が荒くなってしまうほど。気になる方は動画を要チェック。

投稿したのは飼い主である、「6羽暮らしのマヨさん」(@toritorisuki4)さん。

給餌方法を「挿し餌」といって、幼鳥の時期は飼い主がスプーンやスポイトなどを使ってエサを与える。通常、生後1〜3ヶ月の間が挿し餌をする期間とされているが、今回の動画に登場しているインコは赤ちゃん返りしていて、挿し餌期間に逆戻りしたとのこと。

インコをヒナから育てた経験がある人にとっては見慣れた光景なのだが、それを知らないと、動きの激しさにビックリさせられる。

インコの姿を見たTwitterユーザーからは「最初はびっくりしますよね」「機関銃の勢いですね」など驚く声がある反面、「懐かしい……!」「うちのときは予想外の動きに餌が飛び散って大変でしたw」と懐かしむ声も。

インコの挿し餌方法について、6羽暮らしのマヨさんに詳しく伺ってみた。

挿し餌は温度管理が大切

インコの飼育歴と給餌方法の経験回数をお聞かせください。

最初にお迎えした文鳥が7年前なので、鳥の飼育歴は7年、インコだけなら6年ほどです。


他の子の赤ちゃん時代。こちらも同様、マシンガンのようなスピードだ

エサを与えるのが大変そうですが、通常はいつ頃まで挿し餌をするのでしょうか?

鳥の種類によって異なります。

小型のセキセイインコなら1ヶ月半ほどで自力に食べられるようになります。

サイズが大きくなると、挿し餌の時期も伸びます。

シロハラインコですと、3、4ヶ月ほど挿し餌が必要だと言われています。⁡

エサを与える際に気をつけていることは?また、挿し餌の際にケガをしてしまう可能性はあるのでしょうか?

エサの温度には気を使いますね。熱すぎると火傷してしまいますし、冷たいと食い付きが悪くなることも。通常は湯煎しながら40度くらいを維持して与えます(投稿では補助用に数口あげているだけなので、湯煎を省いています)。

雛のうちに気をつける点は、食滞を避けるために「そのう」と呼ばれる部分が空になってから餌をあげることです。

ケガでよくあるのが、温度が高すぎてヤケドしてしまうことですね。そのほか、シリンジを使ってエサをあげる際に、エサを押し出す量が多かったり、無理やり食べさせようとして窒息死といった事故は聞いたことがあります。

穀物を食べているイメージがありますが、どんなものを食べるのでしょうか。また、与えてはいけないものはありますか。

今はペレット80%、穀物・野菜・果物20%を与えるアメリカの飼育スタイルが主流になりつつあるように感じており、うちもそのようなバランスで餌を与えています。

特に大きなインコであればあるほど、ペレット食の方が栄養バランスを保ちやすいです。

与えてはいけないものは、アボカド、ネギ、あとは人間用の食べ物など、他のペットとほとんど変わりません。

6羽暮らしのマヨさんはインコへの愛があふれているツイートを数多く投稿されている。かわいいインコに癒されたい方は、アカウントをチェックしてみてはいかがだろうか。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。