まるで駄菓子屋さんみたい!飼い主さんの悩みに応えたペットフードの販売方法が「いいアイデア」と話題に
栃木県栃木市でペット用品店を経営する源吉商店(@genkichisyouten)さんが、お店で始めた新しい取り組みについて投稿したところ「最高!」「いいアイデア!」と話題になっている。
「うちの子食べるかなぁ」と悩みながらワンニャン用のオヤツを探してる方々に…色んなオヤツを気軽にお試し出来るよう…ただいま準備中です🙇♂️う〜、だんだんと駄菓子屋みたくなってきてます😆金曜日から店頭に並ぶ予定です🔥
#おやつ https://t.co/oUocorChoU
— 源吉商店🐾保護犬猫活動支援 (@genkichisyouten) 2022年12月14日
その取組みとは、ペット用のおやつのバラ売り。愛犬・愛猫のためにおやつを買っても気に入って食べてくれないことはザラなので、おやつをちょっとずつ買えるという販売方法は飼い主さんたちにとって非常にありがたいものなのだ。
源吉商店さんのツイートを見たTwitterユーザーからは「買って食べなかった時の絶望感から解放されます!」「食べさせて大丈夫?とか食べてくれるか?の心配なくなりますね」と飼い主にありがちな悩みから解放される!という喜びの声が相次いでいる。
今回の取り組みを始めたきっかけについて源吉商店さんに詳しい話を聞いた。
よりどり3個で100円、飼い主さんたちからも好評
今回の取り組みについて思いついたきっかけを教えてください。
当店は「アウトレット品」をメインとした「ペット用品店」です。
さまざまな理由で通常の販売流通経路から弾かれた商品を、アウトレット品として仕入れて取り扱っております。
「外袋・パッケージが破損しているアウトレット品」が入荷したとき、モッタイナイので中袋だけバラで販売したのが一番最初のきっかけです。
正直なところ「これ売れるかな」とお客様に受け入れてもらえるか不安で、ちょっとドキドキして出したのを覚えてます。
するとそんな心配などどこ吹く風、お客様の方から「こういうので大丈夫大丈夫。食べさせるのは問題ないから」と言われるようになりました。
続けて「自分のペットにいろんなものを食べさせてあげたいんだけど、もし食べなかったらどうしよう」という共通の悩みがあることが見えてきました。
ある日「できる限り安価でいろいろお試しができるコーナーを作ってみてはどうですかね?」と従業員からアイディアが出て、あれこれ相談しながら実験的に具体化してみたという流れです。
購入数に制限などは設けているのでしょうか。例えば1点から購入できますか。
販売方法は「よりどり3個で100円」としました。
ワンコインで気軽にお試ししていただこうと思ってます。 おひとり様の上限はいまのところ設定しておりません。ガバーっと買われるお客様もいらっしゃるので…試行錯誤中です。
たくさんの反響を頂きびっくりしてます。とりあえず「お好きな組み合わせ3個100円」のお試しでスタートしてみました😆いつまで継続するかわかりませんが…もったいないを笑顔に繋げられれば嬉しい限りです🙇♂️ #おやつ https://t.co/Ts1B73CeYb
— 源吉商店🐾保護犬猫活動支援 (@genkichisyouten) 2022年12月17日
販売開始後の、お客さまからの反響がわかれば教えてください。
「好き嫌いが激しいのですごく助かります」「まだ食べさせたことのないものだけど、この金額なら気軽に与えられます」「あのオヤツもやってもらえませんか?」「フードもお試ししてみたいのですが、ないんですか?」
といった反響がありました。
ツイートしたものが相当な反響で…お店に電話を掛けてこられ「このワゴンセールの中身を詳しく知りたいんだけど」という方もいました(笑)。
たぶんですが、こんなことをやってるお店を見たことないので、みなさんキャッキャ言いながらワゴンを漁っており、おおむね好意的にとらえていただいているようです。
いつまで継続するのかはわかりませんが、気軽に楽しくアウトレット品に触れてもらえればいいですね。
源吉商店さんによると、フードロスはペットフードにおいても問題になっているそう。また基本的にアウトレット商品は「継続して販売できる」商品ではないとのことから、お目当てのものを見つけたらすぐに買ったほうがよさそうだ。
「モッタイナイ」精神をもってペットフードロス問題に真剣に取り組み、また保護犬・保護猫活動をされている方々の支援も行っている源吉商店さん。お店の商品を購入することで、ペットフードロスの解消や保護犬・保護猫活動も間接的にサポートできそうだ。お近くでペットのおやつを探している方は、ぜひ源吉商店さんに行ってみては。