2023年3月10日

『花粉症の店員しかいません』酒屋さんの遊び心を感じる貼り紙の文に「涙目になりそう」と同士の激励集まる

「共に乗り切りましょう」の一文がしみる
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京都の酒屋さんが店内に掲示した張り紙の文章がTwitterで話題になっている。
「花粉症の店員がいます」と書かれた「がいます」の部分を線で消し「花粉症の店員しかいません」と書き換えているのだ。

手書きの修正。店員さんは次々花粉にやられてしまったのか…?

貼り紙の画像を投稿したのは、京都の西陣に店舗を構える山岡酒店~地ビールいろいろ~(@yamaokasakeya)さん。

投稿には花粉症を持つTwitterユーザーから「最後の一文に、全花粉症の私が涙目です…」「涙が止まりません(感動のせいか花粉のせいかは不明)」と気遣いに感動する声や、「がんばってください!」と激励する声が集まった。

もともとこの貼り紙は、新型コロナウイルスの蔓延のなか、お客様にいらぬご心配をお掛けせずに済むようにとおととしから始めたものです

上記のツイートでわかるとおり、貼り紙をしたのは花粉症をお知らせするだけでなく、他の病気でマスクをしていると心配させないためとのこと。お客様を思う気持ちに接客業の矜持を感じる…!

今、花粉症の店員さんだけでお店は回っているのか? 山岡酒店さんに話を聞いた。

夫婦で仲良く花粉症に煩わされながら店を切り盛り

貼り紙を掲示した理由と、修正した理由を教えてください。

観光客の方もお立ち寄りになるという場所柄と、取り扱う商品が少々特殊で初めてお越しのお客様も多いことから、おととしからこの貼り紙を掲示しています。以前は、花粉症でない母親も店の仕事をしておりましたが先頃引退し、現在は夫婦2人で仲良く花粉症に煩わされながら店を切り盛りしております。 二重線を入れて訂正したのは、現状に合わせた内容にするためと少々の遊び心でございます。

なお、スギ花粉だけでなく、夫は黄砂、妻はヒノキに症状があり、まだしばらくはこの状態が続きます。

貼り紙を見たお客様の反応はいかがですか?

主に常連のお客様から、花粉症であることへのねぎらいや激励のお声をいただきます。花粉症で困っておられる方が多いことを実感します。

山岡酒店さんでは、今回の花粉症のお知らせ以外にも新商品の案内など、貼り紙をよく掲示しているようだ。

ほかにどんな貼り紙をしていますか?

臨時休業などのお知らせのほかは、商品のお知らせが主になります。

ほんの少しひねってみて、気になる貼り紙を作れるように挑戦しております。

確かに気になる、ガルシア兄弟のチーズ
お子さんが張り切って書いてくれた、おいしい野菜のお知らせ

山岡酒店では、日本の地ビール260種、輸入ビール50種とさまざまなお酒を扱っている。花粉症で苦しむ同士もそうでない方も、ぜひ訪れてみては。重症の方、遠方の方はオンラインショップへ!

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。