ぬいぐるみを我が子のように運ぶ母性あふれる猫さん、今のお気に入りは「黒猫」?飼い主さんに聞いてみた

ぬいぐるみを運ぶ姿にキュンとする
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まるで我が子のようにせっせとぬいぐるみを運ぶ猫さんの姿がかわいいと、Twitterで話題を呼んでいる。

黒猫のぬいぐるみをくわえて、階段を上ってくる猫さん
かなり大きなサイズのぬいぐるみだ
手慣れた様子で方向転換し、さらに上の階へ

黒猫のぬいぐるみを運んでいるのは元保護猫である「なだ」ちゃん。コンドリア水戸(@mitoconcon)さんのもとで
暮らしているなだちゃんは、寒くなると猫のぬいぐるみをコタツやベッドの中に入れるという習性があったのだそう。
飼い主のコンドリア水戸さんは、なださんが保護された当時“外で子猫を産み育てていた”という事情を説明するとともに「母性がダイナミックすぎる」とツイートしていた。

それから1年ほどたった現在のなだちゃんは、今もせっせとぬいぐるみを運んでいる。以前と少し違うのは、なぜかこの黒猫だけを運んでいるというところだ。

なだちゃんの現在の様子について、飼い主さんに改めて聞いてみた。

「黒猫」だけを運ぶのはビジュアルが猫だから?

いつから黒猫のぬいぐるみを運ぶようになりましたか?

3年ほど前になだちゃんを迎えてから、毎年寒くなってくるとうさぎやねずみ、カモノハシのぬいぐるみなどをこたつの中や猫ベッドなどに移動していました。

初めは大きすぎてあまり触らなかった黒猫のぬいぐるみも、去年くらいから頑張れば持ち運べることがわかり、秋冬によく運ぶようになりました。

以前よりはぬいぐるみに関心を持たなくなったとのことですが、この「黒猫」だけを運んでいるのはなぜだと思いますか?

他のぬいぐるみに比べて圧倒的に運びにくいのにわざわざお世話してるのは、おそらく「ビジュアルが猫だからなのかな?」と思っています。

なだちゃんはぬいぐるみを運んだ後はどう接していますか?

猫ハウスや陽の当たる窓際など暖かそうなところに運び、毛づくろいをしてあげています。また、少し高い所に登ってしばらく気にかけている様子で見守っています。

猫ハウスで見守られて大切にお世話をされている黒猫のぬいぐるみ

なだちゃんは他の同居猫さんにとってもお母さん的な存在なのでしょうか。

お母さん気質が強くて、年上のお兄ちゃん猫から末っ子猫までまんべんなく毛づくろいや添い寝をしてあげています。

そのなかでも、なだちゃんとほぼ同じ年齢のオス猫のボスに対しては、自分の子供に接するように寄りそい、体調が悪いと一日中つきっきりで面倒を見ています。

ぬいぐるみを我が子のように大切にする、なだちゃんの母性と優しさにとても癒される。

コンドリア水戸さんのTwitterアカウントでは、なだちゃんとともにマナちゃん、ことちゃん、ボスちゃん、めいちゃんとの5匹の猫と暮らす日常の様子を日々ツイートされている。興味を持たれた方は、のぞいてみては?

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