小鳥のお迎えに必須なコトは?鳥飼い漫画家が描いた『トリ扱い説明書』でわかる飼い方のコツ
イラストレーター兼漫画家の鳥野ニーナ(@sinamomomomo)さんは、ブログやTwitter等に小鳥たちとの生活の1コマを描いた漫画を投稿している。
なかでも鳥野さんが実際に飼っていた文鳥の「チュン」とのお別れの時を描いた漫画について「涙なしには読めない」との大きな反響が。この時鳥野さんはトゥギャッターオリジナル記事編集部からの質問に「飼い主さんの心に寄り添いたいという思いで描いた」とコメントしている。
そんな鳥野さんによる、2023年2月に発売された著書『トリ扱い説明書』から抜粋し、小鳥の魅力やお迎えする人に向けてのメッセージ、飼育時に知っておきたいことなどを紹介しよう。
次からは『トリ扱い説明書』の掲載内容から、飼う前の心得や小鳥の魅力について描かれたポイントを紹介しよう。
小鳥の魅力は「匂い」にある
小鳥のふっくらした姿は十分魅力的だが、特徴はそれだけではない。鳥飼いさんなら共感するであろうポイントは「小鳥の体臭」。個体によってさまざまだが、匂いをかぐと穀物やバターのような香りがするのだ。

「小鳥が診られる動物病院」を
小鳥を飼うために必ず抑えておきたいのは「小鳥が診られる動物病院」を把握しておくこと。動物病院は多数あっても、小鳥を診察できる獣医師がいるとは限らないので、事前に診察が可能かを確認しておきたい。

小鳥にとってNGの植物がある
小鳥にとっては危険なもののひとつに観葉植物がある。意外かもしれないが、小鳥にとっては毒性があり健康を害するものもあるので注意したい。特に放鳥時は他の部屋に移動させるなどの対策をとろう。

栄養バランスのとれた餌をあげよう
小鳥にとって必要な栄養素は、タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル。人間と同様、これらの栄養素が含まれたエサなどを意識して食べさせてあげたい。
『トリ扱い説明書』は小鳥専門の病院、森下小鳥病院の獣医師・寄崎まりをさんの監修と、寄崎さんのエッセイも同時に収録されている。鳥野さんが描く小鳥への愛情あふれる漫画に加え、飼育の知識も身につく内容だそう。
小鳥と「運命の出会い」がありそうな人も、すでに一緒に暮らしている人もチェックしてみては。